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http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1485.html
田代政弘検事「不起訴」のリーク報道で、検察は国民の反応を見ている!じゃあ期待に応えてやろう!
まったくふざけた話だ。
検察は、「田代不起訴」のリークをしながら、世の中の反応を見ようとしているが、それ自体が、検察改革の途上にあって何も変わろうとしていない証左であり、全くFD改ざんの反省もしていないことがよくわかった。
各社一斉に朝刊で報じたようだが、これに先立ち時事通信が昨日夜に報じていた。
■元特捜検事、起訴見送りへ=虚偽報告書作成の告発−検察当局が検討
(事実通信 2012/04/17-22:16)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012041701035
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件で、石川知裕衆院議員の取り調べを担当した元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=が捜査報告書にうその内容を記載したとする虚偽有印公文書作成容疑などの告発について、検察当局が起訴を見送る方向で検討していることが17日、関係者の話で分かった。
嫌疑不十分で不起訴とするか起訴猶予とするかは意見が分かれており、26日の小沢元代表への判決を踏まえて最終判断する見通し。故意の虚偽記載の裏付けが難しく、仮に故意が立証できても、検察審査会の議決を誘導する意図はなく悪質とまではいえないと判断したもようだ。
一方、法務省は停職や減給など人事上の処分を検討している。
検察リークは、司法記者クラブとタッグを組み、検察が捜査をしやすくため風を吹かせ$「の中を見方につけつつ、その捜査を正当化し、世論を操作してきた。
今回の場合は、リークして報道されることによって世論の動向を見ているのではないだろうか。
4月26日の小沢裁判の一審判決に影響がないように結論は5月連休明けとか言っているが、直前にこうした情報を流すこと自体が恣意的だ。
このニュースを見て次のようにツイートした。
≪田代検事不起訴のリーク情報は、検察の体質が全く変わってない、FD改竄の反省などサラサラ無いことが露呈した。その背景には「小沢も無罪なんだから文句ないだろ」かもしれないが、もしこれで「有罪判決」を出したなら、その代償はあまりにも大きいことは知っておいた方がいい。ダメ検察くん。≫
ツイッターついでに、各著名人はこのニュースをどのように捉えているのかツイートを紹介してみる。
■郷原信郎弁護士
https://twitter.com/#!/nobuogohara
検察は、田代検事を庇ってるのではない。彼を起訴し、刑事公判に持ち込まれれば、組織的背景が明らかにせざるを得ない。それは、AERA記事の見出しにもなっていた「特捜解体」にもつながる。だから東京地裁の証拠決定でも一蹴された田代検事の「記憶の混同」の弁解を丸呑みせざるを得ない。
しかし、田代検事の「記憶の混同」の弁解を丸呑みする一方で、前田元検事の「過失でデータが入れ替わった」という弁解を信じたとする大坪・佐賀両氏を犯人隠避で起訴したことの説明は、どう考えても不可能。こんなバカなことを続けていたら検察の信頼回復・再生などあり得ない。
■江川紹子氏
https://twitter.com/#!/amneris84
小沢氏への再捜査で作られた虚偽の捜査報告書。作成した田代検事は虚偽公文書作成罪等で告発されたが、今日の朝刊各紙によれば、東京地検は不起訴とするらしい。その理由は、1)田代検事が「記憶の混同」と主張し続け、上司の関与も否定したため立証が困難 2)捜査報告書は内部向けの文書だから、と
身内には無罪推定の原則を最大限に活用する検察庁。身内には甘い検察庁。そんな評価が定着しそうですにゃ
内部向け、と言っても、検察内部の強硬派が、小沢氏起訴に消極的な高検最高検幹部をだまして起訴に持ち込ませようとして作った文書なわけですからねぇ
田代検事の「記憶の混同」という説明を、東京地裁は証拠採否の決定の中で「にわかに信用することができない」とし「深刻な疑い」を抱いていると述べている。これが普通の受け止め方でしょ。こういう不自然不合理な弁明をして否認をしている場合、民間人や普通の公務員だったら逮捕されません?
