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民主党:「小沢系」の辞表受理
http://mainichi.jp/select/news/20120424k0000m010088000c.html
毎日新聞 2012年04月23日 21時56分(最終更新 04月23日 23時31分)
民主党は23日の党役員会で、小沢一郎元代表を支持するグループを中心に30議員が提出していた党役職の辞表受理を決定した。辞表は3月末の消費増税法案閣議決定に抗議する形で提出されたが、輿石東幹事長ら党執行部は受理せず沈静化を待つ「ウヤムヤ作戦」をとってきた。26日に予定されている小沢元代表の政治資金規正法違反事件の東京地裁判決を前にいったん懸案を処理し、判決後のフリーハンドを確保する狙いとみられる。
輿石氏は23日の記者会見で、受理について「いろいろ考えてこのタイミングにした」と述べるにとどめた。無罪判決が出た場合は元代表の党員資格停止処分を解除する考えを示しており、受理しないまま処分解除に動けば「小沢寄り」との批判を受けるのは必至。一方で有罪判決後の受理は「小沢離れ」と受け取られかねない。野田佳彦首相と元代表の間で中立を保つことにより影響力を強めてきた輿石氏としては、判決前に受理せざるを得ないと判断した。
ただ、野田首相を支持する党内主流派は、消費増税法案に反対する小沢元代表の復権を警戒する。前原誠司政調会長は20日のBS日テレの番組収録で「裁判は3審制。判決が固まるにはまだ時間がかかる」と1審判決段階の処分解除に慎重論を展開。輿石氏は23日の会見で「それはそれでごもっとも。現実に(判決が)出た時に結論を出せばいい」と判決後に党内議論を進める考えを示した。
これに対し、小沢系議員は23日、元代表を強制起訴した検察審査会の正当性を衆参両院の法務委員会で検証するよう求める要請書を両院議長に提出。要請書は検察審査会について「強制起訴という強大な行政権行使に誰も責任を負わない」「起訴議決が適正かの検証が事実上不可能」と批判する内容で、賛同する民主、社民、無所属などの衆参136議員が署名し、「数の力」を誇示した。
小沢元代表は20日の自身のパーティーで「苦しい期間だったが来週白黒がつく」、18日もインターネット番組で「天命ならどんな役割でもする」と復権への意欲を強調する発言を繰り返している。野田首相は23日のTBSの番組収録で「法案の審議、採決までにはぜひ理解をいただき、協力してもらいたい」と小沢元代表をけん制。判決後をにらんだ駆け引きが激化している。【高橋恵子、光田宗義】
◇
民主党は23日、辞表受理で空席となった幹事長代理を一川保夫参院幹事長が兼務し、総括副幹事長に笠浩史衆院議員を充てる人事を内定した。木内孝胤、平山泰朗両衆院議員が提出した離党届に関しては「2人が所属する東京都連との調整が必要」(松井孝治筆頭副幹事長)として受理の判断は大型連休明けに先送りされた。
◇党役職の辞表受理された議員
23日の民主党役員会で党役職の辞表が受理された議員は次の通り。敬称略。(参)は参院議員。※印の付いた議員は兼務していた政調会長補佐も辞任。
▽幹事長代理=鈴木克昌▽総括副幹事長=樋高剛▽副幹事長=古賀敬章▽幹事長補佐=村上史好、大西孝典、萩原仁、畑浩治、京野公子▽総務委員長代理=辻恵▽総務副委員長=加藤学、※笠原多見子▽企業団体対策副委員長=木村剛司、石井章、金子健一、水野智彦、※木内孝胤▽広報副委員長=福嶋健一郎、石原洋三郎、三宅雪子、岡本英子、大山昌宏、玉城デニー▽政調副会長=松崎哲久、横山北斗、階猛、中村哲治(参)▽政調会長補佐=菅川洋、石山敬貴、大谷啓、友近聡朗(参)
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