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墓穴を掘る小沢一郎 衆院解散・政界再編を強く望む
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2012/04/post-52ce.html
2012/04/05 依存症の独り言
もう民主党は末期症状を呈している。
綱領もなく、ただ「反自民」の一点のみで結集した「選挙互助会」だから解散総選挙の可能性がメディアを賑わすようになると、もう浮き足立ってなんでもありだ。
野田佳彦首相は、昨年の党代表選で消費増税を掲げて勝利した。
そして、昨年末には消費増税の方針を党として了承 している。
にもかかわらず、閣議決定を前にして党はもめにもめ、閣議決定されると反対派は政務三役や党役員の一斉辞任で政権に揺さぶりをかけている。
常軌を逸しているとはこのことである。
確かに消費増税はマニフェスト違反である。
が、マニフェストは子ども手当や高速道路無料化などで既に破綻している。
本来であれば、マニフェストを撤回し、国民に謝罪するのが筋であって、消費増税に限ってマニフェスト違反などと批判するのはまったく理に適わない主張である。
「消費増税はマニフェスト違反」と批判できるのは野党と国民であって、民主党議員ではない。
小沢一郎元代表は「今、これほどの大増税を、消費税増税をやるべき時なのか。増税の前に、国民に負担を頂く前にやるべきことがあるのではないか」 と主張しているが、自らが「影の首相(与党幹事長)」として君臨した1年間に何をやったのかと問いたい。
都合の悪いことは、すべて政府の問題として逃げ回っていただけではないか。
「国民に負担を頂く前にやるべきこと」とは何なのか?
それを具体的に明らかにしない限り、言ってることにまったく説得力がない。
小沢は、「いたずらに政局で異議を唱えているのではない」とも述べているが、現時点での衆院解散・総選挙だけは避けたい、消費増税ではなくバラマキの復活で民主党の支持率を上げたいと思っているだけではないか。
が、党が国民の信頼をなくし、奈落の底に沈もうとしている時に、グループの政務三役や党役員を引き揚げるなんて支持率をさらに下げるだけで、党にとっては何のプラスもない。
これは、もう反党行為と言ってよい。
小沢の求心力は急速に低下している。
小沢グループの政務三役10人のうち辞表を提出したのは4人にすぎない。
奥村展三副文部科学相と中塚一宏副内閣相は、4日の参院予算委員会で辞任を否定し、消費増税法案に賛成する意向を明らかにした。
小沢グループのメンバーでは、党役員として最も高い地位にある山岡賢次副代表も沈黙したままだ。
皆、このままでは民主党は分裂し、崩壊すると思っているから小沢の意のままには動かないのだ。
小沢が国民から支持されているのなら話は別だが、小沢支持の国民など5%もいない。
逆に、リーダーにふさわしくない政治家として、L.由紀夫、菅直人に次ぎ3番目に位置している。
ネットでは人気が高いと小沢信者は言うが、ネットの人気などいくらでも操作できるという現実を知れば、そういう人たちは、もう無知蒙昧、現実に盲目と言うしかない。
民主党の分裂、崩壊は私にとっては歓迎すべき事態だが、中堅議員にとっては悪夢以外の何物でもないだろう。
クズとカスしかいない小沢チルドレンは、小沢についていく以外に生きるすべがないから彼に従うだろうが、中堅議員には小沢と心中する気持ちなど露ほどもない。
奥村と中塚の転向がそれを如実に示している。
小沢は、もう過去の政治家なのだ。
その自覚が本人にないから政局を動かし、その主導権を握ろうとしているが、その動きは自身の自殺行為と裏表である。
小沢の提灯持ちである日刊ゲンダイは、橋下徹大阪市長が小沢と連携するような記事を書いているがその可能性は1%もない、断言する。
橋下の性格と手法は石原慎太郎東京都知事によく似ているが、小沢とは真逆であり、国民の目線に敏感な橋下が小沢を提携相手に選ぶことは絶対にない。
ゲンダイは、亀井静香国民新党代表が石原と小沢の仲を取り持つような記事も書いているが、石原と小沢は天敵であり、しかも石原は亀井ほど政局音痴ではない。
確かに石原と亀井は古くからの盟友だが、最近の石原を見ていると、亀井の一連の言動には辟易している様子が窺える。
最近実施された民主党の独自調査によると、仮に大阪維新の会が衆院選に候補を擁立した場合、 藤村修官房長官や平野博文文科相、樽床伸二幹事長代行などの有力議員も軒並み落選するそうだ。
もう仲間割れしている場合ではない、と奥村や中塚などの中堅議員が危機感を募らせるのは当然だろう。
自分のことしか考えない、自分さえ良ければいいという小沢がこのまま暴走すれば、彼は墓穴を掘る、間違いない。
衆院解散・政界再編を強く望む
◇
“小沢帝国”崩壊の足音…側近また離反で問われる人間力
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120405/plt1204051126004-n1.htm
2012.04.05 夕刊フジ
民主党の小沢一郎元代表の側近がまた離反した。国会で、消費増税法案への対応を聞かれた小沢グループの奥村展三文科副大臣と中塚一宏内閣府副大臣が、ともに「増税賛成」を明確にしたのだ。これまで、数多くの盟友・側近が離反してきた小沢氏だが、野田佳彦首相を「増税反対」で追い込む戦略にも変化があるのか。
「内閣の一員なので従う」(奥村氏)
「当然そうだ」(中塚氏)
政務三役の2人。4日の参院予算委員会で増税法案への対応について、こう明言した。事実上、小沢氏への“決別宣言”ともいえそう。小沢氏側近は「これが親方(=小沢氏)との運命の別れ道だ」と言い放った。
奥村氏は、小沢氏が民主党代表時代に役員室長を務め、一新会(小沢グループ)の会長代行を務める。中塚氏は、自由党時代から小沢氏に政策ブレーンとして仕えた。小沢氏はかつて京大大学院で講義したが、卒業生である中塚氏がおぜん立てしてきた。
小沢氏にとって、盟友・側近の離反は珍しいことではない。新進党時代には、船田元元経企庁長官や熊谷弘元通産相ら、自由党時代には二階俊博元経産相や小池百合子元防衛相ら、民主党になっても藤井裕久元財務相らがたもとを分かっている。
その原因はさまざまだが、小沢氏の「政界の父」である田中角栄元首相が、敵も味方も関係なく、抱きかかえるような人間力・包容力を持っていたのとは大きく違う。
小沢氏の「増税反対」路線を後押しする超党派議員らによる「消費税を考える国民会議」は4日、国会内で1回目の勉強会を開催した。だが、民主党の参加議員は山田正彦元農水相らわずか約30人。増税反対の動きは広がっていない。
野田首相の増税路線も明確な道筋を示せていないが、小沢氏の足元もほころびをみせている。
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