http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/602.html
Tweet |
(8)憲法改正・憲法改正に必要な衆参両院の賛同を3分の2から2分の1に緩和・首相公選制・参院廃止を視野に入れた抜本改革(将来)
以前にもこのことで(8)は重要な項目として書いたが、現在でも憲法改正を3分の1から2分の1に改正するという項目は削られていないようだ。そしてそれに続く首相公選制、天皇の元首。それらを考え合わせるとこの国はどこへ行ってしまうのだろうと考えてしまう。
そしてこの8番目では世界が維新の橋下氏を注視している。日本の国民は簡単に憲法を変えられるシステムを作ってしまうのかと。
今までの歴史の中で、私が言うまでも無く憲法は民主主義を過去の人々が血を流して勝ち取ってきたものであり。また3分の2という数字は、3分の2の賛成があったとき、残りの3分の1の人達を納得させる力を持たせることができる。
西洋の長い歴史の中で生み出されたものである。このことがなぜ法律を勉強し弁護士になった橋本市が理解していなかったのか私には分からない。
もし憲法改正を2分の1に変更したとき、国民が選ぶ議員が与党と野党伯仲し与党が野党より1人多かった場合でも憲法は改正されてしまう。このとき国会は議員1人の差であることから改憲派と護憲派が国会内で乱闘となることは間違いないと言える。そして1人多い過半数を超えているということから公選された首相の下で力ずくで強行され、やがては国会外への抗議行動と発展していく。そこから日本国を二分した内戦まがいの状況へと発展していく。
このことから憲法改正は世界的にまた先進国では簡単に換えることができない、また人々が納得していく数字として3分の2という数字が考え出された。
半世紀ほどにもなるが、私が20代の頃世界の思想書を読み漁った時期があった、その中でも「法と精神」(啓蒙思想家モンテスキュー男爵シャルル=ルイ・ド・スゴンダの政治理論書)と社会契約論(1762年に思想家ジャン・ジャック・ルソーによって執筆された政治哲学の著作である)が若い日の私の考えに影響させられた。
もし橋下氏が人間としての生き方において、法という物がいかに大切かということを理解していれば、何度も言うようだが、憲法を2分の1で換えられるような無謀は思いつかなかったであろう。
2分の1の憲法改正は危険である、この八朔目がすべてを変えてしまい日本が野蛮な国へと逆戻りしてしまう。世界に恥じない日本であるなら維新塾の講義において塾生となられた人達の良心で考え直してもらいたい。そしてそのことを世界が見ているということを忘れないでほしい。
そして最後に八朔目があるなら、これ一つで十朔もあり二十朔もできてしまうという項目であると考える。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK128掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。