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http://sankei.jp.msn.com/region/news/120407/gnm12040702170002-n1.htm
■酒気帯び運転、わいせつ、収賄…
県内の公務員の不祥事が相次いでいる。県警は先月28日、部下の女性警察官にセクハラやパワハラ行為をした男性巡査部長(50)と、交付した反則切符を書き換えた県警本部男性巡査長(27)をそれぞれ懲戒処分。女子大学生を襲った高崎署巡査(24)が25日に強制わいせつ致傷容疑で逮捕された直後の処分だった。一方、県教育委員会では15日、桐生高校の後期入試で、受験した生徒の答案用紙を紛失する重大ミスを起こした。県警・自治体幹部らは職員の体たらくに頭を抱えている。(西村利也)
県警では3月に3件の不祥事が発生。2月2日にも、交際相手の50代の女性との飲食に捜査費を流用したとして県警捜査2課の男性巡査部長(62)を懲戒免職処分にした。今年1月からの懲戒処分はすでに計4件となった。
県警内では昨年1年間に戒告以上の懲戒処分を受けた警察官・職員は14人。過去5年間で最多、全国順位では7番目に多かった。
今月4日に開催された署長会議では、嶋崎郁県警本部長が相次ぐ不祥事に「警察に対する信頼が失われつつある危機的状況だ。重く受け止めてほしい」と、“非常事態”を宣言した。
このため、県警では今年度から4人の監察官を5人に増やすことで監視体制を強化。現在、県下約250カ所の交番や警察署などへの抜き打ち訪問を開始し、職務遂行状況や勤務態度をチェックしている。
小林政夫首席監察官は「警察官としての意識改革を進め、ひとつひとつ改善していく」と強調。「抜き打ち訪問と平行して、警察倫理を教える集会を各署で開催する。各署幹部も対象に幅広く行う」とうなだれた。
また、先月は自治体職員の不祥事も立て続けに明らかになった。
県教委は先月15日、県立桐生高校の後期入試で、普通科を受験した男子生徒1人の英語の解答用紙を紛失。同校のマニュアルには、試験監督の教諭ら2人で答案用紙の回収や枚数の点検などを行うと定めている。だが、教諭1人が試験終了後、受験生に忘れ物を届けため、残る1人で回収。答案用紙の枚数の確認も怠っていた。
文部科学省児童生徒課は「あってはならないことで、原因を究明し受験者にも納得してもらう対応が必要だ」とあきれ顔だ。
このほか、館林市は同月14日、酒気帯びで公用車を運転し検挙された20代の男性職員を停職3カ月の懲戒処分にした。続く伊勢崎市は29日、自動車運転過失傷害と道交法違反(事故不申告、酒気帯び運転)容疑で逮捕・起訴された市消防本部境消防署員(23)を懲戒免職にした。県警や各自治体の公務員のモラル低下に歯止めがかからない。
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