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小沢氏の事件で一番追求すべき問題は司法の政治利用の闇だと思う
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2012年4月30日 太陽光発電日記by太陽に集いしもの
26日の小沢氏に対する無罪判決は、違反事実を”期ずれ記載”であることと”一時的立替金の不記載”であることを明確にした上で、背景に違法献金隠しのような共謀性を問われるような犯罪性がないという判断で無罪と結論付けたものでした。至極まともな判決だったと思います。
もしこれで犯罪性を認定してしまったら、それこそ政治資金収支報告の誤記載をした過去のある国会議員の半数近くが有罪とされ消えなきゃいけなくなるわけで、法運用の平等性からいって妥当な結論だったと思います。
先の東京地裁の石川議員など小沢氏の秘書に対する有罪判決が、ガセネタにすぎないヤミ献金証言を事実と推認して下されためちゃくちゃなものだったので、日本の司法は、政治圧力でなんとでもいじれるものだと思って信用していませんでした。
いんちきくじ引きソフト導入で、まともには実在しなかった可能性が強い検察審査会ともども、”日本の司法は特定勢力の圧力で恣意的にあやつれる”と思いはじめていただけに、今回のフェアな判決はほっとした気分です。
しかし、振り返ってみると、この小沢氏の政治資金の期ずれ記載を受けてマスコミがおこした”小沢たたき=政治資金疑惑騒動”は、ずいぶん罪深いものだったと思います。
”2009年政権交代”の民主政権の流れを変節させる民主党内クーデターの後押しになり、官僚傀儡政権といわれるノダ政権に帰結し、自民党と別政党として存在する意味がないところまできてしまったわけで、"民主党内のクズな政治家が誰かを浮かび上がらせる意味ではよかった"のかもしれませんが、特定勢力の意を受けた政権交代つぶしのための世論誘導だとしたらとんでもないものだと思います。
それでも、マスコミとか野党議員の反応を見ますと、”限りなくクロに近いグレーだが、推定無罪の原則で無罪判決になっただけ””証人喚問が必要”という事実を踏まえない印象誘導が過剰でとても違和感がありました。
お金の流れもすでに明らかになっていて、いまさら聞くこともないのにいまだに不正なヤミ献金隠し事件であったかのように印象誘導しようとしている姿は、情報収集能力のある一定レベルの国民からしたら”道化の猿”にしか見えない哀れなものです。政治不信を募らせるだけのことだと思います。
だいたい小沢氏の土地取引の記載を現金支払い時点でなく登記にあわせて11月でなく1月にした程度の些細なことを大問題であるかのように大騒ぎする人間が、今回の小沢氏の強制起訴を決めた検察審査会をめぐる重大な疑惑についてまったく問題視しないのは、不思議な話です。
今回の小沢氏の強制起訴議決が、民主党内の党首選のために9月14日にむりやり仕組まれた可能性、強制起訴議決を導くために検察からの報告書でウソの報告書を組織的に作成したこと、恣意的な人選を可能にする審査員選定くじ引きソフトを発注して使用したこと、などなど一連の検察審査会をめぐる重大な疑惑こそ国会挙げて追求して、信頼を失いかけている日本の司法にてこ入れすべきだと思うのですが、検察報告書の偽造という司法の危機的問題よりも、ライバルつぶしを優先するあさましい政治家にはゲンナリさせられました。
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