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小沢氏、無罪判決だが、さらなる検察審査会、検察の不当性を追求すべし。
http://31634308.at.webry.info/201204/article_26.html
2012/04/26 23:01 かっちの言い分
小沢氏無罪でまずは良かった。本当に良かった。松木謙公氏が涙ぐんでいた気持ちがよくわかる。有罪では天国と地獄である。
しかし、大善裁判長は、1)検察審査会の有効性を認め、2)虚偽の記載も認め、3)秘書から報告を受けていたが、共謀までは問えない、ということで無罪とした。無罪にしたこと自体に文句は言わないが、1)、2)を認めたことで、この判決を受けて、早くもマスコミ、野党は、またまた「道義的責任だ、説明責任だ」と国会で証人喚問を求めていくと喚いている。つまり、あくまで小沢氏に活動されては困るということである。まだ決して安心などは出来ない。まだ手を抜いてはいけない。逆に攻めるが勝ちである。
今回の各局のTV放送に必ず出演しているのが、ヤメ地検特捜部長である。テレビ朝日の解説者は新顔であるが元特捜部検事で、無罪判決が如何にも残念そうであった。今回の判決はグレイな判決であり、もう一度違う裁判長なら違った判決が出るかもしれないので、控訴する価値は十分あると述べた。是非やるべきという言い方であった。実際に、このような反応を見て、指定弁護士も、自分たちの主張がほとんど認められているので、控訴を検討すると言っている。
しかし、昨日も書いた元特捜副部長であった若狭弁護士は、控訴するにしても控訴審査で、今回の争点となった共謀の証拠として新たな証拠が提示出来ない限り、裁判所は控訴を受け付ける可能性は低いと述べた。しかし、この裁判が自民党の麻生内閣の時から、さらに菅内閣、野田内閣と引き継がれ、小沢氏を失脚させるための暗黙の動きであることを考えれば、安心は出来ない、当然どこかの筋から指定弁護士の方に、控訴してほしいと闇の声が行っているかもしれない。与党内からも野党、官僚からも、もう少し小沢を動けないようにしておけと、暗黙の伝達があるかもしれない。
今回の判決で無罪となって、取りあえずホットしたが、強制起訴の直接の原因となった検察審査会の審査委員の疑惑は、検察側の虚偽報告書の解明は手を抜くことなく追及しなければならない。大善裁判長も、検察の虚偽報告書は「あってはならないこと」と言い、検察内部で適正に処理すべきと述べている。
これを受けて、検察も当然何らかの動きをせざるを得ない。特に八木氏が代表の
「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」は、最高検察庁に新たな告発状を提出した。被告発人は、
偽計業務妨害 刑法233条
・佐久間達哉(法務総合研究所国連研修協力部部長)
・木村匡良(東京地方検察庁公判部副部長検事)
・大鶴基成(元最高検察庁公判部部長検事)
・斉藤隆博(東京地方検察庁特捜部副部長検事)
・吉田正喜(元東京地方検察庁特捜部副部長検事)
であり、大善裁判長の指摘(糾弾)と相まって追及していかなければならない。告訴された検事を身内が調べ、起訴か、不起訴にすること自体、3権の分立の考えから外れている。検事が告訴された案件は、例えば国会内の第三者委員会によって調査し評価しない限り、公正な調査、決定は出来ない。
民主党の輿石幹事長は、無罪となったので次の常任役員会で小沢氏の党員資格停止の解除をしたいと述べたが、口先番長の前原が三審制で控訴があるかもしれないから慎重に決めるべきと述べたという。この意味は、暗に民主党の執行部が、指定弁護士に控訴してもいいですよというシグナルを発信していることになる。小沢氏に前面に出て来られたら、今までのような、やりたい放題の悪行が水の泡となるため、役員会では野田首相らの意向を汲んで発言するのであろう。
小沢氏は、先日の政経フォーラムの雰囲気では解散が無い限り、このまま代表選挙になれば候補者として出てくると考えている。今日、テレビで政治ジャーナリストの伊藤氏は、秘書が3名も逮捕されているので、代表選挙には出ることは出来ないだろうと言った。
逮捕された真理も見ずに、そのようなムードを作っている。小沢氏もここまで来れば、人に何と言われようとも、自分が表に出ないと話が進まないだろう。またマスコミは小沢氏グループには新人がたくさん居て解散はしたくないだろうと言っている。これは本当だろうか?確かに民主党の看板のままではそうかもしれないが、小沢新党となれば事情は違うと思っている。
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