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小沢裁判:「虚偽報告書」不起訴処分?・・・検察の本音はどこに? (政経徒然草) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/278.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 4 月 23 日 12:14:04: igsppGRN/E9PQ
 

小沢裁判:「虚偽報告書」不起訴処分?・・・検察の本音はどこに?
http://haru55.blogspot.jp/2012/04/blog-post_23.html
2012年4月23日 政経徒然草


小沢さんの裁判の1審判決が近づいてきた。
大方の予想は「無罪判決」だが、安心はできない。
一部で「虚偽報告書不起訴処分」という情報が流れているが、そもそも現時点での正当な手順を考えれば、「検察審査会に差し戻す」というのが通常のあり方だろう。(強制起訴も裁判も、なかったことになる。告発の内容の正当性も含めて最初からやり直し)
虚偽云々は別として、検察審査会の議決に大きな影響を与えたことは間違いのない捜査報告書に事実とは違う供述が架空記載されていたわけであるから、検察審査会の審査をやり直すというのが妥当な判断のはずだ。検察審査会の議決を左右した重要な証拠の証拠能力が大きく毀損されたわけだから、当然のことである。
通常の裁判でも「差し戻し」だろう。
しかし、ここに今回の裁判の複雑さがある。法的にも検察審査会に差し戻すことは想定されていないだろう。

今回の裁判の大きなポイントはここにあるように思う。
虚偽か思い違いなのか(悪意があったことは間違いないと思うが)は別として、検察は改竄(架空の供述を記載)した事実を認めている。
改竄した証拠(捜査報告書)を元に検察審査会の「起訴相当議決」が出されたわけであるから、検察審査会の議決の正当性が疑われるのは当然のことである。

では何故、 「虚偽報告書不起訴処分」と言う情報が検察からリークされているのだろう。
まず考えられるのは「判決の結果に影響を与えなかった。」という理由が元になっているのではないかということである。つまり「無罪判決」だから、結果として「虚偽の捜査報告書」は判決に影響を与えなかったという理屈だ。
これが「有罪判決」であれば、検察審査会の議決の正当性が問われることになり、当然のことながら虚偽の捜査報告書が問題としてクローズアップされることになる。そのことについての追求が続くことになる。

何度も書くが検察は捜査報告書の改竄 (架空の供述を記載)を認めている。この事実は動かし難い。そして、この改竄された捜査報告書が検察審査会の議決に大きな影響を与えた事実も動かし難い。本来であれば「検察審査会の議決は無効である」という裁判所の判断が出て当然である。

アメリカの法廷ドラマでは、証拠に改竄が認められれば、其の時点で裁判はストップする。其の証拠の関係者は証言が出来なくなる。
今回の裁判でも、本来の姿は捜査報告書の改竄(思い違いであろうが、それは関係ない)を田代検事が認めた時点で裁判を打ち切るのが本来のあり方だろう。
一つだけの思い違い(検察の言い分どうりに取れば)による捜査報告書への架空供述の記載として捉えるのではなく、それが他の供述調書や捜査などにおいても、同様のことが行われていたと考えるのが本来の検察の捜査の常道であるはずだ。自分達の組織にだけは、検察捜査の常識を覆すと言う都合のいい言い分を、そのまま鵜呑みにするわけにはいかないと思う今日この頃である。

 

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コメント
 
01. 2012年4月23日 12:40:51 : XSLulL8Epo
果たして、劣化著しい法曹会でそういったバランスをみた判決が出せるのか?
もう、行くところまで突っ走って自らつくったガン細胞に犯されて自滅するのではないかと
思っています。
小沢を潰したら次は橋下が食い込んでくるだろうこの状況でいたずらに敵を作らない判決を容認しなければならないと思うと虚しくなる。
徹底的に戦うから推認出してしまえよ。

02. 2012年4月23日 13:10:02 : F9w2PGqqnA
小沢氏が無罪となり「虚偽報告書は判決に影響しなかった」という理屈は無理でしょう。
 検察審査会での「起訴相当議決」により起こす必要のなかった裁判が開廷され、余計な税金が無駄に使われた分けですから。