■落合洋司弁護士
https://twitter.com/#!/yjochi
26日に陸山会事件の判決が出て、例の捜査報告書問題は不起訴、渦中の検事は戒告か厳重注意、じゃないかな。
捜査報告書問題が、検察審査会へ行っても、起訴相当にならないように、マイナスの証拠を山のように量産中と推測。
起訴にならないような証拠をがっちり固めておく、という、事件としては後ろ向き、検察庁にとっては前向きな捜査、じゃないか。
笠間検事総長も、長年、検察一筋できた人だから、自分で自分の体を切り落とすような大改革、大粛清はできないだろう。
身体のごく一部にあった病巣が、徐々に広がり、足とか腕から、さらに身体の中枢へと侵入しようとしている状況で、今、思い切って足や腕を切り落とすような、痛みは伴うが病気を根絶するような改革が必要なのだが。
検事の犯罪を検察庁が捜査する、という、現在のパロディーみたいな制度を変えないと。
民主国家や先進国では、そういうことではまずい、ということになるもの。日本はそうじゃない、ということだろう。
■山下幸夫弁護士
https://twitter.com/#!/crusing21
田代検事についての不起訴報道。郷原さんもtweetしているように、田代検事だけを起訴してしまえば公判で、組織的犯行だったことが暴露されることを恐れてのことだろう。関係者全員を立件・起訴すればいいだけのことなのに。
告発は国民であれば誰でもなれます。ただ、田代検事の件は今からだと遅いでしょうが、偽証罪容疑ならありえるかもですね。RT @a2009b023801: @crusing21 @ryosenoh @left__right @amneris84 告訴・告発人に誰でもなれるのでしょうか?
■元検事の市川寛弁護士Hiroshi Ichikawa(『検事失格』の著者)
https://twitter.com/#!/TriggerJones42
でも、田代検事はまいってるだろうなと思う。彼は結局は検察の「捨て駒」、否「おもちゃ」にされただけだから。彼は僕よりずっと強い検事だからおそらく正気を保ってると思うが、人ひとりをこんな目に遭わせて平気な顔してる連中がのさばってる組織は・・・・(以下、敢えて黙秘)
あ、そうか。検察は「もう一度」検察審査会をダマして、今度は田代検事の不起訴処分を維持できる証拠をた〜くさんでっちあげたんだな。もうノウハウがあるもんね。審査補助員弁護士も「いわゆるヤメ検」ですでに決まってるんぢゃないの?
そう言えば、問題の報告書には「やくざの手下が親分をかばう」云々っていうくだりがあったな。このくだりは日本の刑事司法史上、最大の汚点となるであろう今回の茶番劇の「前ふり」だったのか?つまんねぇところに頭使ってるんぢゃねぇよ!
虚偽報告書問題。裁判所が「組織的」と認定したことに対して真っ向から刃向かうんだから、検察庁ってのは本気で「刑事司法を支配しているのは誇り高き検事であ〜る」と信じているんだな。今回の不起訴に異を唱えている検事も間違いなくいるはずだが、あそこではそういう当たり前のことこそが通らない。
原発問題をはじめとした諸問題が最優先されなければならないのは理解しているつもりだが、検察がこれほどまでに「我こそ正義なり」という姿勢を変えない以上、検察の力を殺ぐ新しい法律を考えなければなるまい。
■矢部善朗元検事の弁護士
https://twitter.com/#!/motoken_tw
田代検事の件は、起訴して裁判所の判断に委ねるべきだと思う。それほど重大かつ深刻な事件なのだが、検察にその自覚がないことが最も重大かつ深刻な問題であることは、すでに郷原先生などが指摘していたと思う。
■中村憲昭弁護士 @nakanori930
https://twitter.com/#!/nakanori930
「記憶が混同」というが、被疑者の供述の変遷経過は奴等にとって非常に重要で、必ずメモにしているはず。あり得ない。虚偽報告、検事不起訴の方向 検察、石川議員取り調べで 朝日新聞
■河上満栄 @kawakamimitsue
https://twitter.com/#!/kawakamimitsue
