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強がっても問責大臣 交代必至 後釜に蓮舫浮上の喜劇
http://gendai.net/articles/view/syakai/136263
2012年4月21日 日刊ゲンダイ
副大臣昇格や前大臣の再登板しかない民主党の人材難
20日の参院本会議で前田武志国交相と田中直紀防衛相の問責が可決したが、2人はすぐに続投を宣言。野党の辞任要求を突っぱねた。しかし、訪米でオバマ大統領へのTPP参加表明の土産を断念してでも、消費税増税法案の成立に「命をかける」野田首相は、審議に野党を引っ張り出すため、早晩、前田と田中の交代を決断せざるを得なくなる。野田の後見役で“増税命”の藤井裕久税調会長は、さっそく20日のTBSの番組収録で、「トゲは抜くべきだ」と問責大臣の交代を促した。民主党内からも「遅くともゴールデンウイーク明けには内閣改造」という声が聞こえてきて、入閣待望組がソワソワし始めた。
防衛相は渡辺周副大臣の昇格がささやかれ、テレビ番組をハシゴし、後継を猛烈にアピールしている。国交相は大畠章宏前大臣の再登板の可能性が高いとも。
「渡辺副大臣は防衛官僚に嫌われているが、田中大臣の答弁もフォローしている。常識的な選択です。大畠前大臣も答弁で詰まることはない。安心して任せられる数少ない人材です。衆院7回当選の積み残し組は今回もダメでしょう。小平忠正衆院議院運営委員長は小沢系だから見送り。古賀一成衆院復興特別委委員長は、旧建設省で前田大臣の後輩。土地勘はあるが、代表選で菅から小沢に乗り換えた過去が嫌われている」(事情通)
問責大臣の交代を最も渋っている輿石幹事長の顔を立てるなら、参院枠の前田と田中の後任は、再び参院議員からとなる。
「参院から選ぶなら、前官房副長官の福山哲郎氏と現官房副長官の長浜博行氏が有資格者でしょう。2人とも外交が得意で、防衛、国交のいずれでもOK。ただ、官房副長官をいじれば、玉突き人事が必要になる。それを嫌うなら、蓮舫前行政刷新相も現実味を帯びます。岡田副総理の入閣ではじき出された格好になりましたが、女性は貴重だし、人気も残っている。野田グループだから、総理も気心が知れています」(政治評論家・有馬晴海氏)
蓮舫は18日の参院の集中審議で、「ミサイルの通報がなぜ遅れたのか」などと野党色の強い質問をしていた。それも「私を大事にして、というアピール。一種の猟官運動」(民主党関係者)とみられている。台湾とのハーフだから、さすがに防衛相は難しいだろうが、国交相なら可能だ。「またかよ」とウンザリしたくなるが、ド素人ではない非小沢系の増税派に絞ると選択肢は限られる。民主党の人材不足、極まれりだ。
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