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政府が拙速に大飯原発再開決定。こんな姿を政権付与前に想像出来たか?早く政権を代わった方がよい。
作成日時 : 2012/04/14 21:58 :(かっちの言い分)
今日、枝野大臣が大飯原発再開の件で福井県の西川一誠知事と会談し、政府で原発の安全性を検討した結果、安全なので原発を再開してほしいと述べた。これに対して知事は、一応議会に諮って回答したいと述べたという。安全性を政府で検討したというが、内閣府原子力安全委員会は「安全」と宣言していない。
そのことに、橋下大阪市長が激しく抗議している。以下がその記事である。橋下氏が激怒しているとある。大飯原発から電力をもらっている大阪府、滋賀県、京都府の知事は、このような唐突な原発再開に反対している。中でも、橋下氏が最も強く抗議している。その考えは真っ当である。原発再開に反対している多くの国民の声を代弁している。民主党を打倒とまで言っている。自民党の茂木政調会長ですら、拙速な決定と批判している。こんな姿を政権付与前に想像出来たか?中途半端な革新は、全て官僚に毒されてしまう。小沢氏や橋下氏ぐらい強烈な個性でないと官僚に対して意志を貫くことは難しいように思える。
大阪市の橋下徹市長は13日夜、野田政権が大飯原発の再稼働は妥当と判断したことについて、「本当におかしい。こんな民主党政権に統治は任せられない。政権を代わってもらわないと。このプロセスで(再稼働を)許したら、日本は本当に怖いことになる」などと述べ、痛烈に批判した。
橋下氏が率いる大阪維新の会として政権をめざすかとの問いには、「維新の会としては機関決定が必要。一有権者として民主党政権にノーだ」としつつも、「次の選挙では絶対(再稼働)反対でいきたい」と、次期総選挙で争点化する考えを示唆した。 橋下氏は今月、大阪府の松井一郎知事とともに、電力会社に対し原発100キロ圏内の府県と立地自治体並みの安全協定を結ぶことなどを求め、再稼働の8条件を公表。同時に、関西電力の筆頭株主として、脱原発に向けた株主提案もまとめていた。
このように橋下氏を支持した書き方をすると、トラックバックで、何故橋下なんかを支持するようなことを書くのか、というような書き込みがある。しかし、是々非々である。これだけ国民を代表した主張を、政府に対して強く言っている首長はいない。特に、政府が安全を勝手に宣言しているが、橋本氏は内閣府の原子力安全委員会が「安全」と宣言していないことを、、一番問題としている。つまり、最高権威が責任を宣言していないということである。責任が生じないところに、責任ある判断はないと言いたいのだ。昨日も書いたが、何か事があったら刑事責任が問われるようにしないと、人間真剣に物事を考えないからだ。
橋下氏は以下のようにツイートしている。
民主党政権が言うように大飯の安全性が確認できたのであれば、なぜ原子力安全委員会にそのコメントを出させないのか。安全委がコメントを出せば、多くの国民は納得するだろう。安全委が安全に関して不十分と言っても、政治が理由を説明して再稼働を決定すれば、それに賛成する人も多いだろう。
安全委が安全に関して不十分だと言ったのに、国のことを考えて政治が再稼働を決めれば、それは一つの政治判断で、国が責任を持ってやったと言われれば言い返せない。今回は、政治が安全性を確認したということしか伝わってこない。政治が安全確認するのは絶対に違う。こんな手順はルール通りなのか。今回の手順は絶対に間違っている。
安全委員会のコメントが信じられるか!という声も多いですね。ただ、大飯の安全性に関しては、専門家をいくら呼んでも、見解は別れます。全員が安全と言ったり、全員が危険と言うことはありません。知識人が集まれば、皆それぞれのことを言います。
そんな中で、今の日本のルールでは原子力安全委員会の原発の安全性についてのコメントが最高権威を持っています。政治家の安全性のコメントではありません。原子力安全委員会のコメントです。だから、原子力安全委が信用できるできないではなく、とにかく安全委のコメントが必要なんです。
福島原発の事故対応には免震重要棟があったから、そこがベースキャンプとなりましたが、大飯には免震重要棟がありません。これから作るそうです。こんなこと一つとってもやはり原子力安全委員会の安全性に関するコメントを聞きたい。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201204/article_14.html
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