裁判官が組織ぐるみの違法性を指摘してるにもかかわらず!前田は捕まえて田代検事はなぜ捕まえない?小沢裁判では公文書偽造しても、法廷で嘘ついても、違法な取調べしても捕まらない。東京地検に自浄能力なし。東京地検捜査報告書虚偽記載の田代検事不起訴
てか、こんだけ検察行政おわってんのに国会はスルー?みんな何のためにギインしてんねんやろ。
参照:
■関連報道スクラップ(資料ブログ)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5561.html
そして、この時事通信が報じた4日前の4月13日付のプレジデント電子版には、既に今回報じられている内容が載っていた。少し長いが貼り付けておく。
■調書“ねつ造”検事、「戒告処分」で幕引きか
(PRESIDENT2012年4月13日) http://president.jp/articles/-/5931
虚偽の内容を記入した捜査報告書を作成し、市民団体から虚偽有印公文書作成などの容疑で告発されている元東京地検特捜部の田代政弘検事が4月1日、任地先の新潟地検から東京の法務総合研究所の総務企画部付兼教官に異動した。
検察庁が田代検事の立件の可否などを決めるのは4月以降の見込み。今回はそれをにらんだ異動と見られている。
田代検事は、小沢一郎民主党元代表による政治資金規正法違反事件裁判に絡み、小沢被告の元秘書、石川知裕衆院議員を2010年5月に再聴取。その際、実際にはなかったやりとりを記入して捜査報告書を作成、当時の特捜部長に提出した。
その後、捜査報告書は東京第五検察審査会に証拠として提出され、検察審査会による小沢強制起訴議決の決め手になった。このため小沢被告側は「虚偽の捜査報告書に基づく議決は無効」と主張。小沢被告の虚偽記載・不記載の共謀罪と議決の有効性について、4月26日の一審判決で東京地裁がどのような判断を下すか注目されている。
「小沢被告との共謀を認める供述をした石川調書は田代検事のチョンボで証拠採用されなかった。このため小沢無罪判決を予想する声が強いが、判決は蓋をあけてみないとわかりません。検察庁としては、とりあえず田代検事から事情を聞きやすい在京の閑職ポストに移したということ。判決への影響も考慮し、検察庁が田代問題の対応を決めるのは一審判決後になりそうです」(司法担当記者)
大阪地検特捜部による証拠改ざん事件絡みで逮捕された当時の特捜部長らに一審有罪判決が出るなど、検察に対する世論の目は極めて厳しくなっている。捜査報告書の虚偽記入について、田代検事は小沢裁判の法廷で「思い出しながら作成したので記憶が混同した」と釈明したが説得力はゼロ。検察庁としても世論の手前、何もしないわけにはいかない。果たして、田代問題はどう決着するのか。
>「もし田代検事を起訴したら、検察批判がさらに強まるのは確実。報告書の作成を命じた上司ら上層部に累が及ぶ恐れもある。このため検察としては絶対に起訴は避けたいところ。田代検事の“勘違い”という言い分を認め、行政処分(懲戒処分)で終わらせるのではないか」(同前)
懲戒は重い順に免職、停職、減給、戒告(譴責)で、「戒告の可能性が大きい」(同前)。世間が納得するかどうか。
世間は納得しないというところを見せる必要がある。
田代検事を訴えた市民団体代表の八木氏は次のようにツイートしている。
八木啓代 @nobuyoyagi
https://twitter.com/#!/nobuyoyagi
検察庁に抗議の電話をかける人とかいるのでしょうかね
週刊朝日の山口さんが呼び出されたときや、村木さんの番組が報道された後、検察に一日中抗議電話が殺到して、仕事にならなかったという。そういうことがあるとあの人たちも、まずいことに気づく。それだけでも前進。
ガンガン電話してやりましょう!一応、最高検の企画調査課「ホンダ」という方に電話した。
東京地方検察庁:03−3592−5611
最高検察庁:03−3592−5611
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