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2012/04/16 陸山会事件における田代元検事による虚偽報告書に関する質問状を提出した件について記者レク 八木啓代氏
http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/906.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 4 月 16 日 19:21:42: igsppGRN/E9PQ
 

2012/04/16 陸山会事件における田代元検事による虚偽報告書に関する質問状を提出した件についての記者レク
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/11138
2012年4月16日 IWJ Independent Web Journal


 2012年4月16日(月)、八木啓代氏が代表を務める「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が、東京地方検察庁に質問状を提出し、その後、司法記者クラブにて記者レクを行った。


120416 八木啓代氏記者レク (19:52)
http://www.ustream.tv/recorded/21892026


【以下、質問状を掲載】

 質問状の内容は、陸山会事件において田代元検事が石川知裕氏の取り調べをした際、虚偽の報告書を作成した問題で、作成を指示したと推定される上司である大鶴基成元東京地方検察庁次席検事・弁護士、佐久間達哉元東京地検特捜部長、吉田正喜元東京地検特捜副部長、斎藤隆博東京地検特捜部副部長の4名に対し、作成事実・関与の有無、作成の理由、経緯等を問うもの。

 2012年4月16日午後1時に検察庁に質問状を提出、その後14時30分より、東京高等裁判所内にある司法記者クラブにて、記者レクを行った。

【以下、質問状】
http://shiminnokai.net/doc/shitsumonjo2.pdf

■木村氏宛質問状

質問状

平成24年 4月 16 日

東京地方検察庁特別捜査部検察官検事

木村 匡良 殿

告発人 健全な法治国家のために声をあげる市民の会 代表 八 木 啓 代

1.当会は、東京地検特捜部による、いわゆる陸山会事件の捜査の過程で、内容虚偽の捜査報告書が作成され、検察審査会に提出された問題などに関して、本年1月12日付で、田代政弘検事の虚偽有印公文書作成・同行使の事実及び被疑者不詳の偽計業務妨害罪の事実について告発状を提出し、1月17日付で東京地検刑事部に受理されているものである。

2.貴殿は、上記問題が発生した当時、陸山会事件主任検事の立場にあったものであり、以下に述べるところにより、同部の捜査に関して前代未聞の不祥事が発生したことに関して重大な責任がある。

大阪地検特捜部をめぐる不祥事からの検察の信頼回復のために法務省に設置された「検察の在り方検討会議」の委員であり、同事件のすべての公判を傍聴したジャーナリストの江川紹子氏が、「裁かれるべきは検察かー小沢裁判で見えた司法の『闇」』(世界、5月号)において、問題の石川氏の取り調べの具体的状況に言及し、田代検事が四回席を外して上司に報告に赴き、上司と思われる人からの電話も一度受けていたことを指摘し、「田代検事はいちいち上司の判断を仰いで取り調べを行い、調書を作成しているのだ。逮捕・勾留中の取り調べでも、同様のことが行われていたに違いない」と、上司の関与の疑いを指摘している。

また、江川氏は、田代検事が石川氏の取調べにおいて、従前の供述内容を変更しないように説得した場面の会話についても、石川氏が「わかりました。色々考えても、今まで供述して調書にしたことは事実ですから、否定しません。これまでの供述を維持するということで調書を作ってもらって結構です」と述べたとの事実と異なる内容が記載されていること、その一方で、「石川氏が再三申し入れた供述内容の変更に関する記載はゼロ」であることなど捜査報告書に明白な虚偽の内容が記載されていることに関して、「そんな虚偽の報告書を田代検事一人の判断で作ったのだろうか」と上司の関与の疑いを指摘している。

また、昨年12月16日の公判で証人として出廷した、前田恒彦元検事は、着任早々に、木村主任検事から「これは特捜部と小沢一郎の全面戦争だ! 小沢をあげられなければ我々の負けだ!」と言われたと証言しているほか、「陸山会事件を積極的に小沢さん(立件)までつなげたがっていたのは、当時の佐久間特捜部長と木村主任検事、大鶴次席検事ら一部の幹部でした。次の(大林)検事総長(当時、東京高検検事長)も乗り気ではありませんでした。それでも(部長らは)1億や2億、場合によっては4億円を出してこいと(現場に)言ってくるのです。私は佐久間部長に、想定しているスジ(ストーリー)を聞いてみました。夢みたいな話、妄想を語られました。私は率直に『裏献金は難しい』と言いました。ほかの検事も『無理』と言っていました」と証言したと報道されている。

同様に、この公判より前の昨年1月上旬、石川被告ら元秘書3人の公判前整理手続き中に弁護側から録音記録が開示され、報告書の内容との食い違いを把握したあとも、1年以上にわたり十分な調査が行われず放置されていたとも報道されているが、それは、まさしく、この田代報告書が、事実と異なる内容であることも含めて、陸山会事件の立件に極めて熱心であった上司の指示によって作成されたものであったからではないかと推定することは妥当であると考えられる。

そこで、当会としては、主任検事として、田代検事の虚偽報告書作成に際して、そのような指示があったのかどうかをお伺いしたい。

3. 本年2月22日の日本経済新聞、2月26日の朝日新聞に、田代政弘検事による虚偽報告書が、上司である吉田副部長の報告書にも引用されていたという事実が報道されている。また、当会では、田代政弘検事の虚偽報告書以外にも、副部長、主任検事らによる複数の報告書が存在し、それらの報告書も、田代報告書と同様に、検察審査会に提出されることを目的として作成された疑いがあるとの情報も把握している。

その情報によれば、捜査報告書の内容は、小沢氏の秘書等の関係者の供述調書のうち、小沢氏への報告・了承があったことを述べている部分(裁判所の決定によって、後に特信性、任意性を否定されて証拠請求が却下され、しかも、同決定において、そのような不当な取調べが組織的に行われていると認定されていることからみて、その取調の問題性については、報告書作成の時点で特捜部の上司も認識していたはずである)をことさらに引用したり、さらにそれらの文章に下線を引いたり注釈をつけたりしたほか、「元代表の供述は虚偽だ」等、検察官の個人的な感想と客観的事実が、判別しにくい形で書かれていたとのことであり、素人である審査員に、小沢氏の供述が虚偽であり、裁判になれば犯罪の立証は容易であるという印象を与えようとする意図が窺われるとのことである。

そして、当会が把握している情報によると、その報告書の中には貴殿が作成者として記載されているものもあるとのことである。

そうであるとすれば、それらの報告書こそ、当時、実際の取調べとは異なる虚偽の取調べ状況を記載した田代検事作成の捜査報告書と同等に、検察審査会を欺くという目的で作成されたことは明白であり、公正な検察審査会の審査を意図的に妨害した偽計業務妨害が成立する可能性が高いと言える。

それを受けて、当会は、本年4月2日、そのような報告書が実在するのかどうか、また、実在するのであれば、その報告書の作成者名、報告書宛先、および、この報告書を確認したと思われる当時の東京地検関係者の名前を開示することを要求したが、現在までに、検察庁から返答を得ていない。

そこで、当会は、貴殿に対し、そのような報告書の作成の事実の有無、貴殿の関与の有無、作成の理由、経緯等についてお伺いしたい。

大阪地検における村木元局長の冤罪事件、前田恒彦元検事の証拠改竄事件等の不祥事からの信頼回復どころか、陸山会事件公判における田代検事の虚偽報告書作成問題の表面化、検察官調書の請求却下、特捜部の組織的な不当捜査の指摘、大阪地検での大坪・佐賀両氏の判決での特捜部の組織的問題の指摘など、特捜検察をめぐる問題が次々と表面化し、国民の信頼を失墜し、未曾有の危機にあるといえる。

そのような状況下において、当時、主任検事として、一連の捜査において重要な職責を担った貴殿におかれては、健全な検察を求める市民からの疑問の声に答える社会的義務があり、説明責任があると私たちは考える。

