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小沢判決が裁判官だけの一存で下せるはずがない
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2012年04月25日 天木直人のブログ
あすの小沢判決を控えてさすがに各紙とも小沢裁判の特集記事を
書いている。
その記事の中で共通に語られていることがある。
それは小沢判決がこの国の政局に及ぼす影響である。
たとえば朝日はこう書いている。
「・・・野田政権の運営にも影響するだけに、政界全体は判決を
注視している。仮に有罪なら最大勢力を率いる小沢氏の求心力低下
は避けられず、党内には『除名するしかない』との声も出ている。
無罪の場合は、(小沢)復権への足がかりになりそうだ・・・」
ほかの各紙も小沢判決がその後の政局に与える影響の大きさに
ついて同様に書いている。
実際のところ小沢判決が有罪と出るか、無罪と出るかの違いが
政局に与える影響は、様々な化学反応を引き起こしてこれら報道が
書く以上に大きいものとなる可能性がある。
メディアもそれを知っているからこそ抑えて書いているのだ。
そのように政治的に重要な影響力を及ぼす小沢判決を司法官僚で
ある裁判官が「法と良心」のみに従ってみずからの一存で書ける筈
がない。
裁判官人事を牛耳っている最高裁の竹崎博允長官が黙って見て
いるはずはない。
三権分立とは名ばかりのこの国の最高裁は時の政権の従属物の
ようなものだ。
そして竹崎最高裁長官は歴代の最高裁長官の中でも司法官僚の
見本のような人物だ。
最高裁が小沢判決について野田政権に事前の相談をしない筈はない。
相談を受けた野田政権がわざわざ自らに不利になるような判決を
許す筈がない。
そうなのだ。
国策逮捕で始まった小沢事件は国策判決で終わる宿命にある。
そして皮肉にも、もはや彼らはどのような判決を下せば彼らに
とって有利になるのかを見通せなくなっているのではないか。
無罪判決では自己矛盾になる。
しかしだからと言って有罪判決にしたからと言ってそれが野田
民主党政権にとって有利になるとは限らないのだ。
有罪にしろ無罪にしろ、その判決が彼らにとってどう転ぶかは
もはや彼ら自身にとってもわからない展開に発展してしまった。
国策捜査を画策した時点で彼らは大きな間違いを犯したという
ことである。
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