橋下市長の本意が良く解るブログですね。
流れを簡単に書いておきます。

・20日に大阪市役所で関西の経済団体トップ3人と大阪市役所で意見交換会やった。
・関西の経済団体トップ3人のうちの一人が、なんと、今、大飯原発再稼働を目論んでる関電のトップの会長、森詳介氏

・この意見交換会でな、なんと徹ちゃんは原発の「げ」の字も口に出さなかった
※今ケンカ相手として関電を指名してる徹ちゃんが、その自ら選んだケンカ相手のトップが目の前に座ってんのにケンカの原因（＝大飯原発再稼働）について一言も言わなかった

・梅北再開発のこと延々と話してたらしい

・「コメントする機会もなかった」と言っていた関電の森会長、同じ日にツイッターで
※関経連・森会長「原子力が基幹エネルギー」　再稼働主張 http://goo.gl/YJ6TR 「関西経済連合会の森詳介会長（関西電力会長）」「安全を前提に一刻も早い再稼働が必要だ。電力不足が日常風景になることは避けなければならない」

・橋下氏は終了後、報道陣に、「政権は安全と言うが、科学者は言っていない」「政権の安全宣言に国民はだまされるな」と、政府の対応をやり玉にあげた

結論
こんな熱い脱原発の信念があるのなら面と向かって関電会長に言えばよかったのに、チキン橋下の面目躍如ってとこでしょうか？

住民に対する市政より、関電・財界に対して原発反対と言わないのが橋下流。
下手に言うと関電から「営業妨害」で訴えられるかもね。
住民の反原発意志を煽るだけ煽って、自分は責任丸投げするのは、まるで光市母子殺人の弁護士軍団を非難して懲戒処分を申請しろ！と煽りながら自分は何もしていない行為と同じじゃないですか。
関電から訴えられたら、逆に東電で放射能被害をどうするのか「補償」の内容や政策の実態を明らかにして欲しいね。
これで原発政策はとんでもない！と解れば、民間発電会社がビジネスチャンスが生まれ、電柱配線を地中に埋め、ライフラインなどと共同溝として管理すれば何度も掘り返す事も減り、民間企業の電気やガス、通信ラインが設置しやすくなるかも知れない。
大阪ガスが火力発電を行い、その廃熱で温水を家庭へ配れば二酸化炭素の削減にもなる。
関電が無理して原発の電気を売りつけるのが嫌なら電力会社を住民が「選択」できるのが、これこそ資本主義でしょ。
水道を民営化と叫ぶのなら電力会社も他社が参入しやすいように進めるのも行政判断。

どうしますか？橋下市長さん。