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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120403/plt1204031142005-n1.htm
民主党・前原グループの閣僚らにポカが続いている。枝野幸男経産相は国会審議の最中にヤジを飛ばして退場し、小宮山洋子厚労相はウソ答弁が発覚、安住淳財務相は答弁の言い間違いを連発させている。グループ代表である前原誠司政調会長も「言うだけ番長」などと批判されているが、一体どうなっているのか。
「じゃあ、帰っていいのか!」
前代未聞、閣僚による低レベルの暴言は2日の参院予算委員会で飛び出した。自民党の岩城光英議員=福島選出=が、野田佳彦首相に福島第1原発事故の避難区域見直しについて質問したところ、枝野氏が勝手にしゃしゃり出て答弁。このため、岩城氏が「私は総理に聞きたい」と抗議すると、枝野氏は閣僚席でブチ切れたという。
すぐさま、自民党理事が石井一委員長のもとに集まり、委員会は約20分間にわたって中断。その後、石井氏は「参議院の品位を汚した」として、枝野氏に退席を命じた。
自民党の三原じゅん子議員はブログで「大臣がキレちゃ駄目でしょ」とあきれたが、その三原氏に、子宮頚(けい)がんのワクチン接種に関する費用負担について“ウソ答弁”をして謝罪したのが、同じ前原グループの小宮山氏だ。
最近では、国会での答弁書作成にあたり、厚労省の各部局に「役所言葉ではなく、分かりやすい言葉にして」と指示している。例えば、「我が国」を「日本」にするなど細かいことが多く、ある官僚は「自分で臨機応変にやればいいのに」とボヤいた。
安住氏の言い間違いの多さは、とても元NHK記者とは思えない。総務課が訂正に走り回っており、キャリア官僚は「レクチャーしても覚えられないなら答弁書を朗読すればいいが、それもできない。霞が関では『安住氏は、田中直紀防衛相以下』という評価もある」と嘆いた。
小沢グループの造反騒動に隠れているが、前原グループの閣僚に重責の自覚は感じられない
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