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「石原新党」動き加速 消費税攻防見極め“勝負” やはり亀井氏は「置いてけぼり」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120401/stt12040121220006-n1.htm
2012.4.1 21:20 産経新聞
東京都の石原慎太郎知事を代表とする新党結成の動きが加速し始めた。石原氏は、大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長と近く会談を予定しており、愛知県の大村秀章知事を加えた「3大都市圏連合」も本格化しそうだ。こうなると焦点は結党時期。石原氏は4月中に構想をガッチリ固め、5月の消費税増税関連法案の与野党攻防の行方を見定めて一気に勝負をかける腹づもりのようだ。そうなると盟友の亀井静香国民新党代表はやはり「置いてけぼり」となりかねない。(今堀守通、斉藤太郎)
「4月中にいろいろな動きが出てくるのではないか。石原さんは79歳だけどお元気だ。どうしても自分はやるという決意は固い」
新党構想の一翼を担うたちあがれ日本の平沼赳夫代表は1日、NHK番組でこう明かした。「謀は密なるをもって旨とする」を信条とする平沼氏としては踏み込んだ発言だといえる。
その石原氏は4日に大阪入りし、橋下氏と会談を調整中。3月30日の記者会見では「新党を作るならば船中八策を作らないといけないと言ったが、大阪の方にさっさと取られちゃった」と述べており、政策面で連携を具体化させる考えのようだ。衆院選後の連立にまで踏み込めば新党への期待はさらに高まる。
とはいえ、結党時期はなお定まらない。衆院選の見通しが立たないこともあるが、それだけではない。
たちあがれ日本はサンフランシスコ講和条約発効60周年となる28日に自主憲法草案の発表を予定。6月上旬には都内のホテルでパーティーを計画する。石原氏は平成32(2020)年東京五輪を目指し、5月のIOC(国際オリンピック委員会)理事会に向け、誘致活動を本格化させる必要がある。平沼、石原両氏の日程調整は至難の業なのだ。
そんな中、亀井氏は1日のフジテレビ「新報道2001」で「新党は日本の政治を動かす圧倒的な勢力になる。ほらを吹いているのではない。時代の要請だ」と息巻いた。結党時期についても別の番組で「5月かもしれないが、そこはわからんよ」と語った。
連立離脱騒ぎの収拾がつかない中、新党への意欲をますます強めたようだが、これまで結党時期を「昨年12月」「3月」「4月」と公言し、修正を繰り返してきただけに周囲の目は冷ややかだ。橋下氏側近は3月末、国民新党幹部に「勝手な行動ばかりする亀井氏とは組みたくない」と通告した。新党構想の主導権はたちあがれ日本の園田博之幹事長らに移っている。
しかも亀井氏が示唆する「5月結党」ならば亀井氏は窮地に陥る。消費税増税関連法案の与野党攻防に決着がつかない中、石原氏が「今国会でケリをつけよ」と号令を下せば、民主、自民両党から「増税賛成派」が新党に糾合する可能性が大きいからだ。「増税反対」で小沢一郎元代表との連携を視野に入れる亀井氏の居場所はなくなる。
亀井氏に批判的だった閣僚まで亀井氏を哀れんだ。
「亀井氏は判断を誤り過ぎている。小沢氏に使い走りとして利用されただけじゃないか…」
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