http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/470.html
Tweet |
【Ddogのプログレッシブな日々】http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/36633149.html
政治資金を巡って収支報告書にうその記載をしたとして強制的に起訴された、民主党の小沢元代表に、東京地方裁判所は無罪を言い渡した。
この無罪判決は検察の調書が採用されなかった時点で決まっていたようなものだ。
<例え裁判に無罪でも、真実を語らぬ小沢は許されてはいけない。>【Ddogのプログレッシブな日々】2012/2/17(金) http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/36395990.html
今回の裁判は小沢が石川議員との共謀があったかなかったかが争点となった。だが、東京地裁 は状況証拠において小沢は限りなく黒と判断している。小沢一郎民主党元代表は陸山会の会計業務や土地購入の経緯について“秘書任せ”を強調し、「知らない」といった主張を繰り返した。だが立証するにいたらなかっただけなのだ。東京地裁は小沢元代表を無罪としたが、小沢元代表の一部の証言の信用性を「肯定できない」とし、不合理さを指摘した。
小沢元代表「裁判骨子」の一部http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120426/k10014737421000.html
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
被告人の政治的立場や、金額の大きい経済的利害に関わるような事柄については、石川ら秘書は、自ら判断できるはずがなく、被告人に無断で決定し、実行することはできないはずであるから、このような事柄については、石川ら秘書は、被告人に報告し、了承の下で実行したのでなければ、不自然といえる。
本件土地公表の先送りや本件4億円の簿外処理について、石川ら秘書が、被告人に無断でこれを行うはずはなく、具体的な謀議を認定するに足りる直接証拠がなくても、被告人が、これらの方針について報告を受け、あるいは、詳細な説明を受けるまでもなく、当然のことと認識した上で、了承していたことは、状況証拠に照らして、認定することができる。
さらに、被告人は、平成16年分の収支報告書において、本件4億円が借入金として収入に計上されず、本件土地の取得及び取得費の支出が計上されないこと、平成17年分の収支報告書において、本件土地の取得及び取得費の支出が計上されることも、石川や池田から報告を受け、了承していたと認定することができる。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
収支報告書の提出を秘書に任せきりにして全く把握していないことや、記載に責任を負う会計責任者の役割について理解を欠いていることを理由に「政治資金規正法の精神に照らして、芳しいことではない」その通りだ!
不正な資金を政治に注ぎ込んだりすることを防ぐのが「政治資金規正法」の立法の精神であるが、小沢はそれを踏みにじっているのだ・・・
小沢被告の法廷での証言や態度は変遷や不自然な点が認められ、信用できない。
立証を焦った東京地検の自滅という幸運にも小沢は恵まれた。「事実に反する捜査報告書を作成し、検察審査会の判断を誤らせるようなことは決して許されない」と東京地裁は判決で述べ、見立てに沿った捜査が問題の背景にあったと指摘。検察当局で十分に調査し、対応すべきだと述べた。
私は小沢を保守政治家と信じ20年支持してきた。ところが自由党が民主党に吸収されたことで、民主党内での己の権力基盤を維持する為、こともあろうに小沢が作った細川政権を崩壊させた旧社会党グループと結託したのだ、小沢には失望した。
結局小沢は政治信念など持っていないからそのようなことができるのだ。小沢は政局ゲーム好きで政策には関心がないからこそできる行動だとしか思えない。
今小沢を支持する人間は、小沢が反米で、愛国者だという小沢サイドと中国安企部がネット上で流しているプロパガンダを真に受けている。ちょっと考えればわかるはずだ。小沢は米国の犬から中国の犬になっただけなのにCIAと戦い真の独立を目指す愛国者だと?大笑いだ!小沢愛国者説は、中国側が画策する日米離反宣伝活動の一環だよ。小沢は自民党時代日本を米国に売り、今度は中国に売ろうとしているだけの売国奴だということに気がつかないのか!中国安企部のプロパガンダにのせられているだけの小沢支持者は単細胞としかいいようがない。小沢が政治家として辣腕をふるい山積する問題を解決するというのは幻想にすぎない。
1993年5月に出版した著書「日本改造計画」を読んだ時、さすが角栄の弟子だけのことはあると勘違いをしてしまった。「日本改造計画」の中で消費税10%に上げるべきと小沢は明確に主張している。細川内閣では7%の国民福祉税構想をぶち上げた。今の消費増税反対の立場と辻棲が合わない。
安全保障にしたって、かつては「普通の国」になるべきだと主張され、軍事力を持った国になろうと言っていた。湾岸戦争時自民党の幹事として人を出さず130億ドルでけりをつけた時反発していたのに、インド洋に補給艦を派遣中、テロ特措法を再延長すべきかというタイミングの2007年11月、当時民主党代表だった小沢は、憲法違反だと反対し、インド洋補給活動に4ヵ月間の空白を生じてしまった。政権交代を目論んでいた小沢が、自民党を困らせるためにやったにすぎない。
その上、2010年には、補給支援活動を終了した。国際的に行うべき義務を怠り、国益を損なう大きな罪を犯した。小沢は国益よりも自分の利益を優先している。政策に感心が無い人間に何を決められるというのだ!
今の小沢は政局だけしか見ておらず、ご都合主義で政治を動かしている。これは日本の政治にとって、最大の隘路であって、豪腕どころか政治の邪魔としか言いようがない。「日本改造計画」を書いた頃は、優れた政策や理念を持っているとわたしも勘違いしたが、所詮ゴーストライターが書いたにすぎない本でしかなかった。
小泉元総理が「日本改造計画」の中に書いた、小沢のやりたいことの大部分をしてしまったのがいけなかったのだろうか?あの辺りが小沢が米国の犬から中国の犬に替わった転換点だったかもしれない。
この20年間は、ある意味”小沢政局”と言ってもいいくらい、様々な局面で彼が政治を動かしてきた。それが、現在の日本の政治がここまで混迷した原因そのものだ。小沢は日本国民にとって必要な存在というより、排除、除染すべき存在だ!
小沢支持者が抱く豪腕政治家小沢というのは妄想といっていいだろう。田中角栄は官僚を自在に操ったからこそ豪腕と呼ばれた。小沢が自民党の幹事長時代、やはり官僚をある程度コントロールできていたからこそ豪腕のように見えた。しかし自民党の幹事長時代すでに官僚達は小沢の言う事に従わなかったのだ!しかもThe官僚である財務省のマペット野田首相と対立構造にある小沢に今の官僚機構は協力するわけもなく、小沢は官僚を動かせるだけの力はない。しかも次の選挙は小沢がどう頑張ろうと民主党は大敗するのは必至だ!
小沢は政界から身を引くべきだ!東日本大震災があり、貿易収支は赤字に転落。人口は減少し、経済は今後、縮小し、日本は非常に厳しい状況になると思う。こういう下り坂をどう緩やかにするのかを描くのが、政治家の役目である。小沢には、日本をどうすべきかという絵が描けていない。
小沢がしたことは、権力闘争をやり、既成政党への不信感を増幅させているにすぎないのだ・・・
日本を「普通の国」どころか、「異常な国」にしてしまった小沢の罪は深い。
小沢首相だって?・・・冗談じゃない!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK129掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。