検察が国民の信頼を取り戻すためにも、上記の疑問に対して、東京地検特捜部における重大な問題を発生させた当事者として、きちんとした説明を行って頂くことを要望する。

■斎藤氏宛質問状

質問状

平成24年 4月 16 日

東京地方検察庁特別捜査部副部長

斎藤隆博 殿

告発人 健全な法治国家のために声をあげる市民の会 代表 八 木 啓 代

1.当会は、東京地検特捜部による、いわゆる陸山会事件の捜査の過程で、内容虚偽の捜査報告書が作成され、検察審査会に提出された問題などに関して、本年1月12日付で、田代政弘検事の虚偽有印公文書作成・同行使の事実及び被疑者不詳の偽計業務妨害罪の事実について告発状を提出し、1月17日付で東京地検刑事部に受理されているものである。

2.貴殿は、上記問題が発生した当時、東京地検特捜副部長として田代検事の上司だったものであり、以下に述べるところにより、同部の捜査に関して上記前代未聞の不祥事が発生したことに関して重大な責任がある。

大阪地検特捜部をめぐる不祥事からの検察の信頼回復のために法務省に設置された「検察の在り方検討会議」の委員であり、同事件のすべての公判を傍聴したジャーナリストの江川紹子氏が、「裁かれるべきは検察かー小沢裁判で見えた司法の『闇」』(世界、5月号)において、問題の石川氏の取り調べの具体的状況に言及し、田代検事が四回席を外して上司に報告に赴き、上司と思われる人からの電話も一度受けていたことを指摘し、「田代検事はいちいち上司の判断を仰いで取り調べを行い、調書を作成しているのだ。逮捕・勾留中の取り調べでも、同様のことが行われていたに違いない」と、上司の関与の疑いを指摘している。

また、江川氏は、田代検事が石川氏の取調べにおいて、従前の供述内容を変更しないように説得した場面の会話についても、石川氏が「わかりました。色々考えても、今まで供述して調書にしたことは事実ですから、否定しません。これまでの供述を維持するということで調書を作ってもらって結構です」と述べたとの事実と異なる内容が記載されていること、その一方で、「石川氏が再三申し入れた供述内容の変更に関する記載はゼロ」であることなど捜査報告書に明白な虚偽の内容が記載されていることに関して、「そんな虚偽の報告書を田代検事一人の判断で作ったのだろうか」と上司の関与の疑いを指摘している。

同様に、この公判より前の昨年1月上旬、石川被告ら元秘書3人の公判前整理手続き中に弁護側から録音記録が開示され、報告書の内容との食い違いを把握したあとも、1年以上にわたり十分な調査が行われず放置されていたとも報道されているが、それは、まさしく、この田代報告書が、事実と異なる内容であることも含めて、陸山会事件の立件に極めて熱心であった上司の指示によって作成されたものであったからではないかと推定することは妥当であると考えられる。

3.本年2月22日の日本経済新聞、2月26日の朝日新聞に、田代政弘検事による虚偽報告書が、上司である吉田副部長の報告書にも引用されていたという事実が報道されている。また、当会では、田代政弘検事の虚偽報告書以外にも、副部長、主任検事らによる複数の報告書が存在し、それらの報告書も、田代報告書と同様に、検察審査会に提出されることを目的として作成された疑いがあるとの情報も把握している。

その情報によれば、捜査報告書の内容は、小沢氏の秘書等の関係者の供述調書のうち、小沢氏への報告・了承があったことを述べている部分(裁判所の決定によって、後に特信性、任意性を否定されて証拠請求が却下され、しかも、同決定において、そのような不当な取調べが組織的に行われていると認定されていることからみて、その取調の問題性については、報告書作成の時点で特捜部の上司も認識していたはずである)をことさらに引用したり、さらにそれらの文章に下線を引いたり注釈をつけたりしたほか、「元代表の供述は虚偽だ」等、検察官の個人的な感想と客観的事実が、判別しにくい形で書かれていたとのことであり、素人である審査員に、小沢氏の供述が虚偽であり、裁判になれば犯罪の立証は容易であるという印象を与えようとする意図が窺われるとのことである。

そして、当会が把握している情報によると、その報告書の中には貴殿が作成者として記載されているものもあり、また、貴殿は、報告書が検察審査会に提出された後に行われた再度の検察審査会の審査に担当検察官として出席し、審査員に不起訴処分の理由の説明を行ったとのことである。

そうであるとすれば、それらの報告書こそ、当時、実際の取調べとは異なる虚偽の取調べ状況を記載した田代検事作成の捜査報告書と同等に、検察審査会を欺き、検察の不起訴処分を覆して小沢氏を起訴すべきとする議決を行うように誘導する目的で作成されたことは明白であり、しかも、貴殿は、検察の不起訴処分の理由を説明すべき立場でありながら、実際には、その報告書に基づき、審査員に、不起訴処分が不当であり、小沢氏の有罪立証は容易であるとの誤った判断をさせる方向での説明を行ったことが疑われる。これらの事実から、当会が告発している公正に行われるべき検察審査会の審査を妨害する偽計業務妨害が成立する可能性が高いと言える。

それを受けて、当会は、本年4月2日、そのような報告書が実在するのかどうか、また、実在するのであれば、その報告書の作成者名、報告書宛先、および、この報告書を確認したと思われる当時の東京地検関係者の名前を開示することを要求したが、現在までに、検察庁から返答を得ていない。

そこで、当会は、貴殿に対し、そのような報告書の作成の事実の有無、作成の理由、経緯等についてお伺いしたい。

大阪地検における村木元局長の冤罪事件、前田恒彦元検事の証拠改竄事件等の不祥事からの信頼回復どころか、陸山会事件公判における田代検事の虚偽報告書作成問題の表面化、検察官調書の請求却下、特捜部の組織的な不当捜査の指摘、大阪地検での大坪・佐賀両氏の判決での特捜部の組織的問題の指摘など、特捜検察をめぐる問題が次々と表面化し、国民の信頼を失墜し、未曾有の危機にあるといえる。

そのような状況下において、当時、特捜部副部長として、一連の捜査において重要な職責を担った貴殿におかれては、健全な検察を求める市民からの疑問の声に答える社会的義務があり、説明責任があると私たちは考える。

検察が国民の信頼を取り戻すためにも、上記の疑問に対して、東京地検特捜部における重大な問題を発生させた当事者として、きちんとした説明を行って頂くことを要望する。


■大鶴氏宛質問状


質問状

平成24年 4月 16 日

元 元東京高等検察庁次席検事・弁護士

大鶴 基成 殿

告発人 健全な法治国家のために声をあげる市民の会 代表 八 木 啓 代

1.当会は、東京地検特捜部による、いわゆる陸山会事件の捜査の過程で、内容虚偽の捜査報告書が作成され、検察審査会に提出された問題などに関して、本年1月12日付で、田代政弘検事の虚偽有印公文書作成・同行使の事実及び被疑者不詳の偽計業務妨害罪の事実について告発状を提出し、1月17日付で東京地検刑事部に受理されているものである。

2.貴殿は、上記問題が発生した当時、東京高検次席の職にあったものであり、以下に述べるところにより、同部の捜査に関して前代未聞の不祥事が発生したことに関して重大な責任がある。

大阪地検特捜部をめぐる不祥事からの検察の信頼回復のために法務省に設置された「検察の在り方検討会議」の委員であり、同事件のすべての公判を傍聴したジャーナリストの江川紹子氏が、「裁かれるべきは検察かー小沢裁判で見えた司法の『闇」』(世界、5月号)において、問題の石川氏の取り調べの具体的状況に言及し、田代検事が四回席を外して上司に報告に赴き、上司と思われる人からの電話も一度受けていたことを指摘し、「田代検事はいちいち上司の判断を仰いで取り調べを行い、調書を作成しているのだ。逮捕・勾留中の取り調べでも、同様のことが行われていたに違いない」と、上司の関与の疑いを指摘している。

また、江川氏は、田代検事が石川氏の取調べにおいて、従前の供述内容を変更しないように説得した場面の会話についても、石川氏が「わかりました。色々考えても、今まで供述して調書にしたことは事実ですから、否定しません。これまでの供述を維持するということで調書を作ってもらって結構です」と述べたとの事実と異なる内容が記載されていること、その一方で、「石川氏が再三申し入れた供述内容の変更に関する記載はゼロ」であることなど捜査報告書に明白な虚偽の内容が記載されていることに関して、「そんな虚偽の報告書を田代検事一人の判断で作ったのだろうか」と上司の関与の疑いを指摘している。

