http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/496.html
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■大飯原発・判断先送りのポイント、それは<新たな安全基準に関し暫定的な基準を整理し週内開催の次回会合まで提示するよう野田が指示、再稼働に前向きな仙谷由人政調会長代行も同席>が勘どころ(先送りつつ再稼働をゴリ推す作戦)
【関連参照記事】 ⇒ 『野田総理の巨乳フェチ的ウソ二つ、・・・と「絶命ピンチ核燃料サイクル頼りの原発再稼働&推進」なる非倫理的アポリア』
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20120401
(見逃がせないのは下記の四点)
●国民意思の各種アンケート調査、市民レベルの激しい反対アクション等を意識(一応配慮するという姿勢によるプレゼンテーション&ガス抜き効果の演出)
●「新たな安全基準」を枝野へ指示(同じく、二次評価不在との批判へ一応配慮する如き姿勢のプレゼンテーション&ガス抜き効果の演出)・・・「一次評価自体の不備、フクシマ安全宣言(二次評価無視)のウソ」から、今更「新たな安全基準」を創るとは可笑しなこと、「より狡猾な詐欺方法検討の指示」と見なすべき。
●強行原発推進派(原子村の利益をあからさまに代行する仙谷由人政調会長代行の同席は、絶対再鼓動への意志表示/実は、昨年12月中再稼働との秘密計画が存在!/詳細下記)
●野田政権は、絶対不可能の事態に嵌った「核燃サイクル」強行実施方針を保持したままなので、その内部で高まる異常噴出圧力を開放させる具体化こそが<仙谷由人が財労学と交尾しつつ強力な旗を振る原発現実主義政策>であり、大飯原発再稼働は、そのための橋頭保でもある。
(関連考関連情報)
周知のとおり、わが国では1988年の日米原子力協定(既述した<原子力委員会核燃料リサイクル専門部会・報告1991.8>への布石でもあった?)以降に「核燃料サイクル施設」の建設をはじめ危険な計画が新たに大きく動き出した。http://nblo.gs/vRp42
2012.04.03 16:35
同協定付属書4は、使用済み核燃料からウランやプルトニウムを取り出して再び燃料にする「六ケ所村商業用再処理施設」(青森県)と、使用した以上の燃料(プルトニウム)を生み出せるとする高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)などを列挙しており、それに米国の同意が与えられている。http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 16:36
此れは米国自身は技術的に未完成だとして再処理施設の運転は行っていないにも拘らず一連の施設建設への同意は日本を「核技術の実験場」とすることを意味していたが、政権交代後も、この方針に沿って原発の大量建設が積極的に推進されてきており
http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 16:36
2011年3月11日の福島原発過酷事故の後、当時の菅首相は「エネルギー基本計画」を「いったん白紙に戻して議論する」(つまり、これからは対米隷属政策より国民を守ることへ回帰し対応したい)と表明したにも拘らずhttp://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 16:40
5月末のフランスでのG8サミットでは、菅総理(当時)がオバマ大統領らを前に「最高度の原子力の安全を実現する」(矢張り、国民を守るより対米隷属路線を続けます)などと表明し、原子力発電を今後も続けていくことを国際公約した。http://nblo.gs/vRp42
2012.04.03 16:43
今や、野田政権は基本的にこの方針を踏襲したまま(つまり、それが民主党内で仙谷由人が財労学(原子村)と交尾しつつ強力な旗を振る原発現実主義政策!)だと見なすべきであり、2011年12月の強引な<冷温停止宣言>後は、むしろフクシマ事故調等の厳しい指摘すらものともせず、ひたすら大飯原発再稼働の日程へ向かって前のめりで驀進しつつあることは周知のとおりだ。http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 16:54
この過半超国民の脱原発意思に反する不可解な野田の後で肩を押続けるのが<民主党支持基盤の大きなパワーとなっている電事連、財界(経団連等)、大労組(連合・電力総連等電力系労組・電機連合等原発メーカー系労組他/良好日米関係最優先で一致)および財務省のバックアップで原発輸出の種蒔きを粘り強く持続させてきた国際協力銀行(JBIC)等の政府系金融機関らが一種の実効権力化し、かつ既得権益化した癒着構造体>である。http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 17:03
一方、わが国では<核のゴミを封印する技術/高速炉もんじゅと絡む核燃サイクル技術>が完成する目処は全くついていないのが現実だ(既に、同種の実験は過去に9回も失敗している!)。六ヶ所村では、日本原燃が1/24に着手したガラス固化実験で致命的失敗を起こした。これは、廃液を入れないガラスを溶かすだけの「最終試験をするための試験」であったが、その“悲願”は翌25日未明に早くもつまずいた。http://nblo.gs/vRp42
2012.04.03 17:06
また、今はエネルギー政策を検討する原子力委員会が使用済み核燃料の再処理中止も含めた議論を行なっている最中でもある(原子力の依存率を高める数字を意図的に挿し込むなど極めて挙動不審な会議だが!)。少なくとも、この再処理工場での実験失敗と合わせて今回の建設再開についての原燃の対応が厳しく批判されなければ嘘である。しかし、メディアも含めて、この批判が殆ど聞こえて来ないのは何故なのか!http://nblo.gs/vRp42
2012.04.03 17:17
