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弱者を敵に回し強者に加担する今日の朝日社説を嗤う!
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2012-04-04 04:56:25 草莽隊日記
政府の広報予算をがっぽりもらっているからか、さもなければ官房機密費の恩恵に浴ししているのだろうか。今日の朝日の社説「小沢流ー民主主義が泣いている」はあまりにも、国民を愚弄している。分けの分からぬ党内民主主義を振りかざして、「首相のやりたい消費増税に協力することが、政党として守るべき党内民主主義のルールである」として、小沢一郎に苦言を呈しているのである。その社説を読んで、最初は悪い冗談かと思ってしまった。しかし、書き手は本心からそう信じているようで、返す言葉がなかった。なぜ今消費税を上げなくてはならないか、といった議論ならまだしも、党内手続きを経たのだから、とやかく文句を言うなの一点張りである。民主党が政権交代を実現したマニフェストで、「消費増税はしません」と約束したことは、どうでもいいらしい。今の日本のマスコミは、権力に媚びて、白を黒と言いかねないほどデタラメである。エリック・ホッファーは『大衆運動』(高根正昭訳)で、言論人を突き動かしているのが、「認めてもらいたいという熱望である」と書いている。だから、それが権力者から与えられれば、コロリと態度を変えるのだ。「彼にふさわしい優越した地位につくことを認められると、弱者を敵に回して強者に加担するためのあらゆる種類の高尚な理由を発見する」のである。今日の朝日の社説は、まさしくその典型ではなかろうか。チヤホヤしてくれる民主党政権を守るためには、何でもありなのである。
◇
朝日新聞社説 小沢流―民主主義が泣いている
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
4月4日付
西郷隆盛が好きで、大久保利通を尊敬する小沢一郎・民主党元代表は、リーダーシップのあり方を論じるのも好きだ。
みずからの政治塾での講義内容をまとめた06年の著書「小沢主義」に、こう書いている。「危機や難局に直面したとき、何よりも必要とされるのはスピーディな決断だ。ぐずぐずと合議に時間をかけ、日本的な『根回し』をやっているうちに危機はさらに深刻なものになる」
その10年前の著書「語る」ではこう述べている。「自分たちで選んだ総理なら、少なくとも任期中は総理のやりたいことをやらせるように協力するのが、民主主義のルールだと思う」
一貫しているのは、国民を率いる強いリーダーシップの確立をめざす姿勢だ。選ばれたリーダーがすべての白紙委任状を得るかのような主張に、私たちは与(くみ)しないが、小沢氏なりの思いは伝わる。
小沢氏は「そもそもの理念、公約に反するような行動をすれば別」との留保もつけるが、その発言からは「リーダーをいったん選んだ以上は、その人物の考える通りに任せる」という考え方が色濃くにじむ。
それが「小沢流」なのだとすると、消費増税に反発する現在の言動は、どうにも解せない。
小沢グループの約30人が政務三役や民主党の役職の辞表を出している。小沢氏らにすれば、政権交代した総選挙で訴えていなかった消費増税は公約違反なのだから、阻止に動いても「民主主義のルール」に反しないと言いたいのかもしれない。
確かに有権者や野党なら、なぜ増税が必要になったのかの説明を求めたり、批判したりするのは当然だ。
しかし、民主党議員は違う。
昨夏の代表選で、消費増税を訴えた野田氏が勝ち、首相に就いた。そして暮れの民主党案、3月末の政府案づくりでも、長時間にわたる論議をへて、手続きを踏んで、党として「消費増税」路線を明確にしたのだ。
結論を出したからには「首相のやりたい消費増税に協力する」ことこそが、政党として守るべき党内民主主義の最低限のルールである。
結論が不満だからといって、あえて党内に混乱を持ち込むやり方は、筋が通らない。これでは民主主義が泣く。
それに、広く国民にリーダーへの協力を求める小沢氏が、いわば身内の国会議員にリーダーへの同調を呼びかけないのは、どうしたことか。
小沢氏には、わかりやすい説明をしてほしい。
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