また、昨年12月16日の公判で証人として出廷した、前田恒彦元検事は、着任早々に、木村主任検事から「これは特捜部と小沢一郎の全面戦争だ! 小沢をあげられなければ我々の負けだ!」と言われたと証言しているほか、「陸山会事件を積極的に小沢さん(立件)までつなげたがっていたのは、当時の佐久間特捜部長と木村主任検事、大鶴次席検事ら一部の幹部でした。次の(大林)検事総長(当時、東京高検検事長)も乗り気ではありませんでした。それでも(部長らは)1億や2億、場合によっては4億円を出してこいと(現場に)言ってくるのです。私は佐久間部長に、想定しているスジ(ストーリー)を聞いてみました。夢みたいな話、妄想を語られました。私は率直に『裏献金は難しい』と言いました。ほかの検事も『無理』と言っていました」と証言したと報道されている。

同様に、この公判より前の昨年1月上旬、石川被告ら元秘書3人の公判前整理手続き中に弁護側から録音記録が開示され、報告書の内容との食い違いを把握したあとも、1年以上にわたり十分な調査が行われず放置されていたとも報道されているが、それは、まさしく、この田代報告書が、事実と異なる内容であることも含めて、陸山会事件の立件に極めて熱心であった上司の指示によって作成されたものであったからではないかと推定することは妥当であると考えられる。

3.本年2月22日の日本経済新聞、2月26日の朝日新聞に、田代政弘検事による虚偽報告書が、上司である吉田副部長の報告書にも引用されていたという事実が報道されている。また、当会では、田代政弘検事の虚偽報告書以外にも、副部長、主任検事らによる複数の報告書が存在し、それらの報告書も、田代報告書と同様に、検察審査会に提出されることを目的として作成された疑いがあるとの情報も把握している。

その情報によれば、捜査報告書の内容は、小沢氏の秘書等の関係者の供述調書のうち、小沢氏への報告・了承があったことを述べている部分(裁判所の決定によって、後に特信性、任意性を否定されて証拠請求が却下され、しかも、同決定において、そのような不当な取調べが組織的に行われていると認定されていることからみて、その取調の問題性については、報告書作成の時点で特捜部の上司も認識していたはずである)をことさらに引用したり、さらにそれらの文章に下線を引いたり注釈をつけたりしたほか、「元代表の供述は虚偽だ」等、検察官の個人的な感想と客観的事実が、判別しにくい形で書かれていたとのことであり、素人である審査員に、小沢氏の供述が虚偽であり、裁判になれば犯罪の立証は容易であるという印象を与えようとする意図が窺われるとのことである。

そうであるとすれば、それらの報告書こそ、当時、実際の取調べとは異なる虚偽の取調べ状況を記載した田代検事作成の捜査報告書と同等に、検察審査会を欺くという目的で作成されたことは明白であり、公正な検察審査会の審査を意図的に妨害する偽計業務妨害が成立する可能性が高いと言える。

それを受けて、当会は、本年4月2日、そのような報告書が実在するのかどうか、また、実在するのであれば、その報告書の作成者名、報告書宛先、および、この報告書を確認したと思われる当時の東京地検関係者の名前を開示することを要求したが、現在までに、検察庁から返答を得ていない。

しかしながら、検察庁という官庁の在り方から鑑みて、当時次席であった貴殿が、上記のような事態に関して、まったく実情を把握していなかったことは考えがたい。週刊誌等で、陸山会事件において、事実上の捜査指揮を執っていたのが貴殿であったことが報道されているのみならず、次席という立場として、重大な監督責任が存在すると考える。

そこで、当会は、貴殿に対し、そのような報告書の作成の事実の有無、作成の理由、経緯等についてお伺いしたい。

大阪地検における村木元局長の冤罪事件、前田恒彦元検事の証拠改竄事件等の不祥事からの信頼回復どころか、陸山会事件公判における田代検事の虚偽報告書作成問題の表面化、検察官調書の請求却下、特捜部の組織的な不当捜査の指摘、大阪地検での大坪・佐賀両氏の判決での特捜部の組織的問題の指摘など、特捜検察をめぐる問題が次々と表面化し、国民の信頼を失墜し、未曾有の危機にあるといえる。

そのような状況下において、当時、特捜部副部長として、一連の捜査において重要な職責を担った貴殿におかれては、健全な検察を求める市民からの疑問の声に答える社会的義務があり、説明責任があると私たちは考える。

検察が国民の信頼を取り戻すためにも、上記の疑問に対して、東京地検特捜部における重大な問題を発生させた当事者として、きちんとした説明を行って頂くことを要望する。


■吉田氏宛質問状


質問状

平成24年 4月 16 日

元東京地方検察庁特別捜査部副部長

吉田正喜 殿

告発人 健全な法治国家のために声をあげる市民の会 代表 八 木 啓 代

1.当会は、東京地検特捜部による、いわゆる陸山会事件の捜査の過程で、内容虚偽の捜査報告書が作成され、検察審査会に提出された問題などに関して、本年1月12日付で、田代政弘検事の虚偽有印公文書作成・同行使の事実及び被疑者不詳の偽計業務妨害罪の事実について告発状を提出し、1月17日付で東京地検刑事部に受理されているものである。

2. 貴殿は、上記問題が発生した当時、東京地検特捜副部長として田代検事の上司だったものであり、以下に述べるところにより、同部の捜査に関して上記前代未聞の不祥事が発生したことに関して重大な責任がある。

大阪地検特捜部をめぐる不祥事からの検察の信頼回復のために法務省に設置された「検察の在り方検討会議」の委員であり、同事件のすべての公判を傍聴したジャーナリストの江川紹子氏が、「裁かれるべきは検察かー小沢裁判で見えた司法の『闇」』(世界、5月号)において、問題の石川氏の取り調べの具体的状況に言及し、田代検事が四回席を外して上司に報告に赴き、上司と思われる人からの電話も一度受けていたことを指摘し、「田代検事はいちいち上司の判断を仰いで取り調べを行い、調書を作成しているのだ。逮捕・勾留中の取り調べでも、同様のことが行われていたに違いない」と、上司の関与の疑いを指摘している。

また、江川氏は、田代検事が石川氏の取調べにおいて、従前の供述内容を変更しないように説得した場面の会話についても、石川氏が「わかりました。色々考えても、今まで供述して調書にしたことは事実ですから、否定しません。これまでの供述を維持するということで調書を作ってもらって結構です」と述べたとの事実と異なる内容が記載されていること、その一方で、「石川氏が再三申し入れた供述内容の変更に関する記載はゼロ」であることなど捜査報告書に明白な虚偽の内容が記載されていることに関して、「そんな虚偽の報告書を田代検事一人の判断で作ったのだろうか」と上司の関与の疑いを指摘している。

その取調べにおいては、田代検事が、「ま、そうならないようにさ、ずっと逮捕されてきてからやってたし、だけど、ま、なかなか、吉田正喜もなかなか執念深いし(笑) 」「あはは、吉田正喜もずるいから,そういうところは絶対公には言わないんだけど。あの事実はありませんね、とかは言わないんだけど。はっはっは。」と語ったことが、録音記録に明確に残されている。

鈴木宗男氏も、2010年2月1日に、「起訴の3日前に東京地検特捜部の吉田正喜副部長は、石川知裕代議士に対し、『小沢はここで不起訴になっても、検察審査会で裁かれる可能性が高い。その議決は参議院選挙前に出るでしょう。そんなことになって良いのでしょうか』と話している。」と氏の日記に記載している。

また、昨年12月16日の公判で証人として出廷した、前田恒彦元検事は、着任早々に、木村主任検事から「これは特捜部と小沢一郎の全面戦争だ! 小沢をあげられなければ我々の負けだ!」と言われたと証言しているほか、「陸山会事件を積極的に小沢さん(立件)までつなげたがっていたのは、当時の佐久間特捜部長と木村主任検事、大鶴次席検事ら一部の幹部でした。次の(大林)検事総長(当時、東京高検検事長)も乗り気ではありませんでした。それでも(部長らは)1億や2億、場合によっては4億円を出してこいと(現場に)言ってくるのです。私は佐久間部長に、想定しているスジ(ストーリー)を聞いてみました。夢みたいな話、妄想を語られました。私は率直に『裏献金は難しい』と言いました。ほかの検事も『無理』と言っていました」と証言したと報道されている。

