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国民不在の“野田vs小沢”…小沢系は必死の嫌がらせ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120403/plt1204031533008-n1.htm
2012.04.03 夕刊フジ
民主党内で、消費税増税法案に反対する小沢一郎元代表グループの攻撃が激化している。政務三役4人に続き、鈴木克昌幹事長代理ら29人が党役職の辞表を提出したのだ。同法案の衆院採決では、53人が反対に回ると民主党単独で可決できなくなり、野田佳彦首相の増税路線に「黄色信号」がともりつつある。ただ、小沢グループも政務三役の「大量辞任」に失敗するなど、戦略にほころびも見える。
「どう党内をまとめるかに最大のウエートを置いて努力したい」
民主党の樽床伸二幹事長代行は3日朝、自身が主催する会合で、党内対立解消に全力を挙げる考えを示した。
野田首相が「不退転の決意」で進める増税法案。衆院採決で、全野党が反対して場合、民主、国民新(衆院3人)、新党大地(衆院1人)の計299人のうち60人以上が造反すれば否決となる。小沢グループの勉強会には常時80人前後の衆院議員が参加しており、油断できない。
野田首相や輿石東幹事長らは2日夕、政府・民主三役会議で協議し、政務三役4人も含めて慰留する方針を確認した。
小沢氏と輿石氏の盟友関係にも亀裂が生じた。
輿石氏は、法案修正の焦点だった景気弾力条項について、「名目経済成長率3%、実質2%程度を目指す」という努力目標を盛り込むことで、小沢氏らを納得させられると踏んでいた。
しかし、小沢氏は閣議決定・法案提出を許した輿石氏に不快感を抱いたとされ、グループ内からも「輿石さんは野田さんの言いなりだ。今回の辞表提出は輿石さんへの牽制だ」という“恫喝”まで聞こえてきた。
小沢氏の真意について、同党関係者は「小沢氏は、選挙基盤が弱い若手議員を多く抱えており、『法案審議→民主、自民連携→話し合い解散』も『法案審議→法案否決→解散』も絶対に避けたい。最善の道は継続審議しかなく、集団辞任で党執行部に圧力をかけている」と分析する。
ベテラン議員は「小沢氏は今月26日に陸山会裁判の判決を控えている。判決がどちらに転んでもいいように、事前に『増税反対』を掲げて、陣地確保を図っている」とうがった見方をする。
ただ、小沢グループにも誤算が露呈している。
当初、政務三役約10人を集団辞任させる計画だったが、現時点で4人にとどまっている。小沢氏周辺は「約10人が一斉に辞めなければ効果は半減だ」と指摘する。また、同グループの木内孝胤衆院議員(45)=東京9区=が、小沢氏の意に反して離党届を提出したのだ。
民主党の混乱は、まだまだ続きそうだ。
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