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小沢裁判:部分で全体像を問う朝日新聞の解説・・・本末転倒の論旨 (傍観者の独り言) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/241.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 4 月 22 日 08:48:24: igsppGRN/E9PQ
 

小沢裁判:部分で全体像を問う朝日新聞の解説・・・本末転倒の論旨
http://blog.goo.ne.jp/nonasi8523/e/f5696e26276962aebd6df102283eef4e
2012-04-21 23:18:09 傍観者の独り言


21日の朝日新聞の特集記事『陸山会事件26日判決ーー公判ダイジェスト』(小沢元代表 VS 検察捜査)で、村山治・編集委員が解説『規正法の欠陥 浮き彫り』で小沢裁判の意義の一つに、政治資金規正法の欠陥を浮き彫りにしたとし、判決は予断を許さないと論説しています。
この論旨は、政治資金規正法云々での判決の予想であるが、陸山会事件は、西松献金事件から起点で、陸山会土地取引の収支報告書虚偽記載かどうか、小沢一郎氏が虚偽記載に共謀が問われているが、何故、検察が小沢一郎事務所だけを捜査し秘書を逮捕・起訴したかが全体像の本質であり、虚偽記載の共謀など枝葉末節の部分で本末転倒の論旨ですね。

朝日新聞の全ページ特集記事『陸山会事件26日判決ーー公判ダイジェスト』(小沢元代表 VS 検察捜査)は、小沢事件・裁判の経過、指定弁護士と小沢氏側の主張を記載し、村山治・編集委員が「規正法の欠陥 浮き彫り」の見出しで論説を掲載しています。
全文を転載すると、

”「規正法の欠陥 浮き彫り

 小沢一郎氏の裁判の意義の一つは、政治資金規正法の欠陥を改めて浮き彫りにしたことだ。
 同法は政治団体の収支報告書の記載・提出義務を、会計責任者に負わせている。理由は「政治家を複雑な会計実務から開放し、政治活動に専念させるため」とされる。この規定が、刑事責任追及から政治家を守る防波堤になってきた面がある。疑惑が浮かんでも、政治家は「知らなかった」と言い張れた。
 このため、検察は戦後長い間、政治家と会計責任者ら秘書との具体的で明白な共謀の証明ができない限り、政治家の摘発は困難との立場をとってきた。しかし、国民から選ばれた検察審査会は小沢氏の起訴を求めた。
 国会での説明を拒んできた小沢氏が、民意が求めた法廷の場で「収支報告書は秘書に任せ、報告を受けていない」「記憶にない」と繰り返した。国民にこの説明はど写ったであろうか。

 小沢氏の裁判でさらに特筆すべきは、検察捜査のずさんな実態が次々に明らかになったことだ。
 東京地裁は、石川知裕議員らの元秘書に対する検事の取り調べを、「虚偽供述に導く危険性の高い違法・不当なもの」と断じた。石川議員が語っていない事実を記載した操作報告書の存在も、隠し録音で発覚した。
 小沢氏の裁判で明らかになった捜査の問題点は、大阪地検の証拠改ざん・犯人隠避事件で指弾された検察組織の病弊と根を同じくするものだ。検察は徹底捜査で事実を明らかにし、改革に生かすことが求められる。

 さて、小沢氏は有罪なのか、無罪なのか。
 土地代として4億円を小沢氏が提供して決済し、その直後に小沢氏が同額の銀行融資を受けて陸山会に貸し付けたのに、収支報告書には片方の4億しか記載されていない。−−−という客観的事実はある。『石川議員の引き継ぎで、収支報告書のあと処理を小沢氏に報告した」とする池田光智元秘書の調書も証拠採用されている。
 法曹関係者の間には間接事実と池田証言などから、共謀を認めて有罪判決を導けるという声がある。その一方で、共謀を証明する証拠が希薄なことから、疑わしきは罰せずの原則に立って小沢氏を無罪にする声も多い。
 裁判官が指定弁護士と弁護団のどちらのストーリーに説得力が感じているか。予断を許さない。」”