おそらく、この原燃による不可解かつ不埒な行動の背後でも、大飯原発再稼働のゴリ推しを強いる勢力が何らかの糸を引いているのは間違いがない。それに加え、3月16日には、震災で止まっていた「国内初の中間処理施設」である<むつ市の施設>の建設が再開した。ここでは、東電と日本原子力発電が1千億円をかけて、約5千トンの使用済み核燃料用の貯蔵建屋を建築することになっており、来年10月の完成予定で使用済核燃料を50年間保管する予定だ。しかし東電以外の電力会社の中間処理施設は一切その目途が立っていない!果たしてこの恐るべき<日本の原発についての事実>を全国の日本国民はハッキリ自覚しているのだろうか?! http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 17:23
翻るに、冷戦終結と国際核不拡散体制強化の流れを受けて、日本は余剰プルトニウム保有(暗黙の日本核武装の承認)政策から<プルトニウム需給バランスの回復を計画化(建前上?)すべしとの外圧>を受けることとなった。また、英仏との再処理委託契約による抽出プルトニウム量の増加圧力で、その需給バランスを確保するためには大規模処理計画、つまり原子炉増設での大規模処理を一気に進める以外の道がなくなった。
http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 15:09
そこへピタリとタイミングを合わせるかのように、この<原子力委員会核燃料リサイクル専門部会>が報告を出し(1991.8)、結果的に「1990年代末まで4基、2010頃まで12基」のプルサーマル実施計画が織り込まれた。更に1994の原子力長期計画(94長計)で微調整があり、2000年頃に10基程度、2010年頃までに10数基程度という数字が記載された。http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 15:18
その結果、原発発電会社は一気に大規模な営業用プルサーマル計画(核燃リサイクル計画と一体化する形で)へ取り組むこととなるが、奇しくも、1995.12の高速増殖炉原型炉もんじゅのナトリウム漏洩火災事故で、大量プルトニウム処理が期待され乍らその営業炉化実現は百年後でも不可能の状態へ嵌ったため、このプルサーマル計画は出鼻をくじかれた。。http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 15:22
しかし、通産省主導の閣議了解を踏まえた電事連が、突如、2010年頃まで16〜18基のプルサーマル原発新設計画を発表した。何やらこれは<大飯原発の2011年12月中に再起動を謀る野田内閣の秘密計画すら存在した事実http://bit.ly/zjwJuS>を連想させ不気味である。http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 15:23
しかも、<米核弾頭プルトニウム総量38t、日本プルトニウム総量45tの現状では、今や日本は米核弾頭の総量を超える超プルトニウム保有国なので、今さら再処理工場でこれ以上増やす必要は全くない>という恐るべき(馬鹿げた?)状況となっている。しかし、そうだからこそ、野田政権は尻に火が付いたようになり六ヶ所村の計画を進め、大飯原発再稼働へ突進しているのだ! http://nblo.gs/vRp42 2012.04.03 15:38
・・・以下、みどりの未来MLより転載・・・
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
4月3日(火)夕方、大飯原発3、4号機の再稼働をめぐる関係閣僚会議が開かれました。当初予定されていた再稼働の「政治判断」は先送りされたものの、「野田首相が枝野経産相に安全対策の新たな基準を作るよう指示。
週内に次回会合を開き、安全対策を協議する」「枝野大臣は会見で『安全確認されても地元の理解を得るには時間がかかる。だらだらはいけないが、拙速もいけない』と語った」などと報じられています。また、会合には仙谷由人政調会長代行なども出席したようです。
原発再稼働に暫定基準…首相、とりまとめ指示 (4/3、読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120403-OYT1T00869.htm
こうした動きの中、3日昼には7団体呼びかけで「STOP!大飯原発再稼働 首相官邸前緊急アクション」を行いました。25人ほどが参加して、次々にマイクを握り、思いのたけを訴えました。市民が自治体を動かし、先送りに追い込んだことの意義を強調しながらも、油断することなく、さらに運動を強めようとの発言が目立ちました。また、「被ばく労働なしに動かない非人間的な原発は終わりにしよう」「危ないことを他人に押し付ける社会はやめよう」などの声も。途中、福島原発事故緊急会議と再稼働反対!全国アクションの連名の要請書とFoE Japanの要請書を内閣府総務課の職員に手渡しました。昼休み時間と重なったため、通りかかる国会関係の職員も多かったです。なお、荒天のため、夕方の行動は中止しました。
写真速報:官邸前で「再稼働反対」緊急アクション(4/3、レイバーネット)
http://www.labornetjp.org/news/2012/0403shasin
<こちらは3月末の行動の報告記事です>
3・27「STOP!大飯原発再稼働 首相官邸前緊急アクション」写真掲載(明日も晴れ〜大木晴子のページ〜)
http://seiko-jiro.net/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&topic_id=1836&forum=1
………………………………………………………………………………
ここからは企画のご案内です。この間のアクションを振り返りつつ、会場参加者も交えて、再稼働を本当に止めるための取り組みを探ります。ぜひご参加ください。
◆再稼働阻止に向けた討論会
【日時】 4月4日(水) 18時45分 開始
【会場】 スペースたんぽぽ
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
水道橋駅5分 千代田区三崎町2−6−6 ダイナミックビル4階
T部:【報告と問題提起】
福島集会・テント――八木健彦[経産省前テントひろば]
東京大行進――操(Misao Redwolf)[首都圏反原発連合]
ヒューマンチェーン――杉原浩司[福島原発事故緊急会議/みどりの未来]
福井集会――柳田真[たんぽぽ舎]
U部:自由討論
【会場費】 500円
【討論会呼びかけ】 たんぽぽ舎 (連絡先)03-3238-9035
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