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小沢一郎裁判の判決の日が近づいてきた。小沢一郎元秘書・石川智裕議員を取り調べた田代検察官の捜査資料捏造事件から、検察が起訴できなかった小沢一郎を、無理矢理、「強制起訴」に持ち込んだと言われていた検察審査会だが、最近になって、その検察審査会が実は開催されていなかったということが、つまり検察審査会の議決は架空議決だったという事実が暴露されるなど、言い換えれば、驚くべきことだが、11名の検察審査会メンバーは、実は存在しないことが、関係者の証言や資料の分析などから明らかになり、小沢一郎を有罪とする根拠は、ほぼゼロになっている。
おそらく無罪判決しかありえない裁判だろうが、だが、それでも小沢裁判の判決がどうなるかは、予断を許さない。つまり、小沢一郎裁判のドタバタ喜劇が、明らかにしたのは、日本の検察や裁判がとても常識では考えられないものに堕落しているということであった。
小沢一郎裁判が「政治裁判」であると言われる所以である。僕は、この政治状況は、やはり植民地主義、あるいはポスト植民地主義という観点から見なければ、事の真相は見えてこないと考える。確かに日本は敗戦(終戦)直後の占領時代を経て、理論的には独立し、植民地ではなくなっている。
しかし、どうも日本が独立国であるというのは幻想である。形式的には、あるいは理論上はともかくとして、実質的には、未だに植民地支配されているのが、日本の現在である。つまり、占領軍による直接支配としての「植民地主義的」支配ではないが、情報統制や思想統制・・・という「ポスト植民地主義的」という巧妙な仕方で支配されているということである。(続く)
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20120419/1334808082
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