と解説しています。

当方は、この村山治・編集委員の論説を斜め読みし、バランスのある簡潔に要約している印象と小沢裁判は「そんな些細な法律的な話なのか」と違和感を覚え、精読し、小沢一郎氏の一連事件を、検察審査会の議決を「民意」と是認とし、収支報告書の虚偽記載を前提で、虚偽記載の共謀の是否の法律論です。
小沢事件は、西松献金事件が起点とした小沢一郎氏への恣意的な「小沢抹殺」の国家権力の乱用という全体像を収支報告書へ記載の些細な事案にし、法律論で犯罪性を語っていると思えますね。
部分的な事柄を法律的な是否で全体像の犯罪性を問う論旨ですね。

朝日新聞の記事では、陸山会事件を、10年1月13日 東京地検特捜部が小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」を捜索を起点と記載しているが、小沢・陸山会事件は、09年3月の西松献金事件が発端で、西松献金事件の公判の見通しが不透明なり、西松献金事件で捜査中に収支報告書に4億円の記載漏れを、東京地検特捜部が事件化し、市民団体が小沢一郎氏も告発し不起訴処分を、市民団体は検察審査会に申出により、強制起訴となったのです。
事件は、西松建設献金の収支報告書の虚偽記載容疑による強制捜査・秘書逮捕起訴が起点であり、収支報告書の記載云々の共謀など枝葉末節のなのです。

村山編集委員の論説を考察すると
陸山会事件を、タイトルにあるように、政治資金規正法の欠陥を問題視していますね。
収支報告書の記載・提出義務を会計責任者に負わせているので、政治家は、「知らなかった」と政治家を守る防波堤になっており、検察は、政治家と会計責任者ら秘書との具体的で明白な共謀の証明ができない限り、政治家の摘発は困難との立場であったが、国民から選出された審査員による検察審査会は、小沢一郎氏に強制起訴を議決したと。
村山編集委員は、前段で、検察は、小沢一郎氏を政治資金規正法の欠陥で起訴できなかったが、検察審査会を民意とし、民意が小沢一郎氏を起訴し、犯罪の是非を法廷に求めたと論じていますね。

そして、”「国会での説明を拒んできた小沢氏が、民意が求めた法廷の場で「収支報告書は秘書に任せ、報告を受けていない」「記憶にない」と繰り返した。国民にこの説明はど写ったであろうか。」”と、小沢一郎氏は説明不足の上、法廷では都合の良い弁明を繰り返し、果たして政治家の資質として疑問ではないかと投げかけていますね。
まるで、小沢一郎氏は、政治資金規正法の欠陥を自己防衛に悪用し、検察が不起訴にしたが、検察審査会がNOを結論したことは市民感覚では当然であり、そんな小沢一郎氏は政治家の資質はないという論調ですね。

そして、小沢裁判では、検察捜査のずさんな実態が明らかになったとしているが、ずさん捜査ではなく、大膳裁判長は、組織的な違法・不当捜査と指弾しているのです。
「ずさん」という手抜きではなく、小沢抹殺を「小沢 VS 特捜部」の全面戦争とした国家権力の乱用で検察の組織的な違法行為であり、問われるのは組織的違法行為の検察なのであり、本末転倒の論調です。

村山編集委員は、結語に、”「小沢氏は有罪なのか、無罪なのか。」”と投げかけのスタイルをとっているが、
”「土地代として4億円を小沢氏が提供して決済し、その直後に小沢氏が同額の銀行融資を受けて陸山会に貸し付けたのに、収支報告書には片方の4億しか記載されていない。−−−という客観的事実はある。『石川議員の引き継ぎで、収支報告書のあと処理を小沢氏に報告した」とする池田光智元秘書の調書も証拠採用されている。
 法曹関係者の間には間接事実と池田証言などから、共謀を認めて有罪判決を導けるという声がある」”
と有罪判決にも妥当性があるとしておりますね。

