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小沢氏の人心掌握術に、野田首相の焦りが伝わってくる。消費税増税関連法案の閣議決定に反対して、小沢派の鈴木克昌幹事長代理が、自らを含む21人分の辞表を出した。辞任の意向を固めていた樋高剛総括副幹事長らも含まれているとみられる。また、当選1回の木内孝胤衆院議員は離党届を出した。
離党はまだ早い気がするけどその勢いは買うわ!辞表を提出した国会議員は副大臣ら政務三役や党役職者は33人に達した。小沢氏離れというマスコミの見方もあったが、実はジワリ真綿で首を締める戦術だわね。慌てた、藤村修官房長官は、黄川田徹総務副大臣、森裕子文部科学副大臣ら辞意を示した政務三役4人に個別に電話し慰留した。しかし、4人とも辞任の意向は変わらないことを伝えたという。
強気一辺倒の野田だったが読みが甘い。さすがにヤバイと思ったのか同日夜、官邸で輿石幹事長らと政府・民主三役会議を開き、辞表は受理せず、慰留に努めることで一致したという。野田は小沢派のこの行動で一気に弱気に振れたようだが、もはや、民主党内は修復不可能なとこまで来てんじゃねぇ?
もともと小沢氏とのパイプ役として、輿石氏がキーパーソンだったが、全くもって話にならない。現実に消費増税関連法案は閣議決定してしまっている。盟友などと言われているが、私はイマイチ信じてない。国民新党の自見しかり、下地しかりだが、器の小さい人間が幹事長などの役職をゲットすると、途端に自分が可愛いくなるのものだ。
仮に輿石氏が盟友だとしても、小沢氏自身は閣議決定を許した輿石氏に怒り心頭で、態度を軟化させるつもりはないという。これを裏付けるように、小沢氏は1日被災地に入った。辞表を提出した黄川田徹総務副大臣が入居する岩手県陸前高田市の仮設住宅を極秘に訪問。東日本大震災で亡くなった黄川田氏の家族の仏前に手を合わせたという。
それが何を物語っているか自明の理である。新人議員が多い小沢氏にとって、法案成立と引き換えに行う自民党との話し合い解散も、否決による解散も避けたいのが本音で、最善の道は「継続審議」だという。民主党にはロクな人間は残っていない。野田首相の何がなんでも消費税アップに走る意味不明の言動に、誰も待ったをかけられない。
しかし、私は敢えて提案する。小沢氏は継続審議などを期待するのではなく、国会審議で反乱、新党設立して解散総選挙に持ち込むべきだ。消費税増税関連法案を反対を信念にするのであれば、そこまでして当然だ!ハッキリ言って国民の大多数は消費税アップは反対である。
マスコミの世論誘導に嵌められて仕方ないなんて言ってる人もいるが、選挙になれば増税大反対なのである。庶民の私がいうのだから間違いない!小沢派の反乱により消費税増税関連法案が通らなければ、国民は大喝采だ。選挙になれば小沢氏の「改革なくして増税なし、福祉なくして増税なし、景気なくして増税なし」をマニフェストに戦えば必ず勝利するはずだ。
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