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ポンコツ「Jアラート」110億円の壮大なムダ
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2012/4/14 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
平時に誤報、緊急時には役立たず
これが日本の安全保障を担う最先端システムとはお笑いだ。北朝鮮のミサイル発射に何の反応も示さなかった「Jアラート」(全国瞬時警報システム)のことである。
沖縄県は今回、北朝鮮のミサイル発射情報を「Jアラート」を通じて市町村に伝えるはずだった。その県庁内の緊迫感が高まったのはきのう(13日)午前8時過ぎ。テレビでミサイル発射の一報が流れた時だ。
「防災危機管理課の職員が慌てた様子で『Jアラート』端末にかじりつき、画面を食い入るように見つめたのですが、何の変化も見られませんでした。
テレビを見た県民から県庁に問い合わせが殺到したのですが、答えたくても答えようがない。そのまま時間ばかり過ぎて、皆、疲労困憊だった。結局、アラームは一度も鳴らずに終わりました」(沖縄県政担当記者)
ミサイルの速さは秒速数キロ。発射情報の伝達は一分一秒を争う。それが発射情報どころか、その後も音沙汰ナシでは担当者が困惑するのは当然だ。仲井真知事は「国の対応には疑問が残る」とカンカンだったが、「Jアラート」の大失敗はこれが初めてじゃない。
「『Jアラート』は約110億円を投じて整備され、07年2月から運用開始されています。通信衛星を使って災害などの情報をキャッチし、それを各自治体に流すシステムですが、ハッキリ言ってポンコツです。08年6月に福井県美浜町で『ミサイルが着弾する恐れ』という大誤報を流して住民をパニックに陥れたほか、その2カ月後にも『愛知県庁がミサイル攻撃対象になった』と誤報を流した。10年2月のチリ地震の際にも津波警報を間違えています。システム障害もあって、こうしたトラブルが続いているのです。全国940以上の区市町村に整備されているが、未整備地域も多く、昨年3月の東日本大震災では未整備の市町村の多くが津波被害に遭いました」(事情通)
平時に誤報を流し、緊急時には役立たず。一体何のためにあるシステムなのか。
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