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小沢元代表、受け継いだ金脈政治…「力はカネ」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/558667/
2012/04/26 16:00更新
田中角栄氏、金丸信氏という、時の権力者を「オヤジ」と慕い、自らも政界の実力者に上り詰めた小沢元代表。元秘書3人の逮捕から始まった一連の陸山会事件では、両氏から引き継いだ「金脈政治」の実像も浮かび上がった。
小沢元代表は、衆院議員の父の急逝をきっかけに27歳で政界に身を投じた。この時、選挙支援にあたったのが田中氏だった。「正法(まさのり)にだぶったよ」。幼少時に病気で亡くした長男と同じ生まれ年の小沢元代表に、並々ならぬ愛情を注いだ。
田中氏は公共工事を掌握することで建設利権を集中させ、業者から吸い上げた資金を背景に一大派閥を形成。ロッキード事件で起訴されてなお、「闇将軍」として君臨した。小沢元代表は6年9カ月、191回行われた田中氏の1審公判に通い詰めたとされる。
田中氏の建設利権を引き継いだ金丸氏の後ろ盾で平成元年、47歳の若さで自民党の幹事長に就任すると、“剛腕”の異名を取るように。翌年の総選挙では、経済団体連合会の傘下企業から資金300億円をかき集めたという逸話が残る。
「政治は数」「数は力」「力はカネ」−。その教えを体に刻みながらも、失脚した2人の師を「反面教師」と公言。折に触れ「政治改革」を強調した。政党助成金制度導入を柱とする平成6年の政治改革関連法案成立にも尽力。企業・団体献金の制限を実現させるなど手腕を発揮した。だが、政界関係者は「新しい制度は作るが、骨抜きにしておくのが『小沢流』。法の“抜け道”を熟知している」と解説する。
今回の公判でも、小沢元代表が脱法行為に関与した疑惑が明らかになった。陸山会が21年、関連政治団体から政党支部を介して3億7千万円の「迂回(うかい)献金」を受けた問題で、池田光智元私設秘書は、事前に小沢元代表から相談を受けたと証言。「直接では上限額があるので、他団体からであれば(献金が可能)という説明をした」と明かした。
2人の「オヤジ」から政治を学び、「生き写し」とも称される小沢元代表。だが、元秘書の一人は「『ココロ』があるかどうか。田中・金丸と小沢には大きな違いがある」と語る。
田中氏がロッキード事件で実刑判決を受けた後、後の竹下派「創政会」の立ち上げで発起人に名を連ね、「クーデター」の首謀者となった。金丸氏に対しても脱税で起訴され失脚した後、8年に死去するまで連絡はしなかったとされる。時に、恩人を裏切ることもいとわない冷淡さも持ち合わせる。
そして、一貫性のない姿勢も露呈した。「政治資金規正法違反者を公民権停止処分にし、言い逃れを封じるため連座制も強化する」。著書「日本改造計画」(5年)では「政治とカネ」に対する政治家本人の責任を強調した。
だが、自らの公判では「秘書に任せていた」と繰り返し、政治改革を推進した“剛腕”ぶりは影を潜めた。
投稿者コメント:相変らず酷い。週刊誌以下の新聞。
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