同様に、この公判より前の昨年1月上旬、石川被告ら元秘書3人の公判前整理手続き中に弁護側から録音記録が開示され、報告書の内容との食い違いを把握したあとも、1年以上にわたり十分な調査が行われず放置されていたとも報道されているが、それは、まさしく、この田代報告書が、事実と異なる内容であることも含めて、陸山会事件の立件に極めて熱心であった上司の指示によって作成されたものであったからではないかと推定することは妥当であると考えられる。

3.本年2月22日の日本経済新聞、2月26日の朝日新聞に、田代政弘検事による虚偽報告書が、上司である副部長の報告書にも引用されていたという事実が報道されている。また、当会では、田代政弘検事の虚偽報告書以外にも、副部長、主任検事らによる複数の報告書が存在し、それらの報告書も、田代報告書と同様に、検察審査会に提出されることを目的として作成された疑いがあるとの情報も把握している。

その情報によれば、捜査報告書の内容は、小沢氏の秘書等の関係者の供述調書のうち、小沢氏への報告・了承があったことを述べている部分(裁判所の決定によって、後に特信性、任意性を否定されて証拠請求が却下され、しかも、同決定において、そのような不当な取調べが組織的に行われていると認定されていることからみて、その取調べの問題性については、報告書作成の時点で特捜部の上司も認識していたはずである)をことさらに引用したり、さらにそれらの文章に下線を引いたり注釈をつけたりしたほか、「元代表の供述は虚偽だ」等、検察官の個人的な感想と客観的事実が、判別しにくい形で書かれていたとのことであり、素人である審査員に、小沢氏の供述が虚偽であり、裁判になれば犯罪の立証は容易であるという印象を与えようとする意図が窺われるとのことである。

そうであるとすれば、それらの報告書こそ、当時、実際の取調べとは異なる虚偽の取調べ状況を記載した田代検事作成の捜査報告書と同等に、検察審査会を欺くという目的で作成されたことは明白であり、当会が告発している、公正に行われるべき検察審査会の審査を妨害する偽計業務妨害が成立する可能性が高いと言える。

それを受けて、当会は、本年4月2日、そのような報告書が実在するのかどうか、また、実在するのであれば、その報告書の作成者名、報告書宛先、および、この報告書を確認したと思われる当時の東京地検関係者の名前を開示することを要求したが、現在までに、検察庁から返答を得ていない。

そこで、当会は、貴殿に対し、そのような報告書の作成の事実の有無、作成の理由、経緯等についてお伺いしたい。

大阪地検における村木元局長の冤罪事件、前田恒彦元検事の証拠改竄事件等の不祥事からの信頼回復どころか、陸山会事件公判における田代検事の虚偽報告書作成問題の表面化、検察官調書の請求却下、特捜部の組織的な不当捜査の指摘、大阪地検での大坪・佐賀両氏の判決での特捜部の組織的問題の指摘など、特捜検察をめぐる問題が次々と表面化し、国民の信頼を失墜し、未曾有の危機にあるといえる。

そのような状況下において、当時、特捜部副部長として、一連の捜査において重要な職責を担った貴殿におかれては、健全な検察を求める市民からの疑問の声に答える社会的義務があり、説明責任があると私たちは考える。

検察が国民の信頼を取り戻すためにも、上記の疑問に対して、東京地検特捜部における重大な問題を発生させた当事者として、きちんとした説明を行って頂くことを要望する。


■佐久間氏宛質問状

質問状

平成24年 4月 16 日

元東京地方検察庁特別捜査部部長

佐久間 達哉 殿

告発人 健全な法治国家のために声をあげる市民の会 代表 八 木 啓 代

1.当会は、東京地検特捜部による、いわゆる陸山会事件の捜査の過程で、内容虚偽の捜査報告書が作成され、検察審査会に提出された問題などに関して、本年1月12日付で、田代政弘検事の虚偽有印公文書作成・同行使の事実及び被疑者不詳の偽計業務妨害罪の事実について告発状を提出し、1月17日付で東京地検刑事部に受理されているものである。

2.貴殿は、上記問題が発生した当時、特捜部部長として田代検事の上司の立場にあったものであり、以下に述べるところにより、同部の捜査に関して前代未聞の不祥事が発生したことに関して重大な責任がある。

大阪地検特捜部をめぐる不祥事からの検察の信頼回復のために法務省に設置された「検察の在り方検討会議」の委員であり、同事件のすべての公判を傍聴したジャーナリストの江川紹子氏が、「裁かれるべきは検察かー小沢裁判で見えた司法の『闇」』(世界、5月号)において、問題の石川氏の取り調べの具体的状況に言及し、田代検事が四回席を外して上司に報告に赴き、上司と思われる人からの電話も一度受けていたことを指摘し、「田代検事はいちいち上司の判断を仰いで取り調べを行い、調書を作成しているのだ。逮捕・勾留中の取り調べでも、同様のことが行われていたに違いない」と、上司の関与の疑いを指摘している。

また、江川氏は、田代検事が石川氏の取調べにおいて、従前の供述内容を変更しないように説得した場面の会話についても、石川氏が「わかりました。色々考えても、今まで供述して調書にしたことは事実ですから、否定しません。これまでの供述を維持するということで調書を作ってもらって結構です」と述べたとの事実と異なる内容が記載されていること、その一方で、「石川氏が再三申し入れた供述内容の変更に関する記載はゼロ」であることなど捜査報告書に明白な虚偽の内容が記載されていることに関して、「そんな虚偽の報告書を田代検事一人の判断で作ったのだろうか」と上司の関与の疑いを指摘している。

また、昨年12月16日の公判で証人として出廷した、前田恒彦元検事は、着任早々に、木村主任検事から「これは特捜部と小沢一郎の全面戦争だ! 小沢をあげられなければ我々の負けだ!」と言われたと証言しているほか、「陸山会事件を積極的に小沢さん(立件)までつなげたがっていたのは、当時の佐久間特捜部長と木村主任検事、大鶴次席検事ら一部の幹部でした。次の(大林)検事総長(当時、東京高検検事長)も乗り気ではありませんでした。それでも(部長らは)1億や2億、場合によっては4億円を出してこいと(現場に)言ってくるのです。私は佐久間部長に、想定しているスジ(ストーリー)を聞いてみました。夢みたいな話、妄想を語られました。私は率直に『裏献金は難しい』と言いました。ほかの検事も『無理』と言っていました」と証言したと報道されている。

同様に、この公判より前の昨年1月上旬、石川被告ら元秘書3人の公判前整理手続き中に弁護側から録音記録が開示され、報告書の内容との食い違いを把握したあとも、1年以上にわたり十分な調査が行われず放置されていたとも報道されているが、それは、まさしく、この田代報告書が、事実と異なる内容であることも含めて、陸山会事件の立件に極めて熱心であった上司の指示によって作成されたものであったからではないかと推定することは妥当であると考えられる。

3. 本年2月22日の日本経済新聞、2月26日の朝日新聞に、田代政弘検事による虚偽報告書が、上司である吉田副部長の報告書にも引用されていたという事実が報道されている。また、当会では、田代政弘検事の虚偽報告書以外にも、副部長、主任検事らによる複数の報告書が存在し、それらの報告書も、田代報告書と同様に、検察審査会に提出されることを目的として作成された疑いがあるとの情報も把握している。

その情報によれば、捜査報告書の内容は、小沢氏の秘書等の関係者の供述調書のうち、小沢氏への報告・了承があったことを述べている部分(裁判所の決定によって、後に特信性、任意性を否定されて証拠請求が却下され、しかも、同決定において、そのような不当な取調べが組織的に行われていると認定されていることからみて、その取調の問題性については、報告書作成の時点で特捜部の上司も認識していたはずである)をことさらに引用したり、さらにそれらの文章に下線を引いたり注釈をつけたりしたほか、「元代表の供述は虚偽だ」等、検察官の個人的な感想と客観的事実が、判別しにくい形で書かれていたとのことであり、素人である審査員に、小沢氏の供述が虚偽であり、裁判になれば犯罪の立証は容易であるという印象を与えようとする意図が窺われるとのことである。

