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http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120411/enn1204110706000-n1.htm
与党・民主党が推し進める消費税増税が、間近に迫ってきました。このままでは値上げは避けられない情勢です。そこで、ひとつ政府にお願いしたいことがあります。
ぜひ、課税対象となる商品から、主婦やお年寄りが買う日用雑貨を、除外していただきたい。
日本人は米と味噌と漬物があれば、とりあえず生きてゆけます。
逆に言えば、それがなければ日本人としての最低限の生活を送れないということです。生存に欠かせない「生活必需品」を買うのにさえ難儀する−。そんな世の中にだけはしてはいけません。
私もベジタリアンになって自炊が増えたせいか、スーパーに買い物に行く機会が多くなりました。そこで改めて驚いたのが、米や味噌などの日本人の主食品の値段の高さです。単身者らしきお年寄りたちが、そうした食料品を手に取り、値段を見て迷いながら、棚に戻している姿をよく見かけます。そんな光景を見ていると、どうしようもなく悲しい気持ちになってきます。
お年寄りたちは、敗戦の焼け野原から馬車馬のように働き、今の日本を築き上げてきました。
そんな功労者が暮らしにくい世の中に、どんどんなっていく。そんな現状を、お上にはなんとかしていただきたい。先日、官僚の人たちと懇談する機会があったので、私の率直な思いをぶつけてみました。彼らの言い分はこうです。
「館長、消費税から一部の商品を除外するには、大変な手間と労力がかかるのです。ですから、とりあえず、すべてのものに課税をして、お年寄りたちには給付金とか手当として還元していくという手法をとりたいのです」
果たしてそうでしょうか。私は反論しました。
「還元するにも手間暇がかかるでしょ。お役所は全て一旦吸い上げて、我々に与えようとしますが、それこそムダな労力ではありませんか」
そもそもお年寄りはそんな施策を望んでいないはずです。彼らは戦後の貧しい時代も体験し、戦後の高度成長期を生き抜いてきた強者です。
暑さ、寒さを我慢する忍耐力も、どんな逆境でも生き抜いてきたサバイバル能力もある。
「お年寄りたちは弱者だから守らなくてはいけない」などと言いますが、そうではありません。彼らほど強い人たちはいない。「福祉によって守ろう」などというのは余計なお世話というものです。その活力を奪わずに人生を全うさせてあげればよいのです。
熱弁を振るった私でしたが、結局官僚の人たちからは、明確な答えはいただけませんでした。
さて、皆様はどう思われますでしょうか。 押忍!!
■石井和義(いしい・かずよし) 空手団体「正道会館」宗師で、格闘技イベント「K−1」創始者。著書に「空手超バカ一代」(文藝春秋刊)がある
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