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小沢判決で追い詰められた面々の運命は?
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2012/4/27 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆大新聞テレビは大混乱に陥り、裁判報道から政局デタラメ見通しに移り、報道の機能を失っている
小沢「無罪判決」に腰を抜かし、大混乱の大マスコミだが、まあ、往生際が悪い。しつこい。ヒルみたいな連中だ。
自分たちで「小沢はワル」と3年間あおってきた手前、「無罪判決」が許せない。
それでテレビは、判決直後から検察OBをスタジオに呼んで、ああだこうだと「それでも残る疑惑」を語らせ、悪あがきを続けている。
「有罪に近い判決ですね」などとゲストに言わせる民放番組もあった。そうやって自分たちの3年間の魔女狩り報道を正当化させているのだが、「洗脳報道もいい加減にせい」だ。
小沢弁護団のまとめ役である民主党・辻恵議員はこう言った。
「残念ながら、国民のほとんどが検察の意図や裁判の争点、内容を知らない。理解していない。その代わりに、洪水のようなバッシング報道によって、小沢さんは悪い人というイメージだけができてしまった。私が有権者にいくら説明しても、“だって小沢さんは4億円をもらって土地を購入した悪い人なんでしょう。テレビがそう言っていた”と語る人がいっぱいいる。ひどいし、怖いことですよ」
それでも、連中は何も懲りていない。
「記者たちに誤った報道を続けてきたという認識はありません。権威である検察周辺から聞いたことを報じただけで、それが報道だと考えている。だから反省とかいうものはありませんよ」(ジャーナリスト・魚住昭氏)
懲りないどころか、大新聞テレビは、自分たちの過ちに口をつぐんだまま、「次は消費増税、代表選の政局へ」なんて見通しを報じ始めた。また目くらましをはじめたのだが、チャンチャラおかしい。総括はしないし、当局の情報タレ流ししかできない能ナシの大マスコミが先行きの見立てなんて、できるわけがない。当たるわけがない。戦前・戦中のマスコミと何ひとつ体質が変わらない大本営発表の大マスコミは完全に報道機能とジャーナリズム精神を失った。
◆ようやく正常な民主党政治に戻り、消費税増税はつぶれ、野田政権は消滅する
小沢の党員資格停止が解除になるのかどうか。ゴールデンウイーク明けの焦点だが、野田首相は輿石幹事長の意向を汲んで、小沢をすんなり“座敷牢”から出すのではないか。そういう見通しが官邸周辺で囁かれている。
だが、これで野田が党内融和に進むと考えるのは大間違い。消費税増税に突き進むがゆえの浅知恵だという。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「野田首相は昨年末に『消費税増税の法案を成立させる』と公言した時から、そのためには自民党と組む、『小沢切り』もいとわないと決めている。それなので、今回、小沢さんの処分解除にそれほどの関心はない。消費税増税は自民党と一緒に実現させる、小沢グループが騒ぐなら勝手にどうぞ、という心境なのでしょう。しかし、自民党との談合みたいなことをやっていたら、必ず世論の批判を浴びますよ」
だから浅知恵なのだ。増税大連立なんて簡単にいくわけがない。
そもそも世論は消費税増税について6割が反対だ。TPPへの不信感も高まっている。強引な原発再稼働に舵を切ったことで、さらに国民の離反を招いた。そこへ、小沢の復権である。あらためて「政権交代の原点に戻る。消費増税の前にやるべきことがある」と正論を主張すれば、支持率20%の暴落野田政権は大揺れだ。
「消費増税については小沢グループ以外の中間派でも“条件付き”という人が少なくない。身を切る努力をせず、消費税アップだけでは賛成できない、という中間派は50人以上いるのではないか。小沢無罪で野田首相はますます追い詰められます」(政治評論家・野上忠興氏)
野田は結局、消費増税法案をタナ上げせざるを得なくなる。そうなれば、財務省と大マスコミに捨てられる。遅かれ早かれ自滅の運命しか残っていないのだ。
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