当方の記憶では、収支報告書を精査する総務省の担当部門は、陸山会の収支報告書を問題にあたらないとしたはずですね。
また、公判で、会計専門家も陸山会の収支報告書には犯罪性を問う事はできないと証言しており、何らかの組織運営には、手元に運転資金を常時用意しておくことが常識であり、村山編集委員のいう客観的事実は何ら常識的な資金繰りであり問題はなく、池田光智元秘書が収支報告書のあと処理を報告したのは、担当者として当然の行為であるが、小沢一郎氏には、もう終わった事柄でどうでもよく、もし、何らかの不調で、資金がショートし、新たな資金調達が必要になり、その報告であれば、留意したと思うが、問題ない処理の報告などは「ア、そう」程度で、共謀などではないのです。
それは、本ブログ「小沢公判:小沢一郎氏の「任せて任す」反論は、松下幸之助氏の「任せて任さず」の上を行く(雑感)」で書いた、「任せたら任す」で、問題なければ報告無用の小沢一郎氏の特異性に過ぎないのです。

村山編集委員は、小沢一郎氏は、起訴も、有罪も妥当性があるという心証有罪の論調であり、この論調が朝日新聞の姿勢であり、御用新聞と言われるのでしょうね。
当方が、村山治・編集委員をブログで最初に取り上げたのは、エントリー「西松献金事件で「民主の有識者委員会が初会合」と「文藝春秋の記事」について」(2009-04-12)であり、文藝春秋(2009.05)にタイトル「小沢一郎の罪と罰」(総理の座を目前にしてなぜだ?、検察がつかんだ疑惑の核心」で、評論家の立花隆氏と朝日新聞編集委員の村山治氏の対談記事であり、村山治氏を検察擁護派と決め付けました。
村山編集委員の論説は、陸山会事件を収支報告書の虚偽記載なり共謀だけで焦点にし、事件を矮小化させ、小沢一郎氏の有罪判決の妥当性を匂わせていますね。

前述の本ブログ「西松献金事件で「民主の有識者委員会が初会合」と「文藝春秋の記事」について」で、鈴木宗男氏が09年4月10日号の「週刊朝日」に寄稿文を紹介しました。
鈴木宗男氏は、
”「「目に余る捜査情報のリーク・・・メディア誘導で国民に予断」の標題で、自分の体験を含め、検察側は捜査の過程をリークし、有利な世論形成する 語っていますね。
 また、検察は警察と違い捜査の手足が無く、検察は情報を基に頭でストーリーを組み立てるので、時には間違った判断がされる恐れがあるとしています。
 検察側が国民に予断を与える情報を流すやり方がまかり通るのであれば、裁判員制度も危ういと言わざるを得ないと語っています。」
と、検察は、情報で頭で考えるが、間違った判断する危険性を指摘しています。」”
と語っており、メディアは検察リーク情報で、検察に有利な世論形成すると批判しています。
村山編集委員の論説は、まさに、検察擁護の世論形成の論調ですね。

当方には、村山編集委員は、「否小沢」の検察擁護派としか思えず、この度の「規正法の欠陥 浮き彫り」はタイトルから違和感を持ちましたが、この論調は他のメディアも同様ですね。
本ブログ「小沢裁判:刑事裁判から政治家の資質を問う心証裁判への変質を予感」(2012-02)で、2月17日のNHKの「時論公論」(解説委員:友井秀和)で、友井解説委員は、今回の小沢元代表裁判では、政治資金の透明性を確保するために政治家がどこまで責任を負うべきかという問題も浮かびあがっていますと解説しており、刑事裁判の判決より、政治資金の透明性に、もっと高いレベルを政治家は求められており、政治資金規正法が、今のまま良いのか問われていると総括していました。

