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一昨日のNHKニュースを聞いて呆れてしまいました。アナウンサーは、野田内閣の不支持率が初めて半数を上回ったこと、内閣が実行しようとしている現在の政策が、全く支持されていないことを伝えていたからです。野田内閣は国民に支持されず、不信任を突きつけられました。
その政府が、国民に支持されていない政策を実行しようとしているのですから、もはや末期症状と言うほかありません。NHKの世論調査によれば、野田内閣を「支持する」と答えた人は30%で、先月の調査より3ポイント下がったのに対し、「支持しない」と答えた人は先月より5ポイント上がって53%となりました。野田内閣発足以来、初めて半数を上回ったというわけです。
次に、野田内閣が進める「社会保障と税の一体改革」の取り組みについてですが、これを「大いに評価する」が2%、「ある程度評価する」が29%、「あまり評価しない」が42%、「まったく評価しない」が20%でした。つまり、評価するが31%、評価しないが62%で、「評価しない」と答えた人が「評価する」と答えた人を30ポイント余り上回っています。
また、政府が消費税率を引き上げるための法案を今の国会で成立させるとしていることについては、「賛成」が25%、「反対」が36%、「どちらともいえない」が35%でした。「反対」と答えた人が「賛成」と答えた人を10ポイントあまり上回っていますから、これも国民に支持されていないことは明らかです。
さらに、定期検査のために停止している原子力発電所の運転再開についても賛否を聞いています。運転再開について、「賛成」が15%、「反対」が39%、「どちらともいえない」が42%でした。これについても、「反対」の方が「賛成」の2倍以上になっています。原発の運転再開など、とんでもない、というのが民意だということになるでしょう。
国民の意識ははっきりしています。「一体改革」も「消費税の引き上げ」も「原子力発電所の運転再開」も、全て、国民に支持されていないことは明らかです。政府の主要政策に、これほどの反対があることを野田首相はどう考えているのでしょうか。このような厳しい民意を無視し続けるつもりなのでしょうか。
民主主義に基づく政府であれば、そのような対応を取るべきではないでしょう。民意にそっぽを向かれている政策を転換するか、その地位を去って新しい政府に交代するか、いずれかの道を選ぶべきです。今、野田内閣がやろうとしていることは、国民に全く支持されていません。こんな内閣が何も決められず、長続きしないのは当然でしょう。野田内閣を長続きさせてはなりません。即刻、辞職して、政策を転換すべきです。
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2012-04-11
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