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任期満了に伴い4月1日に行われた日本医師会の会長選では、茨城県医師会の原中勝征氏が、現副会長、福岡県医師会の横倉義武氏に敗北した。2009年に民主党が破竹の勢いで躍進し、政権交代という歴史的偉業を成し遂げたが、その勢いで原中氏は茨城県医師会に強い支持を受けた。ところが、1日の会長選では、原中氏が民主党のイメージと強く結びついていたために、逆に敗残の苦い水を飲む結果となった。
この茨城県医師会の会長選の事例一つ取って見ても、国民は、民主党が自分たちを裏切ったまま、対米隷属既得権益グループに奉仕する政策ばかりを立ち上げ、その実現に向かって暴走する姿を完全に見透かしていることが分かる。菅元首相はTPPを平成の開国と言った。野田現首相は「日本はポール・マッカートニーだ。ポールのいないビートルズはあり得ない」「米国はジョン・レノンだ。この2人がきちっとハーモニーしなければいけない」と、TPPをビートルズに例えるという、一国の宰相にあるまじき愚劣な認識を示した。
以前には自民党の佐藤ゆかり議員に突っ込まれて、ISD条項を理解していないことを露呈するという、信じがたい馬脚を現している。かつて、小泉純一郎元首相は、米国の人気歌手、故エルビス・プレスリー宅のあるテネシー州メンフィスのグレースランドをブッシュ大統領とともに訪問した際、大統領夫妻の面前でプレスリーの真似をしてエアギターをやったが、野田佳彦首相の『TPP=ビートルズ』発言は、これに匹敵する愚劣さと言えるだろう。
この愚劣さをマスメディアが批判するどころか、野田首相が推し進めるTPPや消費税増税路線を諸手を挙げて応援している。加えて、民主党政府は、3月31日、災害瓦礫処理を被災地以の各都道府県に呼びかける環境省主催の街頭イベントを開始したが、着手として、細野豪志大臣がJR京都駅前に乗り込んで、瓦礫処理の必要性を市民に訴えようとしたところ、市民の猛抗議・猛反対の怒号に掻き消され、全く説明にならなかった。
これら一連の出来事が示すことは、小沢一派を除く野田民主党が完全に国民を無視して、政官財トライアングルとアメリカばかり向いて勝手に暴走してしまっていることに国民が気付きはじめたということである。ネットで政治言論を見ている人々には、これはすでに常識となっているが、最近は既存メディアを見ている人たちにも、民主党はおかしいぞという印象が強くなっている。
民主党は何一つ国民のための政治を行っていないばかりか、TPP、消費税増税、瓦礫広域処理など、国家経済と国土を破壊する有害な指向性しか持っていない。特に外交も経済も閣僚に任せっきりで、己(おのれ)の頭の中には、消費税増税のことしかない野田首相は、完全に国民の信頼を失っている。災害瓦礫の広域拡散とは、放射能瓦礫の全国的撒き散らしである。
これはTPPと深い関連があり、背景には国際金融資本の意志が働いており、その目的は日本の第一次産業を放射能汚染で広域に破壊することによって、TPPで一次産品を日本に売りつける目算と、日本全土に被爆者を増やすことで恒久的な医療利権を獲得する計画である。
もちろん、国際金融資本は広域瓦礫処理を実現した売国奴たちに、報酬として瓦礫運送利権、瓦礫処理利権を与えるのである。細野大臣ら環境省主宰の瓦礫処理キャンペーンは、その背景に沿って行われているが、さすがに国民はこの胡散臭さに気付き始めている。今の民主党は愚劣と恥のシンボルとなってきた。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2012/04/post-6f26.html
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