http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/510.html
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<関西電力と保安院が共謀>した悪質な大飯原発「耐震偽装」から今週中の「暫定(想定)安全基準偽造」へと向かう野田政権、悪の再稼働グルグル問題を東京新聞並みに監視せよ!
大飯ストレステストで「耐震偽装」疑惑(4月4日、東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012040402000110.html
原発の再稼働 全国が“地元”の認識で(4月4日、東京新聞社説)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012040402000112.html
・・・以下、みどりの未来MLより転載・・・
本日4月4日(水)の東京(中日)新聞に、関西電力と保安院がぐるになって行っている悪質な「耐震偽装」問題が特集されています。
原発の安全性にとって極めて重要な要素である、制御棒(緊急時に原子炉を自動停止させる)の挿入時間に関して、保安院が従来の「2.16秒」ではなく、「1.88秒」とする関西電力のデータを、原子力安全委員会への回答文書に盛り込んでいたものです。
これは、大飯原発周辺の活断層の三連動を想定した場合に、許容範囲を超えてしまうことを恐れる電力会社と保安院が、結託して行っていると言わざるを得ないものです。
1面見出しは「関電 制御棒挿入時間を短縮」「保安院、検証せず提示」。見開きの特報欄には、「再稼働狙い『耐震偽装』?」「関電の主張 国側うのみ」の大見出し。
さらに、「安全上の重要値 突然変更」「3連動地震想定に備え先手か」「揺れの大きさ試算でも疑惑」と中見出しが続いています。
挿入時間が短縮された資料の写真に加えて、3日昼に行った首相官邸前アクションの様子(「再稼働反対」「危険な原発もう動かすな」「脱原発の政治決断を」などの横断幕も)もカラー写真で紹介されています。
本文中には、後藤政志さん、井野博満さん、小山英之さん(美浜の会)のコメントや昨秋の東京新聞への石橋克彦さんの寄稿からの引用もあります。
また、デスクメモでは田原牧さんが「保安院は再び、再稼働のために電力会社の『言い値』を黙認した。それを土台にした政治判断。噴飯モノである」と綴っています。
野田政権が今週中に2回目の関係閣僚会合を開き、インスタント「安全基準」を偽造しようとしている中、重要な告発記事だと思います。
ぜひ、福井などの原発立地を含む運動の現場で活用されてはいかがでしょうか。また、4閣僚に対する要請にも活用できると思います。
なお、本日の東京新聞は「前のめり 世論許さず」「脱原発、強まる包囲網」との解説記事や「不十分な1次評価 安全委でも『?』だらけ」との検証記事、「全国が“地元”の認識で」との社説など、脱原発関連の充実した紙面となっています。可能な方は駅売店やコンビニ等でお求め下さい。
【参考】美浜の会ホームページhttp://www.jca.apc.org/mihama/
◆首都圏や中京地区以外にお住みで入手しにくい方は、可能な形でご紹介しますので遠慮なくご連絡ください。
杉原浩司 kojis@agate.plala.or.jp (携帯)090-6185-4407
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