http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/813.html
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訪米中の玄葉外相がカーク米通商代表部(USTR)代表と話し合って日本のコメなど関税撤廃の例外とする余地があることを確認したと。これを「(例外の可能性が)閣僚級で確認できた意義は大きい」(日本政府の交渉関係者)などと書いてみる(4月12日日経)。
これは会談終了後に玄葉外相が記者会見で語った言葉をそのままメディアが流したものだ。玄葉と言う男はどこまでも自己宣伝の強い男だ。自分の手柄を誇示するためにはどんな無責任なことでもしゃべってしまう。メディアは本当に情けない。検証もすることなく発言を垂れ流す。
まるで玄葉とメディアの出来レースのようだ。本当に例外品目を米国が認めることになるというのか。私は疑わしいと思う。百歩譲ってコメを例外扱いしたとしよう。そこかわりに大きな譲歩を迫られることになる。 その最大が郵政民営化の徹底だ。衆院で可決されたばかりの郵政民営化法修正案を米国は認めない。
郵貯、簡保のカネを米国金融業界に開放せよと米国は強く迫ってくるに違いない。何しろ米国は軍需産業とならんで金融機関が国を動かしている国だ。金額の規模が桁違いに大きい。 玄葉外相がひとりで勝手な事を言ったところで関係各省は動かない。日本の足並みが乱れているところをついて最後は米国が何をモタモタしているのかと恫喝する。そしてすべての省庁が屈することになる。
(天木直人)全文はコチラから読めます。 ↓
「最後は米国に譲歩しカネもコメも失うことになる」
http://foomii.com/00001/201204120845349362
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TPPで米国が譲歩する「余地がある」だと。可能性であって実現するかは非常に不透明だ。しかもカナダなどの例を見ると米国「民間企業」の訴えでカナダ政府が訴訟で敗北するケースが続出。米国政府は「知らん顔」なのだという現実に無能な玄葉は思いが及ばないだろう。物事を深く読みきらない、読みきれない連中が国家の外交の中枢に居る不幸は惨めである。
http://ameblo.jp/mo-014925/
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