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読売新聞によれば、元嘱託職員が支援リストを杉村議員に渡した後、(臆したのか?)「偽物かもしれない」のメールを送っていたという。もしこの報道が事実なら(おそらく事実だろう)、リストを提供した元職員が偽造を示唆していたにもかかわらず、杉村議員は委細かまわず議会での質問を強行した、ことになる。また、橋下市長に至ってはそうした事実を確かめもせず安易に「まったく問題がない」と開き直っていた、ことになる。
常識のある人なら、この時点で提供者になぜ「偽物かもしれない」と思ったのかと問い、支援リストの真偽を確かめるはずなのに、杉村議員はそれすらしていない。この程度のことでこの体たらくでは、「船中八策」が「泥船八策」と分かるのに、おそらくそう時間もかかるまい(ただし、大阪市民が「維新カルト」の催眠からいち早く目覚めるならば、の話ではあるが)。
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http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120331-OYO1T00180.htm?from=main1
支援リスト 元職員「偽物かも」とメール…維新市議、議会追及2日前
大阪市交通局の元嘱託職員(解雇)が、昨秋の市長選を巡り、前市長の支援を求める労組名義の職員リストを捏造していた問題で、元職員からリストを提供された大阪維新の会市議団の杉村幸太郎議員が、2月の市議会でリストを基に労使癒着を追及する2日前、元職員から「偽物かもしれない」とのメールを受け取っていたことがわかった。しかし杉村議員は元職員を疑わず、組合側にも真偽を確認していなかったという。
杉村議員によると、2月1日にリストを郵送で受け取り、不審な点などを指摘すると、元職員は同8日に「偽物をつかませてしまったかもしれず、申し訳ないことをした」とメールを送ってきたという。
しかし、杉村議員は同10日の委員会でリストを取り上げ、「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していたことを裏付けるものだ」「信ぴょう性が非常に高い」と追及していた。
杉村議員は30日、読売新聞の取材に「それまでに元職員から提供された資料はすべて本物だった。リストだけが偽物だとは思いもせず、信じた」と釈明した。
橋下市長が捏造問題陳謝
維新代表の橋下徹市長は30日、市役所で報道陣に、「市民をお騒がせしたことをおわびしたい」と陳謝した。ただ、労組への謝罪は「杉村議員は元職員からじっくり話を聞き、不自然なところがなかった。議会活動(の自由)は最大限保障しないと議会は機能しない」として拒否した。
「誤解を与えたのは報道したメディアだ」と責任転嫁する一幕もあったが、報道陣が「組合が事実無根と主張していることも併せて報道している」と指摘すると、「両論で報道しているのであれば(メディアに)何も問題はない」と語った。
維新市議団が30日、46万枚配布した新聞折り込みチラシで、労組がリスト作成に関与したと誤解させる文章を掲載したことについては、「議会活動ではないので、組合におわびしなければならない」と謝罪した。
これに先立ち、維新市議団が記者会見。委員会での質疑が不適切だったことは認めたが、組合に対する謝罪はなかった。
市労働組合連合会幹部は「組合の名誉が傷つけられたのは明らかで、謝罪が必要ない、という姿勢は許せない」と話している。
(2012年3月31日 読売新聞)
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