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枝野氏の原発再稼動に対する発言が、揺れまくっている。ついには、トンでも発言まで、飛び出したようだ。
***藤村修官房長官は16日午前の記者会見で、枝野幸男経済産業相が15日の徳島市での講演で「(国内の原発は)5月6日から一瞬ゼロになる」と発言したことについて、「一瞬とはあまり適切な言葉ではない。その日にまた次が稼働すると受け止められかねないが、そういうことではない」と指摘した。政府が再稼働を目指す関西電力の大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に対する地元の理解を得るため、時間をかけて丁寧に説明していく必要があるとの考えを示したものだ。
国内で唯一運転中の北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)は5月5日に定期検査に入るが、枝野氏は講演で同日までの大飯原発の再稼働にこだわらない意向を示していた。藤村氏は会見で、大飯原発について「後ろ(期限)を切っていつまで(に再稼働)ということではない」と改めて強調した。【毎日新聞 小山由宇】
民主・仙谷氏 原発全部停止なら「集団自殺するようなことになる」(産経ニュース 2012.4.16 16:17 )民主党の仙谷由人政調会長代行は16日、名古屋市の講演で、原発再稼働問題に関し「止めた場合、経済と生活がどうなるかを考えておかなければ、日本がある意味で集団自殺をするようなことになってしまうのではないか」と述べた。
枝野氏が頼りないと思ったのか、原発再稼動の黒幕である仙谷氏がクライアントである電力業界や財界から、せっつかれて表舞台に出てきた。つまり、彼らは弁護士と同じようにクライアントを第一にしか考えていないということである。その彼らも弁護がうまくいかないようで、説明はコロコロ変わり、発言は揺れまくりで相当焦っているようだ。
彼らの判断基準は「正しいか、間違っているか」ではなく、クライアントの立場に沿った判断をすることにある。「地域住民のため」であるとか「被災者のため」であるとかは、二の次、三の次なのであろう。つまり、彼らは「政治家」ではない。政治家の皮を被った「悪徳弁護士」でしかない。
「強いものには弱く、弱いものには強い」という姿勢が、モロに表れ始めている。「政治は誰のためにあるのか?」彼らのような政治家のためにあるのではない。速やかに退場してもらいたいものだが「悪い奴ほどよく眠る」と言われるように、中々しぶとい。
原発再稼動に対する言い訳5点セットは
@電力が不足する。
A火力はCO2を俳出するので環境に悪い。
B地元経済に影響を与える。
C原発は安全対策が施されている。
D万が一、事故が起きた場合は、政治判断した4人の政治家が責任をとる。
と言うようなところであろうか。
私は、あくまで再稼動に反対だが、上記の言い訳に反論するならば
@については、どうしても夏の電力が足らないと言うのであれば、夏のピーク時の数十日だけ稼動させれば済むことだ。そう、地元にお願いすればいい。
AについてはCO2より、放射能の方が環境にも身体にも悪いと思うのだが・・・。
Bについては削った原発予算から、当面の間、原発立地自治体に補助金を出せばいい。それでも、余ると思うのだが・・・。
Cについては、論外である。福島の事故で、はっきりしたように事故が起きた場合に政府が対応できない。危機管理ができない。正常な判断ができない。以上のような人間に関する部分が何も改善されていない。其の他にも言い出せば切りがないが・・・。
Dこの発言は、政治家がする発言ではない。個人で責任が取り切れるわけがない。聞いていて恥ずかしくなる。あくまで事故が起きた場合は政府の責任である。だから、そもそも4人だけで政治判断すること自体が間違っている。
さて、今後の政治状況だが、原発の再稼動問題については地方の首長や議会議員の選挙の結果が今まで以上に重みを持つことになり、それが全国の原発立地の首長の判断にも大きな影響を与えることになるだろう。この問題は、瓦礫の受け入れ問題ともリンクしており、そしてこれらの結果が国政選挙にも大きな影響を与えることになるだろう。
最近の野田首相や仙谷氏、枝野氏を見ていると
「泥鰌の皮を被った右翼」・・・野田首相
「狸の皮を被った右翼」・・・仙谷氏
「豚のぬいぐるみを着た左翼」・・・枝野氏
に見えてならない。危険な臭いが漂い始めた。
http://haru55.blogspot.jp/2012/04/blog-post_16.html
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