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醜態をさらす政権党は解党が必要 今の野田政権では国が壊れる
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2012/4/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
小沢一郎は野田一派を除名し真正民主党として再出発し解散総選挙で国民の声を聞け
消費増税法案を国会に提出して、「野田首相はひと安心」と報じられているが、全然違う。政権の足元が音を立てて崩れている。それが実態だ。きのうの国会のドタバタにも呆れた。
消費増税に反対して先月末、辞表をたたきつけた小沢グループの副大臣と政務官4人。党執行部は、党内亀裂が深まるのを嫌がって留保していたが、参院予算委員会を前に、自民党が「4人の国会出席を求める」と言い出したら、一転して4人の辞表を受理したのだ。
予算委に副大臣たちが出席して増税反対をぶたれたら、閣内不一致で国会審議が紛糾する。それで慌てて4人を切った。ドロ縄以外の何ものでもない。
だが、これは始まりにすぎない。小沢グループはすでに29人の党役職が辞表を出している。増税に抗議して離党届を出した衆院議員もいる。小沢裁判の判決を待っている議員も多く、無罪判決なら、「さみだれ式で造反者が増える」(官邸関係者)ともっぱらなのだ。そのたびに、国会は止まったり、野田は仲間のクビを切らなければならなくなる。もう、この政権は限界だ。
普通、政権与党というのは、内部矛盾を抱えても、政権維持を最優先して団結したものだが、野田政権にはそれがない。与党の体をなしていないのである。
「消費増税だけじゃありません。今月後半、民主党内ではTPP参加をめぐる最終的な党内調整が行われます。そこでは参加反対派が力ずくで抵抗する。大変な騒動になると思います。増税に関しては、まだ2年後のことだからと、賛成反対を決めていない議員が多いけど、TPPについては地元から陳情を受けて、地方選出議員のほとんどが反対です。訪米を前に、野田首相は頭が痛い。それがあるから、増税の閣議決定を3月中に片づけたのです」(政治評論家・浅川博忠氏)
あっちにもこっちにも党分裂の火種ばかりなのである。
◆公約違反の連中こそ民主党を去れ
この先も醜態をさらすだけの野田政権。ドジョウ首相に与党を束ねていく政治力はない。それなら、やっぱり解党しかないだろう。国民だってウンザリだ。
こう言うと、野田一派や大マスコミは「小沢グループが出ていけばいいんだ。スッキリする」と口角泡を飛ばすだろう。だが、それは筋が違う。間違った政治をしているのは、野田一派の方なのだ。
「官僚に操られるまま、選挙公約にない庶民殺しの大増税を強行し、自民党との大連立に走る。野田首相と執行部がやっていることは、支持者に対する二重三重の裏切りです。これっぽっちの正義もありませんよ」と、政治評論家の森田実氏は言った。
民主党の勉強会に度々呼ばれている経済アナリストの菊池英博氏もこう言う。
「3年前、民主党は脱官僚政治と国民生活最優先を掲げて政権交代を果たした。勝てる選挙態勢を築いたのは小沢一郎氏だし、小沢グループは今日まで一貫して民主党マニフェストを守ろうとしている。間違ったことは何もしていません。その人たちを、マスコミが“造反者”と呼ぶのがおかしい。世論もマスコミに洗脳されていますが、出ていくべきは民主党を売ってしまった野田グループなのです」
そうなのだ。小沢は「だれのおかげで政権を取れたんだ」と、裏切り者の野田一派を除名し、真正民主党として再出発するのが筋。それが結党した者の責任でもあるのだ。
◆政治決断が必要な政策から逃げ回る野田一派
この国は千年に一度の大震災に見舞われ、復旧も原発処理も、モタモタしたままだ。いま全力を挙げるべきは、被災地の復興である。さらにリーマン・ショックで悪化した長きデフレ不況の出口も見えない。東北復興と連携した経済刺激策が急務だ。
そんなときになぜ政府は、不況を悪化させる大増税一本ヤリなのか。東北など地方を痛めつけるTPPなのか。
ちょっと冷静に考えれば、野田政治がこの国と与党をいたずらに混乱させ、政権を弱体化させようとしていることは、子どもにだって分かる。国民生活の敵であり、狂っているのは野田の方なのだ。
元外交官で評論家の天木直人氏がこう言った。
「“決められない政治からの脱却”とか言っていますが、野田も岡田も玄葉も実は何も決めていない。消費増税のように、官僚が用意したスケジュールをこなしているだけです。本当の政治決断が必要な普天間問題とかガレキ処理、脱原発などは何も進まない。官僚がジャマする公務員改革や年金改革も“やるやる”と口先だけで手をつけられない。統治能力がないのです。それだけに官僚は、操りやすいから野田たちを大事にする。支える。しかし、それだと親米保守の支配勢力がいい目を見るだけで、国民生活は疲弊するばかりです。いまの政界を見渡して、剛腕を振るえる政治家は小沢しかいない。いま立ち上がらないと手遅れになってしまいますよ」
◆いつまでバカに国を任せるのか
復興や景気対策など、やるべきことから逃げ、役人の手先になって、やらなくていい庶民殺しの大増税に命をかける野田。反逆者か、さもなくば完全に頭が狂っている。そんな男を大マスコミはもてはやす。この国は間違いなく壊滅に向かっている。
「小沢氏やそのグループが何を言っても、マスコミは意図的に取り上げない。世論調査でも、質問は、財政再建に増税は必要ですかとか、一体改革は必要と思いますかと、わざと増税容認派を増やそうと細工をして誘導する。この国は何から何まで正常ではありません。小沢氏を葬るために事件や裁判がデッチ上げられたことが明確になっていますが、意図がそこにある以上、判決文だってデッチ上げられるかもしれない。ここまでネジ曲がった国は一から立て直すしかありません。小沢グループが行動を起こさなかったら、いいようにやられてしまう。われらこそ民主党の本流だ、本家本元だと決起して、野田一派を追い出すくらいの行動を起こすべきですよ」(菊池英博氏=前出)
野田一派を粛清追放して、それで国会を解散して信を問えばいいのである。国民生活のことを考え、筋を通しているのはどっちなのか。それをトコトン訴えれば、あとは国民の審判である。ひるむ必要はないのだ。
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