そうであるとすれば、それらの報告書こそ、当時、実際の取調べとは異なる虚偽の取調べ状況を記載した田代検事作成の捜査報告書と同等に、検察審査会を欺くという目的で作成されたことは明白であり、当会が告発している、公正に行われるべき検察審査会の審査を妨害する偽計業務妨害が成立する可能性が高いと言える。

それを受けて、当会は、本年4月2日、そのような報告書が実在するのかどうか、また、実在するのであれば、その報告書の作成者名、報告書宛先、および、この報告書を確認したと思われる当時の東京地検関係者の名前を開示することを要求したが、現在までに、検察庁から返答を得ていない。

しかしながら、新聞報道によると、田代報告書の宛名が貴殿であることからして、それ以外の報告書も、当時、特捜部長であった貴殿に宛てられたものとであると推察できる。

そこで、当会は、貴殿に対し、そのような報告書の作成の事実の有無、作成の理由、経緯等についてお伺いしたい。

大阪地検における村木元局長の冤罪事件、前田恒彦元検事の証拠改竄事件等の不祥事からの信頼回復どころか、陸山会事件公判における田代検事の虚偽報告書作成問題の表面化、検察官調書の請求却下、特捜部の組織的な不当捜査の指摘、大阪地検での大坪・佐賀両氏の判決での特捜部の組織的問題の指摘など、特捜検察をめぐる問題が次々と表面化し、国民の信頼を失墜し、未曾有の危機にあるといえる。

そのような状況下において、当時、特捜部長として、一連の捜査の全責任を負う立場にあった貴殿におかれては、健全な検察を求める市民からの疑問の声に答える義務があり、社会的な意味での説明責任があると私たちは考える。

検察が国民の信頼を取り戻すためにも、上記の疑問に対して、東京地検特捜部における重大な問題を発生させた当事者として、きちんとした説明を行って頂くことを要望する。


       ◇


お知らせ

                    健全な法治国家のために声をあげる市民の会


2012/4/16

東京地検刑事部からご回答をいただけないので、田代虚偽報告書に関与し、また、それ以外の報告書についても何らかの責任があると推定される、田代検事の上司5名(佐久間元特捜部長・大鶴元地検次席・吉田元副部長・斎藤副部長・木村主任検事)宛に公開質問状を出し、午後2時半より記者会見をいたしました。

質問状
http://shiminnokai.net/doc/shitsumonjo2.pdf


 

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コメント
 
01. 2012年4月16日 19:37:37 : JjSQKQLkmo
八木さんありがとうございました。すごい!!

02. 2012年4月16日 19:54:20 : w7CBUQQSx2
八木さんすごい。
公開質問状に答えないわけにはいかない。
公務員だからなおさらだ。
答えなければその事実が公開され追いつめられるだけだ。
答えればその内容に関してさらに質問される。
どちらにしても追いつめられる。
検察がその本来のあるべき姿に戻らない限り、どんどん追い込まれていく。
時が経てば経つほど拡散し、国民の信頼を失ってゆく。



03. 2012年4月16日 20:07:22 : dczO9n15RA
八木さんに感謝の一言です。すごい。成り行きを注視しています。

04. 2012年4月16日 20:58:20 : t9M2KfINao
応援している。検察官の実名を挙げて情報を拡散するのは有効な手段と思う。

登石の追訴請求では何の理由も書かず、棄却したとの回答だったが、今回はどうか。同じような回答ならさらにその事実、つまり何の情報も公開しない検察だという事実を拡散しよう。

こんなに悪どいことをした特捜検察など絶対許してはいけない。


05. 2012年4月16日 21:03:29 : pFT9QxyX9w
大鶴、佐久間、吉田、斎藤、木村 宛先各位へ

1億2千万日本国民が重大な関心を持って成り行きを見守っている。
早急に会見を開くなどして、雁首ならべて説明責任を果たしてみろよ。
最早逃げ道なんて残ってないよ。


06. 2012年4月16日 21:31:09 : bbWxr5WbJY
何の力にもなれそうもない耄碌者ですが応援しています。頭が下がる思いです。
健全な法治国家であってほしいと願う多くの人々の代表として頑張ってください。

07. 2012年4月16日 21:54:28 : NQYPlbU4vA
私も応援しています。
四国、高松ですが、ここぞというときには結集したいと思います。
遠慮なく呼びかけてください。

08. 2012年4月16日 22:16:02 : sNAaMDE66A
八木さん、ありがとうございます。

国民の一人として、深くお礼申し上げます。

みなさん、このように国民の多くの方々の
勇気で国が変わるかもしまれません。

黙っていては、シロアリどもに喰い散らかされ、
奈落の底。

自分たちの国の未来を、自分たちで切り開きましょう。


09. 2012年4月16日 22:32:08 : BrosBfLYPg
八木さんの記者レクのビデオはすごい迫力です。説明力、具体的行動計画どれをとってもピカイチです。これは本来、ヤメ検、社会派弁護士や与党議員、マスコミの仕事だろうが、
かれらは真逆の人間だと言うことを物語っている。

地検が公式に二度不起訴にしながら、調書とは別の捜査報告書で検察審査会を誘導していたとは、これが犯罪でないとしたら、なにをしても罰せられないということか?、

>さらにそれらの文章に下線を引いたり注釈をつけたりしたほか、「元代表の供述は虚偽だ」等、検察官の個人的な感想と客観的事実が、判別しにくい形で書かれていたとのことであり、素人である審査員に、小沢氏の供述が虚偽であり、裁判になれば犯罪の立証は容易であるという印象を与えようとする意図が窺われる


10. じゅんじゅん 2012年4月16日 23:44:20 : eqFgxpxUeynJM : mDEN82Nhr6
八木女史サイコーです!
カッコいいとしか言い様がない!

ストレートで本質突いて解り易いし、我々の想いの代弁をありがとうございます。
美人で頭脳明晰で弁が立ち、腹が据わっていて凄すぎます。
岩上さんとのトークでは楽しいお人柄で、夫婦漫才みたいで面白いし。

素敵な八木女子、検察をやつっけて下さい。


11. 2012年4月16日 23:55:00 : PgGEzDs2v2
■ 田代逮捕の 一報は

 まだか!

 なんで こんなに 遅いんか〜!


12. humina07 2012年4月17日 01:41:39 : xVac6mw/z0HTI : Cvv8wD3gZ6
拍手が少なすぎます。
これこそ、小沢氏と同じように、論理的に敵を追いつめています。
八木さんは凄すぎるて思います。
森裕子議員、小沢氏の弁護団へぜひとも連絡していただきたい。『新政研』に届けてください。

13. 2012年4月17日 03:43:30 : BHAQ1c8UdE

鬼畜どもの所業を白日の下にさらさなければ、この国の未来は無い。


14. 2012年4月17日 06:31:32 : XhpX8jbLoU
納税者から、八木さんに感謝感激、われわれ国民は検察・裁判官を、訴えれない

政治家がしなければいけない、仕事を放棄している、やはり政治家は国家権力の
犬だのが、再確認できた

権力の番人のマスメデア(新聞・テレビ)が権力の仲間で国民を欺く詐欺集団
だと、言う事が、遅まきながら、やっと理解できた
(税金の恩恵を受け、国民を情報操作する権力の応援団)

国民(納税者)よ早く気がついてくれ、新聞・テレビは真実を報道しない
ネットには真実が見える、税金で食べている人間は小沢が邪魔だ
日本が国家官僚支配天国にならない為、国民には小沢が必要だ


15. 2012年4月17日 06:45:37 : BHAQ1c8UdE
>>14

全くもって日本の国会議員は情けない。腑抜けだ。

国民(納税者)の代表が国会議員だ。国会議員が税金を使わせている官僚を

監督しなければならない。国会に喚問すべきは検察である。彼らこそ説明責

任を果たさねばならない。



16. 2012年4月17日 06:47:47 : 9IRSOsTJI6
 
お願い【拡散】

次期代表選挙(今年2012年9月)を見据え、小沢一郎民主党代表実現を望む方は、
是非、
1年間だけでも党員登録をしてください。年会費6,000円
 
小沢事務所よりお願い。
【党員・サポーター募集】 2012年度 民主党党員・サポーターの募集を開始いたしました。詳しくは、小沢一郎ウェブサイト(https://www.ozawa-ichiro.jp/support/form_input.php?id=3)をご覧ください。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。
 

17. 2012年4月17日 06:52:21 : mEZSoDieTk
市民の会の会員として、誇りに思います。みなさん、八木さんの呼び掛けがあれば、立ち上がりましょう!!!国民をなめきって犯罪者たちに鉄槌をくらわせよう。

18. 2012年4月17日 08:47:42 : cOwplHfWlU
検察のワル5人組さっさっと質問に答えろ。

ついでに民主党つぶしの指南役もゲロしてくれ。


19. 2012年4月17日 10:07:18 : lRYfivAqeo
八木さん有難うございました。

メキシコでご活躍されているジャズ歌手と知りました。
道理で話が単刀直入で、的を得ていらっしゃる。

さすが行動派ですね!そして何よりも大阪人の根性持ちに惚れ惚れします。

あっぱれ〜〜〜ぇ!!!最高です!!!!胸がスキッとしました。

田代と悪盗ゾンビ5人衆は、今頃どんな思いで居るんだろうか?見てみたいな。
さっさと説明せんか!!卑怯者め!!!税金ドロボー!!!金返せ!!!

