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野田首相に新たな障害=消費税反対の小沢氏が復権へ
2012年 4月 27日 WSJ http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_433988?mod=WSJFeatures
消費税の導入を目指している野田内閣は、政治資金規正法違反で起訴された小沢一郎民主党元代表に対し東京地裁が無罪の判決を言い渡したことで、新たな障害に直面することになった。
小沢氏は40年間にわたり波乱万丈の政治家生活を送ってきた。権力の頂点に後一歩のところに何度も上り詰めた後、政治資金規正法違反で有罪になる瀬戸際にまで追い込まれた。だが、今回無罪判決を受け、再び表舞台に登場しそうだ。
小沢氏は、野田佳彦首相が推進する消費税増税路線に、同じ民主党内で反対しているグループのリーダーだ。野田首相は無罪判決について、「司法判断だ」と語るにとどめたのに対し、小沢氏を支持する輿石東民主党幹事長は、小沢氏の党員資格停止の解除に向けた手続きを開始すると述べた。
小沢氏は無罪判決を勝ち取ったことで、今年9月に行われる予定の党代表選で野田首相に対抗して立候補するチャンスが生まれた。代表選に勝てば、首相の座を手にできることになる。
小沢氏は差し当たっては、消費税反対をこれまで以上に強く唱えるとみられている。コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授(政治学)は、「小沢氏は復権を目指し、日本の政治はますます混沌とすだろう」と予想する。藤村修官房長官は記者団に対し、「消費税法案の早期成立を求める政府の立場に変わりはない」と述べた。
民主党小沢グループには前回選挙で初当選した議員が多く、選挙基盤の弱いこれら議員は増税法案が成立した場合、次回の選挙で落選するのではないかと恐れている。すでに「ねじれ国会」に苦しんでいる野田首相にとって、約100人を数える小沢グループの存在は消費税法案の成立を一段と難しいものにしている。
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