また、本ブログ「毎日新聞社説の論調はNHK解説と類似・・・本末転倒の論調」(2012-03-22)で、3月20日の毎日新聞の社説「小沢元代表公判 意味あった法廷の審理」も、”「刑事責任と政治家としての道義的責任は、切り分けるべきだ。だが、法廷での元代表の発言などを通じ、改めて国会の場での説明責任の必要性が示されたことは指摘しておきたい。」”と結んでおり、NHKの解説と類似と書きました。

朝日新聞の村山編集委員の解説も、NHKの友井秀和解説委員の解説も、毎日新聞の社説も、「政治とカネ」問題を持ち出し、なんだかんだと言っても、小沢一郎氏の政治家として資質を問う論調です。
まさに、検察擁護、小沢否定の世論形成の論調で、心証有罪は妥当性があるということになりますね。
小沢事件裁判は、収支報告書の記載云々の問題ではなく、小沢一郎氏の資質の問題でもなく、政治家、検察、検察審査会、司法の国家権力の乱用とそれに協働するマスメディアが裁かれるかどうかが本質の問題なのです。


 

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コメント
 
01. 2012年4月22日 09:04:29 : RsreIIQ23Y
奸報アサヒ低脳は大善に
推認有罪を大善に強要する
まさに戦前の過ち繰り返す
民権弾圧珍聞である
国民が戦前の過ちを繰り返さないために
アサヒはペテン師であることとを
国民全てに啓蒙しなければならない
小沢冤罪裁判を是とする
アサヒに言論機関としての優遇は
国民にとって自殺行為である
払い下げられた本社の国有地や
安い電波使用料を国民は取り返すべきだ
アサヒはいい加減なことばかり書いていると、
俺の意見は少数派でなくなるぞ

02. 2012年4月22日 09:18:53 : 89QwTurm4M
まあ朝日は小沢氏復権が相当困るのだろう

長々と書いてあっても無意味。

カンボウキミツ費漬けで

どっぷりつかって消費税が増税されても新聞はお目こぼしが決まっている

自分たちさえ安泰ならば官僚様の既得権益を

守るためにはナンだって書きます

小沢一郎さえ抑えておけば

今の民主政権など思いのまま


こんな感じ?


03. 2012年4月22日 09:21:12 : Sc0DRWMXhw
>国民から選ばれた検察審査会は小沢氏の起訴を求めた

事ここに及んでまだこんな事を書いている。

国民から選ばれた代議士と同じレベルで厳正に選ばれたとの印象を与える。

実態は幽霊審査員であり、架空審査会の疑いがある。

恣意的に情報を伝える事が結果的に新聞社自身を貶めている。


04. 2012年4月22日 09:54:51 : tmXBz34QcI
そうそう、二日前に東京の地下鉄(南北線)に乗ったが、車内広告に朝日新聞の学割、月額2,500円て書いてあった。
再販制度も崩壊間際なんでしょうね!!!
どうしても新聞を購読したい家庭では、ご自宅に学生が同居してれば学割2,500円を利用すればいいのか!!!

私は2,500円もらっても朝日新聞はイラネ!!!


05. 2012年4月22日 09:59:10 : BIgfJMRMNE
>村山編集委員の論説を考察すると
陸山会事件を、タイトルにあるように、政治資金規正法の欠陥を問題視していますね。

要するにこの村山治というアホは、「現在の政治資金規正法では小沢は罪にも問えない案件なので、有罪に出来るように政治資金規正法を小沢の不利になるように改正しろ。」という事だろ。
バカすぎて、涙が出てくるよ。


06. 2012年4月22日 10:04:52 : BrosBfLYPg
政治資金規正法を持ち出しているが、

総務省さえ問題にしていない小沢氏の報告書を、

そもそも問題にしたのは犯罪組織の地検特捜部であって、

ほかに一般国民に不利益がおよぶものでもない。

長年、朝日新聞を取っていたがこの事件で犯罪マスコミと確信した。

今、憎しみをこめて言う。

犯罪者朝日新聞よ、みずから悔い改めることができないなら

つぶれてしまえ。


07. 2012年4月22日 11:02:50 : lRYfivAqeo
浅非古珍蚊屋の村山〜〜〜!!!焦って居るのが、見え見えだ!!

