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やくみつるは──彼のマンガを読んだことはないけれど──決して嫌いなタイプではなかった、のだが……。漫画家だろうとクイズ芸人だろうと、言論の自由はある。そうはいっても、「小沢は消えろ」という発言には首をひねる。
小沢氏無罪判決・識者談話 (jiji.com 2012/04/26)
◇政界から消えるべき
漫画家やくみつるさんの話 小沢一郎元代表には、スパッと政界から消えていただきたい。この事件は、性質がどんどん変わっていった感がある。もともとは小沢元代表の収入にスポットが当たっていたものが、収支報告書の虚偽記載となり、最後は検察を裁くものになった印象だ。今回、自身は「白」と判断されたが、秘書だった石川知裕議員らの行為は有罪とされている。晩節を汚さないためにも、政界から消えるべきだ。
「この事件は、性質がどんどん変わっていった感がある」というやくみつるの指摘は正しい。ところで、なぜ変わっていったのか?「もともとは小沢元代表の収入にスポットが当たっていたもの」が、なぜ「収支報告書の虚偽記載」に変わっていったのか?「西松建設からの不正献金」という検察の見立てが間違っていたからである。
そこで検察は、振り上げた拳の降ろしどころとして「収支報告書の虚偽記載」をでっち上げたのではないか。「最後は検察を裁くものになった印象だ」それは小沢が悪いのではなく、検察が悪いことをしたからである。「石川知裕議員らの行為は有罪とされている」から「小沢消えろ」なのか?秘書三人の裁判が正しく行われたと信じているのか?
その裁判における数々の疑惑に対して何の疑問も持たないのか?「晩節を汚さないためにも、政界から消えるべきだ」これから最後のご奉公、と覚悟を決めている人間に対して、余りにこころない言葉である。
ここまで書いてきてふと気がついた。これは朝青龍を非難攻撃していたときのやり口と同じではないのか?そこでウィキペディアを参照してみると、やくみつるは過去にも似たようなことを繰り返していた。江川卓には引退して20年近くが経過した現在においても批判的。また貴乃花光司についても終始批判的、朝青龍明徳については、2007年夏のサッカー騒動を期に徹底的な批判に転じる。亀田一家との確執
このクイズ芸人にとって、小沢一郎もこの延長線上の材料だったのだろう。目くじらをたてた当方がバカだった。それにしても、やくみつるは批判の対象に、強すぎて憎まれやすい人間を上手く選んでいる。
ところで、やくみつるの言葉通り、事件は「性質がどんどん変わっていった」
不正献金事件
↓
虚偽記載事件
↓
検察による謀略事件
小沢一郎が変えたわけではない。検察とマスコミが変えていったのだが……。ここまで来れば、普通の感覚ならば、事件はでっちあげ、小沢無罪という結論にだれでも到達すると思われるのだが……。マスコミとバカ政治家は、ますます説明責任、政治的責任、道義的責任を連呼する。
彼らに残されている武器はわずかに、”秘書三人の有罪判決”だけである。「登石郁朗裁判長は証拠もないのに”推認”だけで、よくぞ有罪判決を出してくれた」と感謝の気持ちでいっぱいであろう。
「小沢一郎にはスパッと消えて貰いたい」というやくみつるの願いは、
マスコミ共通の願いであり、民主党のゴミのような議員の願いであり、自民党と共産党の願いであり、検察の願いであり、裁判所の願いであり、官僚全部の願いであり、財界の願いであり、オバマのアメリカの願いであり、そしてついには世界中の願いであるかのようである。
http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-275.html
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