http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/596.html
Tweet |
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012050102000212.html
米、TPP3分野に関心 首相、参加表明見送り 首脳会談
2012年5月1日 夕刊
【ワシントン=関口克己】野田佳彦首相は四月三十日昼(日本時間五月一日未明)、オバマ米大統領とホワイトハウスで会談した。首相が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の正式表明を見送ったのに対し、大統領は自動車、保険、牛肉の三分野で米国内の関心が高いことを初めて首相に説明した。事実上、日本に一層の市場開放を迫った発言だ。
首相は昨年十一月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で交渉参加に向け、関係国との協議に入る方針を表明したことに触れ「TPPはアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)実現に向けた道筋であるという自分の考えに変わりはない」と強調。参加表明しない代わりに、日米間の協議を前進させる努力をする考えを伝えた。大統領は、米国内の自動車産業から日本のさらなる規制緩和を求める声が特に強い現状を説明した。
北朝鮮情勢に関しては、人工衛星と主張する長距離弾道ミサイルを発射したことについて、首相が「さらなる挑発行為を防ぐことが重要だ」と指摘。北朝鮮が三回目の核実験を行う可能性があることを踏まえ、北朝鮮に自制を促す考えで大統領と一致した。北朝鮮に影響力を持つ中国やロシアに協力を求める方針も確認した。
両首脳は会談で、安全保障や経済などでの同盟深化を目指す共同声明をまとめ、共同記者会見で発表した。名指しは避けたものの、海洋進出を活発化させる中国をけん制する狙いがあり、首相は中国の発展が世界経済にとって好機になるとの認識を示す一方で「ルールに基づいた対応を中国に求めていくことが大事だ」と指摘。大統領も同調した。両首脳は、民生用原子力協力に関する二国間委員会の設置も正式に決定。首相は都が米軍横田基地(東京都)の軍民共用化を求めていることを大統領に伝えた。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK129掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。