民主党クーデター居抜き内閣、自滅党、他屑野党を調べてみろ!!!
スクープ記事書けるぞ!!!ちった〜〜まともな記事書けや!!!アホ!!!

斜陽産業崩壊の始まりを、首を長〜〜くして待ってるぞ!!!

阿修羅掲示板の仲間達と大いに盛り上がりましょう!!乾杯しましょう!!!


08. 2012年4月22日 11:37:09 : SPtnMDxJ8A
朝日新聞の村山治・編集委員さん
ほんの一部修正するだけで良い記事なると思うよ。

>「規正法の欠陥 浮き彫り
> 小沢一郎氏の裁判の意義の一つは、政治資金規正法の欠陥を改めて>浮き彫りにしたことだ。
> 同法は政治団体の収支報告書の記載・提出義務を、会計責任者に負>わせている。理由は「政治家を複雑な会計実務から開放し、政治活動に>専念させるため」とされる。この規定が、刑事責任追及から政治家を守る>防波堤になってきた面がある。疑惑が浮かんでも、政治家は「知らなかっ>た」と言い張れた

「東京地検特捜部の欠陥 浮き彫り
 小沢一郎氏の裁判の意義の一つは、東京地検特捜部の欠陥を改めて浮き彫りにしたことだ。
 この団体は捏造の捜査報告書の記載・提出によって生じた責任を、捜査責任者に負わせていない。理由は「検察を組織犯罪判明から開放し、捏造活動に専念させるため」とされる。この規定が、刑事責任追及から検察組織を守る防波堤になってきた面がある。捏造報告書の事実と組織的関与を裁判長が認定しても、作成した検察官は「記憶が混同した」と言い張れた

この方が読みやすいでしょう。


09. 2012年4月22日 11:50:03 : pphEUA8yso
星浩状態!

10. 2012年4月22日 12:10:33 : VwMpY9l7I2

>>。ヨ村山治・編集委員が解説『規正法の欠陥 浮き彫り』で小沢裁判の意義の一つに、政治資金規正法の欠陥を浮き彫りにしたとし、判決は予断を許さないと論説しています。」
 ↑
 「政治資金規正法の欠陥を浮き彫りにした」という「こころ」は?
 小沢氏には犯罪事実があって、「有罪」判決が下されるはずが、法の欠陥のため、「判決は予断を許さない」状況になっている、と言いたいのだろう。

>>。ヨ何故、検察が小沢一郎事務所だけを捜査し秘書を逮捕・起訴したかが全体像の本質であり、虚偽記載の共謀など枝葉末節の部分で本末転倒の論旨ですね。」
  ↑
 「検察が小沢一郎事務所だけを捜査し秘書を逮捕・起訴した」とは、不正確ではないですか。
 少なくとも、西松建設事件に関しては、自民党二階事務所はじめ複数政党の数十人(関心のある方はウイキペディアでご確認下さい)の国会議員等が捜査対象となっています。
 捜査の結果、小沢事務所には犯罪事実がないから検察が不起訴にしたのです。犯罪事実が判明した議員のうち、自民党二階衆議院議員の場合は、公設秘書が略式起訴の罰金刑に処されています。また、6000万円のヤミ献金を受け取ったことが判明している自民党有力議員の場合は、検挙もされず、放置されたままです。さらに、ほかにもヤミ献金受領疑惑のある自民党有力議員の存在が指摘されています。
 このことを踏まえて、みなさん、どのように感じられますか?
 「不公平」と思われますか? 私は、「不公平」以前の問題であり、検察が「法の前の平等」という理念すら踏みにじり、司法・法務省本省も暗黙の追認している、法治国家の根幹を揺るがす不祥事であると断定します。
 その意味で、村山治・編集委員の論説は、論点を枝葉末節どころか、的はずれのところにずらした極めて悪質なものであると断じます。

