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衆院選“最新予測”はこうだ!自民190、民主167、橋下新党は…
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120416/plt1204161811005-n1.htm
2012.04.16 夕刊フジ
次期衆議院選 政党別獲得議席予測
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20120416/plt1204161811005-p1.htm
民主党政権が追い詰められつつある。消費税増税問題では、野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁が党首討論で罵(ののし)り合いを演じ、原発再稼働問題では、大阪市の橋下徹市長から「(国の)統治は任せられない」と倒閣宣言を突き付けられた。もし、いま衆院選があればどうなるのか。政治評論家の小林吉弥氏による政党別獲得議席予測では、民主党は120議席以上を失って下野し、橋下氏率いる「大阪維新の会」は最大50議席を獲得するという。
選挙情勢分析では定評がある小林氏による議席予測は別表の通り。前提として、(1)自民、公明両党の選挙協力が機能する(2)橋下氏の新党と、渡辺喜美代表のみんなの党、小沢一郎元代表に近い民主党一部が選挙後の連携を視野に選挙戦を戦う(3)亀井静香氏は与党系無所属とする−などを踏まえて分析した。
まず、民主党は現有293議席から「小選挙区118、比例区49の167議席」とみる。126議席減という大惨敗だ。
「歴史的にみて『増税』を掲げた選挙は勝てない。いくら、野田首相が『社会保障を守るためには必要不可欠だ』と訴えても、国民はどうしても負担増に反発する。さらに、橋下氏が『増税反対』を訴えて全国を回れば、ダメージは甚大だ」
「そもそも、国民は『民主党には裏切られた』と思っている。マニフェストは次々に裏切られ、東日本大震災や福島原発事故の対応もお粗末で、外交も不安だらけ、党内はいつもバラバラ。『政権を任せられる政党ではない』という意識が広まっている」
与党陣営で見ると、民主党と、自見庄三郎金融担当相率いる国民新党、田中康夫代表率いる新党日本、新党大地・真民主、与党系無所属を合わせて172議席で、過半数に69議席も足りないことになる。
一方、谷垣総裁率いる自民党は「小選挙区136、比例区54の190議席」と予測した。72議席増だが、単独過半数には51議席足りない。
「比較第1党にはなるが、単独で政権奪還する力はない。ここまで民主党政権が失敗すれば、政党支持率でもっと突き放してもいいが、ほぼ拮抗している。党内の世代間やイデオロギーの対立が解消されておらず、一枚岩にはほど遠い。先日、マニフェスト原案を発表したがすっきりしない」
「政権奪還して何を目指すかが分からない。前回衆院選で敗北した総括ができておらず、国民も『自民党に戻していいのか』という不安がある。人材不足も深刻。谷垣総裁にインパクトがない。石原伸晃幹事長や石破茂前政調会長も五十歩百歩。資金不足も大きい」
次期衆院選で台風の目となりそうな「大阪維新の会」は、「小選挙区21、比例区18の39議席」。修正値が「プラス11、マイナス9」のため最大で50議席となる。
「民主、自民両党を中心とする既成政党が飽きられている。強力なリーダーシップを発揮する橋下氏の個人的魅力に加え、新しい政治への期待感が大きい。小選挙区でいうと、地盤の近畿地区で11議席程度、東京や神奈川、埼玉、千葉などの首都圏で10議席を獲得する力がある。地方の小選挙区では、まだ議席を取る力はない」
橋下氏との連携がささやかれる渡辺代表率いる「みんなの党」は、「小選挙区6、比例区25の31議席」。現有議席から6倍以上の大躍進で、小林氏は「民主党と自民党の失望票が流れる。ただ、維新の会が出てくると、既成政党の枠内で見られ、修正値はマイナスに傾く」と語る。
この選挙結果ならば、政権の枠組みはどうなりそうか。
小林氏は「単純な足し算ならば、過半数(241議席)に達する組み合わせはさまざま考えられるが、憲政の常道からすると、比較第1党の自民党中心の政権ができるのではないか」といい、こう予測する。
「自民党(190議席)と公明党(30議席)を合わせても21議席足りない。維新の会やみんなの党は『既成政党批判』で戦うため、今回の政権入りは難しいだろう。こうなると、民主党の増税賛成派が分裂して、政権に合流する可能性が高いのではないか。結果的に、維新の会やみんなの党、増税反対派の小沢グループが野党陣営の中核になっていく」
ただ、これで政治が安定するかというと、そうではないという。
小林氏は「新政権の政策となるだろう自民党のマニフェスト原案を見る限り、日本に山積する課題に対応できるか不安がある。新政権が国民の期待に応えられなければ、また、ガラガラポンの政界再編が起こるだろう。政治が踊り場から抜け出すには、今後3回ほどの衆院選が必要かもしれない。日本政治の悲しい現実だ」と語っている。
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