国会議員よ!!!証人喚問しろ!!!悪盗共を吊るせ!!!


20. 2012年4月17日 11:20:59 : AJuiYF2eaE
八木は司法を正そうとしているので、小沢が有罪になろうと無罪に
なろうとそれは二の次なのである。

21. 2012年4月17日 11:46:04 : GIvSzWlmIT
八木さんという一市民の方が、
国会議員・弁護士・学者・地方議員よりも、
これほど説得力があるのは、
「金のため」発言していないからだ。

公務員には、実名を出して、質問し、回答を求める方法が一番「効く!!」
やつらは、それに対抗できる手段と知恵を持っていないぞ。


22. 2012年4月17日 12:50:09 : 5mLzBGNdZw
八木啓代さんの行動には、
多くの感謝の言葉は不要かと思います。

とにかく、有難うございます。


23. 2012年4月17日 15:18:11 : BIgfJMRMNE
>20

二の次?
八木氏は司法を正そうとしているのだったら、小沢の事件もその一端なのだから同時に進めるのではないか?
何が二の次だよ。


24. 2012年4月17日 16:55:08 : sYShvsSFL6
仙谷が”脅し”の専門家なら、”騙し”の担当は枝野。

大飯原発再稼働、福井に要請「大事故起きぬ」と (YOMIURI ONLINE 2012年4月14日)
 枝野経産相は西川知事との会談で、東京電力福島第一原発事故を踏まえて政府がまとめた安全基準を説明し、「大飯3、4号機は基準を満たしており、福島の事故のような地震、津波が来襲しても、大事故には至らない」と述べた。

先日、国会で再稼働には反対と大きな声で言っていたが……。

”福島のような”と、”ような”を付け加えるところがミソである。
実際に事故が起きても、福島とは違う状況、相違点が必ず見つかる。
”大事故には至らない”とは、あの時までの判断材料ではそうだった、と言い抜ける。

民主党政権運営の三大テクニック。
”脅す”、”騙す”と”隠す”

福島原発事故では散々情報隠蔽を繰り返したが……。

陸山会事件も枝野と仙獄の 騙す 隠す で3秘書有罪  
小沢を強制起訴、
枝野仙獄は フランス バス注油 ギロチンで処断すべし 


25. 2012年4月17日 16:56:56 : sYShvsSFL6
八木さんの活躍を期待しています。かくれ小沢シンパ

26. 2012年4月17日 17:18:20 : Zh236QxP2c
司法記者クラブの参加者の面々、ことの事態を理解できてないのか?
あまりにも質問者が少ない。もっと勉強して真実をペンの力で解き明かして
欲しいものだ。

27. 2012年4月17日 17:50:19 : EkQR1QKOjo
『<24〜sYShvsSFL6様>の直感力と解析力に敬服!でございます。』

”脅す””騙す””隠す”ってのは、「ヘドロ官僚機構&ブラサガリ既得権益族」の“体質”に対する、誠に秀逸な“解析と反語”であります。
「脅す・騙す・隠す」というフレーズ(言葉の力)をこれから大いに喧伝し、奴等の“欺瞞と犯罪”の正体を暴露し壊滅させ再構築しようではありませんか!


28. 2012年4月17日 18:32:07 : K7Z0LZyAEE
八木さん有難う。
司法試験を合格した裁判官、検事、弁護士が法を踏みにじる中で、恐らく弁護士資格もないであろう八木さんや森ゆうこさんが頑張っている。
仙谷、枝野、江田、谷垣などは弁護士資格を持っているようだが、全く報の精神がわかっていない。彼らの弁護士資格を剥奪し、八木さんと森ゆうこさんに渡すべきだ。

29. 2012年4月17日 20:03:58 : N2lVoYK5nk
八木さん、ご苦労様です。
質問状,簡にして要且つ瞭、其の歯切れのよさは当に八木さんの面目躍如、久々に溜飲下がるおもいで読ませていただきました。
陸山会事件は其の展開如何では日本に始めて民主主義を根付かせ大きな社会変革を齎すエポックとなり得る歴史的大事件だろうと思いますし、又多くの心ある方々がその変革が実現できるよう切望して居られるのではないでしょうか。
若しそれが成就した暁には八木さんや郷原さんの功績が永く語り継がれることになると思います。
御身お大切に暮〃もご自愛下さい。


30. 2012年4月17日 20:57:10 : AJuiYF2eaE
>23
>小沢の事件もその一端なのだから同時に進めるのではないか?

小沢事件もその一端とはどういうことだろうか? 冤罪と言うことだろうか。
それは裁判が終わってみなければ分からない。

八木にとって、小沢が無罪になることが、司法が正しい見解を
示したのではなく、個々の裁判結果には関係ないということだ。


31. 2012年4月17日 22:04:28 : 42WLGuDM8Y
八木さんありがとうございます。
感謝感激です。 応援してます。

正義を正す 太陽のような女性 八木啓代様
 今は神様のようです。悪を叩き切る八木啓代様



32. KOHCHAN 2012年4月17日 22:30:00 : CXsSmWIn6Qvx6 : rs3GVlPPNA
八木さん、ありがとう。
われわれの想いの代弁をしていただき、有り難うございます。

33. 2012年4月17日 22:55:17 : f2bDRcpoc2
おもしろいのは

八木啓代、郷原弁護士、江川女史、弘中主任弁護士

この4人は小沢の味方のように見えるけど、

小沢支持と勘違いされるのは迷惑だそうだから

みんなも誤解しないでね。

良識ある人で小沢支持者なんかいないんだから。


34. 2012年4月18日 00:02:00 : t0YNtD8diM
そっか、

検察、裁判所、ニセ保守政治家のインチキを追求するなら誰でもいいや。


35. 2012年4月18日 02:24:27 : GuH7GY7cua
>>木村主任検事「これは特捜部と小沢一郎の全面戦争だ! 小沢をあげられなけれ>>>ば我々の負けだ!」と・・・

この木村とかいうガキは、なんと!全面戦争しようとしていたのだから、偽計業務妨害なんていうチンケな罪ではなく、

『 内乱罪 』で告発するべきだと思う。

『 内乱罪 』の罰則は無期または死刑。

こいつらは2〜3年刑務所に入ったくらいで許される罪ではない。



36. 2012年4月18日 02:36:03 : GuH7GY7cua
主権者である国民の代表である小沢氏と全面戦争しようとしていたわけだ。

現にこのあと、木村の子分である田代は石川さんに『特捜部は恐ろしいところだ。何でもできる。』とのたまわっている。

『何でもできる』ってことは戦争だってできるってことだろ。


37. 2012年4月18日 06:41:31 : 79SZUE6Fuk
そうです。腐敗の中枢は官僚です。腐敗した官僚がつかさどる司法権力は余りにも怖すぎる。本丸を攻めるのは命がけと思いますが是非ともやつらと同様に最高裁事務総局もお願いします。政治家も悪いですが、官僚の使い走りにかすぎませんので選挙で落とせば十分。日本の元凶霞ヶ関官僚を叩き潰してください。

38. 2012年4月18日 09:11:37 : JoP7bahgs2
田代検事不起訴だって。
まだまだ手強いわ・・

ヤッターなんて浮かれてられない。


39. 2012年4月18日 09:24:41 : 7NLXwUFXdw
八木さん、ありがとう!