>>。ヨ朝日新聞の村山編集委員の解説も、NHKの友井秀和解説委員の解説も、毎日新聞の社説も、『政治とカネ』問題を持ち出し、なんだかんだと言っても、小沢一郎氏の政治家として資質を問う論調です。まさに、検察擁護、小沢否定の世論形成の論調で、心証有罪は妥当性があるということになりますね。」
  ↑
 なぜ「政治とカネ」という曖昧な表現を使うのか。現行法で政治が絡む犯罪事案として挙げられるべきは、裏献金・ヤミ献金、贈収賄であろう。問題は、金のかからない選挙を論じるとかいう次元のことではないのだ。それなのに、敢えて抽象的かつ曖昧な表現を繰り返し喧伝したことから、「政治とカネ」そのものが国民に「悪」として擦り込まれることになっている。
 「小沢一郎氏の政治家として資質を問う」前に、マスメディアと関係者は、自らの資質と報道姿勢を問い直すべきだ。
 私らは、マスメディアが「国民の知る権利」と適正な判断機会を侵害したということの犯罪性を国会等で問い続けることとするつもりだ。

 最後に、投稿記事の筆者が、総括的にまとめられた部分を紹介しますが、この部分だけを読むだけでは、十分な理解が得られないのではないかと危惧します。したがって、失礼とは思いながらも、( )内は、私が追加挿入する必要を感じて書き込んだものです。
 陸山会事件・小沢裁判は、「収支報告書の記載云々の問題ではなく、小沢一郎氏の資質の問題でもなく、政治家、検察、検察審査会、司法の国家権力の乱用(有りもしない犯罪事実をでっち上げ、「市民」に検察審査会による審査を申請させ、「市民」で構成される検察審査会で虚偽捜査資料を提供して「強制起訴」を誘導した。それに至る過程で民主党幹部の介入・関与も疑われている)とそれに協働するマスメディア(検察・司法等の記者発表・リーク情報を垂れ流し、取材で裏も取らずに「小沢氏に犯罪ありきの」紙面制作・報道番組制作、なかにはでっち上げの映像作成もあり)が裁かれるかどうかが本質の問題なのです。」

 いずれにしても、判決結果にかかわらず、検察・司法及び法務省本省の悪行と、太鼓持ちをし続けたマスメディアの所業は、国会等で徹底的に検証し、相応の責めを負わすべきである。
 わが国憲政史上、類をみない由々しき悪行を正すために、関係機関の解体的再編に向けて、150年に一度の大掃除をすべきと考える。


11. 2012年4月22日 12:13:40 : VwMpY9l7I2
10>訂正(勝手に文字化けするようです)
 >>。ヨ → >>。ヨ

12. 2012年4月22日 12:16:06 : VwMpY9l7I2
10、11>の訂正(勝手に文字化けし、やっても無駄のようです)

13. 2012年4月22日 16:17:02 : 6eqlS2Rwl6
どこまでいってもクサレ新聞の本質は変わらない。
落ちるところまで落ちたという自覚がまるでない。
まだ悪あがきで国民を騙そう、自分達の行状をごまかそうとしている。
醜悪この上ない。

14. 2012年4月22日 19:58:57 : NEuuhkKI6o
めんどくさい。
個人帳簿のつけ方、の法律の問題点が明らかになったのか。
なるほど。

では現下、日本の最重大事件の原発議事録は、法律問題ではないのか。
落日なりに、溺れ方もあるだろうに。


15. 2012年4月22日 21:47:56 : VgxHNywTe6
バカにする相手が違う。
ねつ造新聞を金を出して買う日本人がバカなのだ。
買わない日本人が普通なのだな。

16. 2012年4月22日 22:13:19 : XhpX8jbLoU
なんて、新聞がつまらなくなった
どうして、権力が絡むと、偽記事が書くのか、ネットで検索すると記事が、正反対
朝日・読売・サンケイ・毎日、小沢裁判、真実を伝えないで、国民を欺く事ばかり
新聞が権力の監視型記事でないと、国民がそれを、悟った時新聞離れ一気に
進んでいくぞ、私も新聞が必要でなくなった、ネットが楽しい
この年よりでも