03. 2012年4月23日 13:53:49 : Q2EfZ4Lono
余計な税金が無駄に使われたのは確かだが、その間に米国官僚の操り総理・
野田が馬鹿をさらして不毛な政治ごっこをやっている。
少なくとも一般国民が搾取される消費税増税、TPP 
これも理由がよくわからない外国への多額の援助。
やるべきことをやらないで、官僚マスゴミの操作で動いているように見える。
こういった一般国民の損失は計り知れない。

04. 2012年4月23日 13:55:24 : VzWFgrFWrw
犯罪者に対してその容疑事実を鋭く追及し起訴に持ち込み裁判で決着させる。
今まで為されていたそのお仕事がなぜ身内に対しては行われないのだ。

畢竟自らの存在を否定する行為と言わざるを得ない。


05. 2012年4月23日 14:37:24 : 1MWj0vA1tY

この役立たずが、と怒鳴られているのが
検察と裁判所である。
司法が怒鳴りまくられているのだ。
戦後、何のためにおどれ等に甘い汁を吸わして来たと思ってるんだ!
と怒鳴られている。
ここで小沢を無罪にでもしたら怒鳴られるだけでは済まない。

http://esashib.web.infoseek.co.jp/ozawa01.htm
http://blog.goo.ne.jp/fugimi63119/e/29ccca663b23645d9044876e57310274

誰が怒鳴っているかって?
日米安保詐欺同盟の盟主様に決まってるがな。


06. 2012年4月23日 15:34:50 : Ejc5Yj4gjo
検察審査会の疑義で戦えばおのずと正義が勝つ。

負けてはいけない。
検察の大掃除、特察は解体の上、消滅しないといけない。
悪の温床である。


07. 2012年4月23日 15:44:14 : 8xRegRv4xk
産経は3月16日に「虚偽の捜査報告書、上司指示で書き換えか、複数検事 関与の可能性」って記事を書いたのに、「不起訴」で何事もなかったかのようにスルーとは!

産経だから、恥ずかしいとは思わないんだろうなぁ。


08. 2012年4月23日 16:39:22 : 9uJSbIFFnE
> つまり「無罪判決」だから、結果として「虚偽の捜査報告書」は判決に影響を与えなかったという理屈だ。
これが「有罪判決」であれば、検察審査会の議決の正当性が問われることになり、…

この理屈で、「だから無罪判決が出るだろう」と予測する人も多いが、どうだろうか。
この予測が成り立つとするなら、
「結果的に無罪になるんだから虚偽の捜査報告書の件は勘弁してよ」という、
子供染みた言い訳が通ると検察が考えていることになるが、
検察は“そういう点で”そこまで白痴であろうか?
そんな言い訳を通してはいけないし、無罪だろうが有罪だろうが、
虚偽の捜査報告書の件はとことん追求しなければならないはずだ。

後段も同じ。
引っくり返すと、「無罪なら検察審査会の議決の正当性が問われることはない」になるが、これも、無罪だろうが有罪だろうが、議決の正当性を問わなければならないのは当然のこと。
現に、森ゆう子議員の主導で、その方向性での追求が始まっている。
検察は、そんなことも分からずに、
「無罪になるんだから、検察審査会の正当性も不問に付してちょうだいよ」という屁理屈が通ると考えるだろうか。
検察が(そういう点で)そこまでバカだとは思わない。

ゆえに、検察が虚偽の捜査報告書問題で不起訴にするとしたら
それは今まで通りの悪辣なやり方をまたやっただけだ、と考える。
言わば、厚顔無恥の、なりふり構わずの中央突破。
もしかすると、先の屁理屈の言い訳も「通ってくれ」と願っているのかもしれない。
「通るかも」と一抹の希望を抱いているのかもしれない。
今までと同じように、国民の多くがダマされることに期待しているのかもしれないが
そうは問屋が卸してはいけないのだ。

