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橋下徹の「倒閣宣言」に野田官邸は大混乱
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2012/4/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
大飯原発「再稼動」が命とり
橋下徹(42)の「倒閣宣言」に、野田首相の周辺が真っ青になっている。「また支持率が下がってしまう」と悲鳴が噴出。官邸は「とても消費税アップをやっている場合じゃない」と大混乱に陥っている。しかし、それもこれも野田内閣が民意を無視してきた自業自得だ。
◆「反対」58%、「賛成」16%の民意を無視したツケ
橋下徹大阪市長は13日、野田内閣が大飯原発の“再稼働”を決定したことに反発し、「絶対に許してはいけない。国民をバカにしている。民主党政権を倒すしかない。次の選挙では代わってもらう。きょうから反対運動だ」と倒閣を宣言。
14日には「大阪維新の会」が緊急役員会を開き、次の衆院選では民主党と“全面対決”することを正式決定した。
橋下市長がここまでハッキリと「政権打倒」を打ち出したのは初めてのことだ。民主党の輿石幹事長は、「政権を打倒すると明言しているわけだから受けて立つ」と強気の発言をしているが、民主党議員は橋下市長の“宣戦布告”に戦々恐々としている。
「首相官邸は、まさか大飯原発の再稼働を理由に、橋下市長が『倒閣宣言』するとは思ってもいなかった。首相周辺は『自民党も、財界も、霞が関も、大マスコミも再稼働に賛成だから、強行しても大した批判は起きない、せいぜい2、3日騒ぐだけだ』と計算していたようです。地元自治体の福井県も、ホンネでは再稼働を歓迎していますからね。ところが、橋下市長が噛みついてきた。やっかいなのは、橋下市長の発言は、必ず新聞テレビが大きく取り上げることです。もともと、原発に対する国民の不信感は強いだけに、国民人気の高い橋下市長に批判されると、野田内閣は国民の敵にされてしまいかねない。計算が狂い大慌てしています」(官邸関係者)
しかし、大飯原発を再稼働したら橋下市長が「待ってました」とばかりに反対ののろしを上げることは目に見えていたはずだ。政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「野田首相が再稼働にゴーサインを出したのを見て、橋下市長は『選挙の争点ができた』と小躍りしたはずです。たしかに、いまでも橋下市長の人気は高いが近畿圏に偏っているし、『国の仕組みを変える』というキャッチフレーズだけでは弱い。しかし、原発を選挙の争点にして『原発推進VS.脱原発』の戦いに持ち込んで、脱原発を掲げれば、全国的な支持を得られる。
世論調査では、大飯原発の再稼働に『反対』は58%、『賛成』は16%しかない。やはり橋下市長は民意に敏感。恐らく、橋下市長は『民主党は原子力村に毒されている』と攻撃するつもりでしょう。本来、民主党は橋下新党に出番を与えてはいけないのに、飛んで火に入る夏の虫、墓穴を掘っている。原発を再稼働するなんて本当にバカですよ。こうなったのも、民主党が世論に鈍感になっているからです」
小沢一郎が「民主党の支持率は下がり、橋下さんの支持率はうなぎ上りだ。民主党の原点を忘れ、橋下さんにお株を奪われてしまった」と嘆いていたが、その通りだ。野田民主党は自壊の道を歩みはじめている。
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過去最低の支持率20.6% 原発再稼働に批判集まる 04/16 11:10 テレ朝
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220416018.html
北朝鮮の先週のミサイル発射を巡る政府の情報の遅れ、今後の方針が評価されない大飯原発の再稼働問題、さらには田中防衛大臣や前田国土交通大臣に対する問責決議案も浮上し、野田総理大臣が「政治生命をかける」という消費税増税にも支持は一向に広がりません。それを裏づけるように、支持率も政権発足後最低の20.6%にまで落ち込んでいます。
調査は14日と15日に行いました。野田内閣の支持率は20.6%と、先月の調査から大幅に9.7ポイント下落し、発足後最低になりました。背景には、野田政権の課題への対応があります。先週の北朝鮮のミサイル発射を巡る政府の情報の遅れについて、74%が「問題だ」としています。また、野田政権が決めた大飯原発3号機、4号機の再稼働方針を59%が評価していません。また、半数以上(52%)が政権の手続きを「急ぎすぎている」としています。さらに、消費税増税法案の閣議決定についても6割以上(61%)が反対で、支持は広がっておらず、野田政権は厳しい状況となっています。
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