17. 2012年4月23日 08:43:15 : DvWUAiWj36
詰らん新聞屋ふぜいが、国民の支持を得て議員となってる人間を貶めるか。
よほど闇の組織からの圧力が大手新聞社には有るのだろう。
まりふりかまわず必死の形相でやってるんだな。

そこまでしても天は貴様らマスコミのド悪党どもには絶対微笑まない。

小沢さん無罪で復権だ。
貴様ら糞浅ましいマスコミが泣こうが喚こうが、国民は小沢さんを支持する。


18. 2012年4月23日 12:59:21 : Aply9KcASU
朝日新聞論説委員の劣化ははなだしい。
星浩氏は、小沢氏には政治資金規正法違反の虚偽記載が20億円も超えると
虚偽報道をした。そんな虚偽記載はどこにもない。
星氏は虚偽報道をして、謝罪もせずに読者を欺き続けている。
恵村順一郎氏は、消費増税に反対する小沢氏に、
代表が主張して党で決まったことを守ろうとしない小沢氏は民主主義の基本を
知らないと述べた。これは橋下氏によって、狂っている。
政治家にとっての第一は国民との約束、その約束を実現するために
国会議員になる。これが議会制民主主義の基本、
だから、国民との約束を守るという小沢先生に理がある、
代表選云々は、公約の次のレベル、
朝日は民主主義を知らないと大反論され、撃退された。
小此木潔氏は経済部出身らしいが、やはり消費増税に反対する小沢氏に4月14日の朝刊コラム「記者有論」で、改革の内容を示せと批判しているが、
阿修羅の各人によって、朝日新聞のインタビューでの小沢氏の改革案を読んでいないのか、と批判され、その不勉強振りは嘲笑の対象にすらなった。

朝日新聞のインタビューの記事抜粋
――野田佳彦首相は消費増税に突き進んでいます。
小沢 「国民に税負担を強いる前にやることがある。自民党と同じ制度に乗っかったまま、『カネがない。だから増税』では国民は理解しない。税と社会保障の一体改革と言うが、社会保障の青写真は全く示していない。それで消費増税では筋道が通らない。国民は絶対に賛成しない」
 ――でも日本は借金まみれです。どうするのですか。
小沢 「予算編成は自民党時代と同じ各省の積み上げ方式で、政策の優先順位は全く入っていない。補助金と政策経費など優先順位をつけることのできる予算が毎年三十数兆円はある。いらないものを廃止すればよい。統治機構を根本から変えて中央集権体制から地域主権体制へと抜本改革すれば、二重三重の行政のムダを省ける」(引用終わり)
つまり、予算編成のしかたを変える。三十数兆円に優先順位をつけ、いらないものは廃止する。(ほかにも特別会計と一般会計の別枠の仕組みを変えるなどもある)、統治機構を根本から変え、二重三重の行政のムダを省く。(具体的には、地域住民への直接給付へ変えていくなど)
 小此木氏は小沢氏の改革案をきちんと読んで、そのうえで反論するならすればよいし、もっともだと思えばそのように書けばよい。改革案も読まずして改革案を示せは、自らの勉強不足を白日の下に曝すだけである。
村山治氏もですか。
小沢氏が無罪になるとすれば政治資金規正法が不備だからという趣旨ですね。
検察による冤罪の危険性について全く触れていない。
こういう人たちばかりだから
悪徳官僚村木氏逮捕は、郵便不正を暴いた朝日新聞のスクープによって生まれたと
新入社員採用のための2010年の会社案内に書いたのですね。
朝日新聞論説・編集委員は、検察によって引き起こされてきた
かずかずの冤罪事件から、何も学んでいない。
むしろ、冤罪を助長する立場にたっている。
ペンを使ってとんでもないことをしているという自覚を強く持つべきだろう。


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