最後に大筋には影響しないことですが
> そもそも現時点での正当な手順を考えれば、「検察審査会に差し戻す」というのが通常のあり方だろう。

第一審に「差し戻し」という決定はないですよね。
これが高裁なら地裁に、最高裁なら高裁に、それぞれ「差し戻す」という判決というのか決定はあっても、第一審(地裁)が、起訴をした「検察に差し戻す」という手順はないでしょう。
「差し戻し」を言うなら、公訴棄却ですね。
「公訴棄却の判決(刑事訴訟法第338条)」です。
「公訴提起の手続がその規定に違反したため無効であるとき」を理由として。


09. 2012年4月23日 17:04:00 : CqLAfJCz8g

甘い!

有罪ありきで周辺情況は進んでいる。

日米主脳会談が、中央突破の号砲だ。



10. 2012年4月23日 17:54:20 : 3qYgRQtslk
津波で流されたサッカーボールが米国西海岸で拾われた。
拾った人が米軍のレーダーサイト勤務者
この時期に何かにおうと感じるのは私だけかな?

アメリカ人には友人もおり好きですが、米国は好きになれない、どちらかと言えば嫌い。米国がらみの話はまともに取れないのが悲しいです。


11. 2012年4月23日 18:20:07 : 1u7UBJtLEA
>まず考えられるのは「判決の結果に影響を与えなかった。」という理由が元になっているのではないかということである。つまり「無罪判決」だから、結果として「虚偽の捜査報告書」は判決に影響を与えなかったという理屈だ。

こういう理屈はあり得ないよね。
殺人未遂だとかすべての未遂罪はありえないことになってしまう。
これではこれからの検察、警察は治安を維持できないんじゃありませんか。


12. 2012年4月23日 18:40:02 : rTO4JCUfKk
>>11

まったく意味不明。
未遂とか既遂は刑法(実体法)の問題であり、捜査や公判のあり方(手続法)とは次元が違う。手続きに違法があれば未遂罪による処罰ができないのは当然の事。
基本的人権尊重の考えからすれば、治安維持より手続き的正義が優先する。
治安維持のために手続きが疎かになっていいはずがない。


13. 2012年4月23日 18:46:08 : rTO4JCUfKk
>>08

言いたいことはわかるが、無罪や公訴棄却であれば少なくとも裁判所は「捜査報告書等の違法性については、判決に影響を与えないので判断しない」として逃げることは可能。有罪であれば、有罪判決の前提となるから逃げられない(控訴審、上告審のどちらかで全面的に争われるので無視できない)、その差はある。


14. 2012年4月23日 19:14:27 : t9M2KfINao
読売に検察のリークがあっただろう。

「検察は起訴立件するに足る理由がないと見ており田代の上司もそう認識していたので検察が意図的に有罪を誘導したことはないとみている。

ちゃんちゃらおかしいがこれは田代を不起訴にするための言い訳。

なら無罪の可能性が強い。検察の当時の判断は「不起訴」だったと逃げられる。

しかし検察、裁判所の許し難い大犯罪は明白だ。捏造はあくまで追求すべきだ。


15. 2012年4月24日 09:49:58 : 5mLzBGNdZw
>では何故、 「虚偽報告書不起訴処分」と言う情報が検察からリークされているのだろう。


これがリークの段階であれば、
当然、「国民の反応を探るためのジャブ」です。

国民の反応(怒り)が大きければ「無罪」
国民の反応(怒り)が小さければ「有罪」

つまり、大善裁判長が
ネットを見ておれば恐ろしくて有罪などできやしない。
ネットを見ていなければ、国民の反応は小さいと判断するかも・・・。

唯一の救いは、
森議員ほか約140名の国会議員による検察審査会疑惑の国会内究明活動の発足と、
郷原、江川両氏による「捏造報告書」の実体究明に関する要望書が法務大臣に提出されたことを、
“大きな国民の反応”と捉えて貰えば、「無罪」と言わざるを得ない。
・・・・・。


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