応援します!

素晴らしい人物だ!

腐り切った司法と官僚そしてマスメディアを徹底的に掃除しましょう。


40. のぼっさん 2012年4月18日 09:52:03 : fkt3FbbrckgTg : ZWU21zKKPI
八木啓代さんの活躍には心から尊敬しています。
貴女のように知的で勇敢な女性が行動したことに今行われている司法の闇、検察と裁判所と言う正義の砦が「実は巨悪の巣窟、犯罪の館であった」この暗い状況の
日本の将来に明るさを感じています。
しかし4月18日の新聞ではこの八木さんたちの告発を東京地検は「起訴」見送りとしています。
相変わらずこの権力組織は仲間の犯罪には甘く、小澤裁判のなかで明確になった
「虚偽記載」は小澤さんの秘書は「正規の手続きに基づき記述した」のに「虚偽」
として起訴され、「田代検事は調書をねつ造、虚偽記載した」のに「虚偽の意図は感じられない」との見解として起訴見送りとする模様。
またまた記者クラブと一体になって「検察の意図を国民に伝える広報役」を務めています。
普通の国民ですら「おかしい、相変わらず身内に甘い検察組織」と感じるのに
記者クラブのメデイアは「検察様ごもっとも」とよいしょ記事を乱発する
こんな大手メデイア日経新聞は廃刊してはどうか。
購読者を馬鹿にするのもいい加減にしてほしい。
検察審査会にぜひ告発して欲しいが、また検察審査会の審査員を恣意的に選出して
強制起訴を妨げる恐れもあり、森ゆうこ議員が調査しているとおり審査会の委員
選出について手続きの公開請求も期待します。
権力組織である検察、裁判所の「裏金告発」を元検察官、裁判官がいろいろな場で
発表しています。
残念ながら報道はされませんが公開の場で講演しています。しかし検察も、裁判所も否定していません、つまりこの告発は事実であることを証明しています。
これは税金の横取りですので「重大犯罪です」
なぜ犯罪を取り締まり、裁く重要な組織が犯罪の巣窟と言われて何の行動もない
こんなにいかがわしい組織の下で国民は安心できるわけがありません。
原発再稼働の動きもしかり、インチキ政権の犯罪組織の司法権力の一掃を国民は声をあげようではありませんか。

41. 2012年4月18日 10:27:32 : VK8mZpF0P6
報道ステーションのディレクターは在日でもなくて なんと生粋の韓国人です。
http://ameblo.jp/nihon-banzai/entry-11225833048.html

42. 2012年4月18日 11:16:56 : 3JgIZXEdzs

自民有力議員側に6千万円 裏献金、西松関係者が供述
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030601001177.html


漆間巌内閣官房副長官の

「自民党には捜査が及ばない」との趣旨の発言に関する質問主意書

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/171/syuh/s171082.htm


43. 2012年4月18日 12:25:03 : MOmQ35pfqw
田代は不起訴になるようですよ!
虚偽記載が不起訴では検察は
名誉挽回、威信回復を捨てた!ってことか?

田代一人をかばうために検察消滅をかけるとはねぇ!
田代を不起訴のしたら終わりだと思う今の検察の知能の低さ(笑)
田代に続く上司らの処罰もできないようでは
威信回復をあきらめた!ってとられても仕方ない

威信回復に東電捜査にでも入るのか?
と思いきや、なんにもやらない!
こんな東京地検特捜部!なんて必要ないでしょ!
日本のすべての特捜部を解体すべし!


44. 2012年4月18日 12:42:22 : oEWOEXcurS
田代は、東大阿呆学部卒らしい。
コイツらはには、不逮捕特権があるのだろう。
腐った組織だ。

45. 2012年4月18日 12:50:50 : SYBnefOvOA

  「記憶が混濁した」と言い訳さえすれば
  虚偽報告書を作成しても罪に問われない

これは絶対に許せない。こんなのがまかり通っていいのか?



46. 2012年4月18日 12:56:40 : SYBnefOvOA

  政治資金報告書の不実記載は巨悪の極みだが
  司直の嘘八百の作り話は「作り方」次第では無罪


これで日本は完全終了だわ




47. 2012年4月18日 12:57:13 : oU58rWQM7E
田代が不起訴??!!

全く国民を馬鹿にしている。
このニュースを見て、まじで怒りが込み上げてきた。

この不起訴に不服があって、検察審査会に申し立てをしたとしても、検察は起訴相当にならないように、また虚偽の捜査報告書を大量に提出するのだろう。

検察は完全に開き直ったな。
もはや自浄努力なんて絶対無理だ、治療の見込みがない末期がん症状。
組織的な犯罪グループとしか思えない。

こんな事がまかり通ったら、司法の自殺としか思えない。
これじゃ小沢氏の判決もわからんぞ
国会議員はなにやってんだ



48. 2012年4月18日 13:02:57 : SYBnefOvOA

正義の御旗「特捜」とは
虚偽で罪人を作り出す組織であることがこれで明らかになった

司直のご都合でいくらでも犯罪者を仕立て上げられることを
公に宣言したに等しい


これこそが「似非民主主義の化けの皮」というものだろう



49. 2012年4月18日 13:07:07 : SYBnefOvOA

公的に許される「虚偽作成の経緯」って
どんだけ土人国家なんだよ



50. 2012年4月18日 13:10:42 : SYBnefOvOA

メディアに人材を提供するのが「芸能プロダクション」なら、
権力の要求で犯罪者を提供する特捜は


いわば「罪人プロダクション」だな



51. 2012年4月18日 13:13:39 : SYBnefOvOA

もはや特捜ではなく「屠糞烏」の方がいいや
こんな権力の腰巾着組織



52. 2012年4月18日 13:15:54 : SYBnefOvOA

郷原さん、こんなんでいいのか?
あなたの「笠間検事総長は信用できる」式の発言、どうすんの?



53. 2012年4月18日 13:19:01 : SYBnefOvOA

何か悪さをしてお縄を頂戴して
取調べだろうが、公判だろうが
供述の矛盾を突かれたらこう言えば万事OKなんだよな?


「記憶が混濁しました」


wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


54. 2012年4月18日 13:24:18 : SYBnefOvOA

たとえどれだけ世間の片隅でひっそりと暮らしていようとも、
日本人に心の休まる時などありません


なぜならそれは、日本には罪人を仕立てる公的機関「特捜」があるからです


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55. 2012年4月18日 16:19:44 : F4GlOcqCZU

4月18日、検察としては田代検察官を不起訴処分にするみたいである。


やはり同じ穴の狢は助け合うのか・・・。


国民が馬鹿だからこうなる。


56. 2012年4月18日 19:02:49 : VwMpY9l7I2
検察・司法の組織犯罪をはじめとする“大いなる日本の怪、深まる日本の闇“を陽の下に晒し曝こう!

 このところ、検察のリーク情報があったからか4.26小沢裁判判決に向けた大手メディアの推測記事が喧しいが、陸山会事件・小沢裁判の公訴棄却如何・判決結果如何にかかわらず、検察・司法の組織犯罪行為、大手メディアの数々の悪行、政権幹部の関与介入といった事象を、国会で国民に見える形で検証し、相応の責めを負わすように求めていこう。

 まずは、民主党法務部門に設置された「検察のあり方ワーキングチーム」での検討結果が「小沢チルドレン」の一人・相原史乃衆議院議員のブログに「検察のあり方について(その1)」という記事として掲載されているのでご覧いただきたい
相原史乃議員のサイト: http://ameblo.jp/aihara-shino/entry-11219291159.html
 この記事は、「ブロゴス」に2012年4月10日 15:30、また、同じ記事が「阿修羅掲示板の政治・選挙欄」にも2012年4月11日01:01に掲載されているのでご覧下さい。
 ブロゴス: http://blogos.com/article/36295/
 阿修羅掲示板: http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/729.html

