17. 2012年4月08日 11:53:27
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消費税増勢、TPP、原発再稼動、他党の人事に手を突っ込む等々。 政治がどんどん悪質になっています。これらの理由は既得権益を守りたい為の旧体制の抵抗、という事は誰にでも分かります。しかも、その手法がかなり強引です。 すべてを急ぐ理由は、やはり今月26日に小沢氏の判決が控えているからなのでしょうか。 これらの目に見えない力学が、何かに取り付かれたように既得権益を守る方向に働いているのだとすれば、小沢氏の判決も楽観視は出来ませんし、ましてや今後の選挙の結果ですら信用できないものになりそうです。 これらを防ぐ為には、何としても小沢氏の無罪を勝ち取る必要があると考えます。 市民の会の皆様が、東京地検に質問状を提出してから日にちが経ちますが、その後まだ返答がないように思います。 判決までに残された時間は、あと2週間。 田代検事の逮捕。 これが世間が思う以上に非常に重要だと考えます、なのでマスコミは全くこの事に触れようとしません。 何故なら、現段階で判決の前に現職検事っを逮捕するという事は、明らかに既得権益側にとっては判決を無罪に傾けてしまうという、当初の目的に反した不利な行為だからです。 その証拠に市民団体に告発されてから3ヶ月くらい経過している現在でも未だに逮捕の動きはありません。 現職検事の犯罪という大きな問題を、マスコミ含め、まるで何事も無かったかのようにじっとしています。 それは、いま判決前に逮捕してしまうと、世論の検察批判が高まり、有罪判決を下す事が難しくなるからだと考えます。 判決まで、極力その事を報道せずに、突然微罪での有罪判決を下す。 もちろん指定弁護士の論告求刑よりも軽い微罪で、表向きは世論にも応える形の恩情判決という形を取るのではないでしょうか。 しかし、それでも有罪判決に世間の多くは納得しない事でしょう。 なので、世論の批判を緩和する為に絶好のタイミングを見計らって、田代検事を逮捕する。 検察は世間の批判に応える形で、自浄努力を示した形になります。 あとはお決まりの検察の姿勢を絶賛するスピン報道が大手メディアで連日報道されることでしょう。 これでは当初の目的である小沢氏の有罪は確定してしまいます。 それを防ぐ為には、判決前に田代検事の逮捕に検察が動かなければなりません。 組織の不正が明らかであるのにも係わらず、それを認知している上司が速やかに捜査に踏み切らない場合、大阪地検での判例に照らし合わせれば、それは犯人隠避に該当するのではないでしょうか。 ここを追求するジャーナリストや政治家はいないのでしょうか? このまま消費税論議に目を向けて、淡々と日々が過ぎていき、そのまま26日を迎えたのでは、突然不利な判決が言い渡される可能性は高いと考えます。 もちろん通常であれば有罪など考えれられません。 しかし、当初から何らかの隠された意図や目的があることは明らかであり、その上で現在までの経過を見る限り、それらの結果を有罪にする事が可能か不可能か、と問われたならば、その答えは可能だということです。 理由は池田調書が採用されている事。 登石裁判長の判決要旨の中で、石川秘書と池田秘書の間で引継ぎの意思疎通があった事を認めている事。 それと田代検事の逮捕が引き伸ばされている事に、何らかの意図があるように見える事。 大阪地検の似通った事例では、すぐに逮捕されているのです。 度重なる失態が明らかになった時、通常であれば批判を回避する為にすぐに動くべき所なのにあえてそれをしない。 こういった事を見る限りは、当初の目的を達成するように、すべてがお膳立てされているようにしか見えません。 あと2週間の間に、検察が田代逮捕に動かない場合、有罪の可能性は否定できず、それとは逆に、万が一判決までに検察が動くような事があれば、無罪の可能性は現状より飛躍的に高くなると考えます。 実際に判決時に「公訴棄却」と裁判長が述べる事こそが正しい判断だと言えるでしょう。 嘘で作られた架空の報告書が証拠になって起訴された裁判なので、そもそも「有罪」「無罪」を論じる事自体がおかしいのです。 この茶番劇のような裁判によって、日本の政治の将来が左右されるような事があっていいのでしょうか。 |