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小沢氏、日経CNBC「ザ・政治闘論」に出演。現民主党執行部への最後通牒を出す。
作成日時 : 2012/04/09 :(かっちの言い分)
自民党が次期総選挙のマニュフェストの目玉を発表し、消費税10%を打ち出した。一応、肴のつまのように行政改革とは言っていたが、正に旧来の自民党時代の延長であろう。これはまた野田首相が不退転と言っている増税施策と同じである。なぜなら、霞が関の中央集権を全く変えず温存して増税だけしても、単に寄生虫をお腹の中に住まわせて、今まで以上にご飯を与えるようなもので、ますます寄生虫は大きくなるだろう。大きくなった寄生虫は、ますますご飯を求めるだろう。従って、今までの既得権を享受した勢力は増税に賛成で、反消費税増税派を批判する。
毎回、橋下市長のツイッターを紹介するのは恐縮するが、谷垣総裁が上記の消費税増税のマニュフェストを発表したことについては、以下のようにツイートしている。橋下氏の主張は当を得ている。この考えは小沢氏が唱えているものである。
自民党が公約案発表。消費税は当面10%、年金は現行制度を基本。なんのこっちゃない、これまでやってきたことの延長。これじゃチャレンジになりません。自民党はどうやって道州制を実現するつもりんだろう。これで大阪維新の会のポジションが固まった。統治機構変革の挑戦は維新の会だけだ。
民主党も自民党も現行の統治機構のままでの増税。大阪維新の会は消費税の地方税化、地方交付税の廃止。増税するなら地方が判断。今の制度のままで消費税をアップしようもんなら後からの変更など効かなくなる。年金も結局若者にしわ寄せのまま。今こそ統治機構を変える方向性を決めなければならない。
今日、小沢氏が日経CNBC「ザ・政治闘論」の番組に出演した。小沢氏が述べた内容は、基本的には上記の橋下氏が話した内容であった。民主党が政権を取った時の初心である、、政治主導、中央主権から地方分権の確立を述べている。この改革は明治維新に匹敵するぐらい厳しいと述べている。
橋下市長のことを聞かれ、統治の機構を変えるという主張はお株を奪われてしまった。だから、オリジナル民主党の議員は初心を思い出せと述べた。橋下氏は人を引きつける資質をもっている。小泉と違うのは、国の仕組みを変えると言っていることである。政治家としての資質は中々のものである。
橋下氏と連携の視野はあるか?と聞かれて、まずは民主党が橋下氏に負けないようにやらなければならない。ただ、今選挙をやったら全滅だと述べた。増税法案に執行部は党議拘束を掛けると述べていることに対して、一方的に討議を打ち切ったので、党で決まったとは認めることは出来ないと述べた。
再編はあるのか? との質問に、本来の民主党が心を入れ替えてやってくれれば一番良いが、このままだと集団自殺すると述べた。自民党も過半数を取れない。維新の会も過半数を取れない。自民党も過半数も取れない。どこも過半数を取れない。したがって、(自分が起爆剤になって)強い政権を作る意志があると言いたいと思われる。これは言わば、小沢氏の野田執行部への最後通牒である。
4月26日の判決と、今行動していることは次元が違う話と強調していたが、そうは言っても足かせという鎖を付けているのと、解放された状態では雲泥の差がある。今、小沢氏包囲網が形成されている中、少なくとも同じ根本理念を有する橋下氏の率いる維新の会との連携無しには、小沢氏の活路は無いように思える。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201204/article_9.html
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