 以下に、「(民主党)検察のあり方ワーキングチーム」の検討結果についての感想と私見を書き込む。

1.判検交流
>ほとんどは裁判官が検察官になり一定期間後に裁判官に戻るというものです。中立性・公平性の観点等から問題がある・・・
  ↑
 判検交流は百害あって一利なし! 司法の独立性が阻害されることが避けられない。即刻禁止すべき。
 どうして、こうした阿呆なこと、誰が考え、いつから始めさせたのだろう?
 判検交流を経て、裁判官に戻った者については、これまでに裁判長として関わった事例、特に政治・行政に関わる事例についてどういう判決をしたかを、国民が必要とあれば閲覧できるように開示すべき。場合によっては、弾劾対象とすべき。

2.幹部人事制度
 >法務省本省課長職以上の64名のうち、46名が検事(検察官出身26名、裁判官出身20名)・・・、現在の法務省の幹部の大多数が検察官または裁判官出身の検事であることから、政治的応答性やマネジメント能力の欠如、震災等の有事への対応について積極性に欠ける・・・。省庁横断的な人事異動や公募制の活用により検事以外の外部人材による組織活性化を図る必要性がある
  ↑
 このような体制であれば、陸山会事件・小沢裁判に係る検察の組織的違法行為や最高裁事務総局の検察審査会に対する不適切対応・法を踏みにじる介入疑惑に対して、適切な対応は期待し難い。また、陸山会事件・小沢裁判に対する民主党政権幹部・党執行部の○谷らの介入疑惑についても検証する際の壁になる。
 法務省本省の課長職以上の幹部については、トップファイブは即刻更迭し、検察官と裁判官出身者は近々の人事異動で(7月頃? 半年以上先になるなら臨時の人事異動をやってでも)それぞれ1割以下に抑えるべき。
 今後は、検察官や裁判官を法務省に人事異動で配置する場合、課長以上には配置しないようにすべき。国民を誤魔化すために政治家や官僚が常套手段としてきた「特例」人事は厳禁とすべきである。

3.特捜部
>特捜部は独自の捜査を行い、チェックを受けることなく、検察のみで逮捕・捜査したうえで起訴を決めるという構造。そのなかで独善的な捜査が横行し、外部、内部のチェック機能も十分ではなかった。村木事件においても、検察の過度のエリート意識や証拠や証言をもとに捜査が進められるのではなく、ストーリーを先に作り、そのストーリーをもとに捜査が進められる手法が問題とされた。
  ↑
 特捜は、百害あって一利なし。村木事件も由々しき事案であるが、陸山会事件・小沢裁判はわが国憲政史上の大疑獄事件であり、法治国家として国際的にも恥ずべき事案である。
検察・司法、法務省は、国家・国民に大恥をかかせたものとして、断罪さるべき。

 まずは、直ちに小沢裁判の公訴棄却を求める。よしんば、裁判に至った場合においても、判決結果にかかわらず、特捜部の解体と検察・司法の抜本的改革、及び法務省本省及び出先における幹部人事の(2)に準じた改革を求め続けるべきである。

4.情報漏えい問題
>世論誘導をするためにマスコミに対して意図的に情報をリークすることに対しては厳正に対処すべき。
  ↑
 世論誘導はもってのほかだ! 村木事件、陸山会事件・小沢裁判に関して、世論誘導に係るリーク情報について国会で検証し、関わった者を処分すべき。この期に及んでも性懲りなくリーク情報の垂れ流しの疑惑が浮上するとはなんたることか。
 その際、検察・最高裁事務総局の関係者、法務省本省幹部、及び大手新聞社及びテレビ局の経営幹部、報道番組編成者・制作者・キャスター等を参考人として(状況によっては証人喚問して)、徹底的に「日本の闇」の解明をすべき。

 「闇」の解明は、将来に禍根を残さないために、また、出自・成長過程・思想信条・立場等が違っても、互いを信頼し、尊重し合える日本とその「絆」を再構築するためにも、必須の課題である。

 「絆」について言えば、「おれおれ詐欺」と「押し売り・押し買い」と、これに準じる犯罪については、国家・国民に対して相互信頼を崩壊させ攪乱させるものとして、敢えて大げさにいうが、国家騒乱罪として時効をなしとすべき。また、与えた損害(額)について、財産没収はもとより、償えない部分について、損害額を日給(例えば日給6,000円)で割った日数を拘禁して(強制)労働させるといったことも検討すべき。
 生涯働いた成果をだまし取られて老後の生活を破壊され、中には落胆による余命短縮や自殺に追い込まれた事例もあり、単なる詐欺罪では済まされない。殺人罪または殺人を意図した犯罪として咎めるべき。たとえ、ゲーム感覚でやったとしても重罪となることを知らしむべきと考える。

5.取り調べの全過程の可視化
>取り調べの一部可視化は供述調書を作成後に読み聞かせて署名の場面だけを録音録画するという限定的なもので、誘導尋問や取調官に迎合した供述が録画された場合、冤罪防止にかえって有害である。・・・録音・録画が冤罪の防止には不可欠であり、可視化にあたっては、先ほど述べた理由から全過程の録画録音が必要。
  ↑
 「全過程の録画録音」が必須。国会は、四の五の言わせず、即刻実行に移さすべき。
 原則、物的、及び全面可視化した上で強制でないことが確認できる「自白」といった「証拠」に基づき立件すべきである。状況証拠については、登石判決のような推認有罪を生まないよう、しっかりした歯止めが必要。
 登石判決についてはいずれ、国会で国民が観察できる形で(テレビ放映を入れて)検証すべき。場合によっては、登石裁判官の弾劾も検討すべき。
 裁判官訴追委員会といった国会の弾劾機能は的確に機能しているかどうかが疑わしい。この検証と抜本的見直し・改革も緊要である。

6.検察審査会
>実際の運営については明らかにされていない部分が多すぎる。
  ↑
 下記のことを徹底検証し、抜本的見直し・改革が緊要である。

 当初小沢氏に対する「任意聴取」を予定していた期日の2日前に、市民団体を標榜した元産経新聞記者・山際澄夫単独による告発を即刻受理し、直ちに「被告発人聴取」に変更された。このことは、検察が「検挙せずとした事案」に対する他の告発事例に照らして、奇々怪々と言わざるを得ないあまりに異様な早さである。このことについては、検察自体が仕組んだことではないかという疑惑がある。

 検察自体が虚偽の捜査資料を意図的に検察審査会に提出し、小沢氏の強制起訴を誘導したという疑惑がある。

 最高裁事務総局のいかさまくじ引きソフトに関して、恣意的な審査員選出を行ったという疑惑がある。また、くじ引きソフトに関しては、官制談合・予算のむだ遣いと、いかさまソフトを納入した業者がどこまで「いかさま」づくりに関わったかも検証すべき。

 最後に、民主党法務部門に設置された「検察のあり方ワーキングチーム」に参加されている国会議員のみなさんは、もう一頑張り、二頑張りして、検察・司法及び法務省本省の抜本的改革のため、尽力されるよう期待するものである。


57. 2012年4月18日 20:04:17 : N2lVoYK5nk
『検察は起訴を見送る方向で検討』…?
一体このニュースは何処から出たものなのか。
若しこれが事実だったとすればこんな情報が事前に洩れ伝わる組織の長たる検事総長の責任は極めて重大、国会で証人喚問すべきである
検察は其の走狗たる一部のメデイアに餌を与えて世論の動向を探り、或いは世論誘導を図るというのが彼らの謂わば薄汚い常套手段、検察は襟を正すどころか其の本性は何も変わっていない。
実際は(天下りやヤメ検弁護士として甘い汁にドップリ使った検察OBが猛烈なプレッシャーを掛ける検察守旧派の抵抗)と見るがどうだろう。

58. 2012年4月18日 21:24:31 : AXXLMBtjFA
40. のぼっさん  全面的に、賛同いたします

 それにしても、八木啓代さんを心から尊敬、感謝もうしあげます

 非力な者なりに、小沢一郎先生、ひいては、日本の民主政治、独立に微力を尽くしたく存じます


59. 2012年4月18日 23:01:17 : 8xRegRv4xk
田代不起訴 ありえない!

60. 2012年4月21日 17:29:12 : Y0OlXGOJOg
正義の御旗「特捜」とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マスゴミ特にTVゴミが作り上げたイメージ作りにバカ国民が洗脳され騙される。
虚偽で罪人を作り出す組織であることがこれで明らかになった。>

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