を読んだが、到底同意できない。
例えば
「農作物を輸入に頼ると「日本人は大飢饉に陥る」（29頁）恐れがあると小林はいふが、江戸時代に飢饉で多數の死者を出したのは穀物を各地から贖入する都市部でなく、自給してゐた農村だつたことを知らないやうだ。人に本當に「優し」いのは、小林が再評價を訴へる鎖國や攘夷などではなく、自由貿易なのだ。」
とある。

現在、食料の自給率が４０％なのに、「鎖國や攘夷などではなく、自由貿易なのだ」と云って自由貿易を進めれば、自給率はさらに下がるだろう。
経常収支が赤字になり食料の輸入は出来なくなったら、国民の６０％以上が餓死することになるが、それでも「鎖國や攘夷などではなく、自由貿易なのだ」と主張するのだろうか？
食料の自給率が100％であれば、例え経常収支が赤字になっても餓死することはない。

大体、食糧自給率４０％の現在の日本と、食料自給率１００％の江戸時代の飢饉を比較するのは馬鹿げているし、小林よしのり氏の主張の方が理に適っている。

20111202_岩上安身の「５時に夢中！」4/6〜米韓ＦＴＡの毒素条項 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=FL_UmUlTNjY

１.の資料
「環太平洋戦略的経済連携協定」
http://taste.sakura.ne.jp/static/farm/society/tpp.html#toc6

２.の資料
「ＴＰＰ交渉参加各国ナショナルセンターのＴＰＰ対応指針」
http://www.jam-union.or.jp/katudo/2011/tpp/tpp-jam-8.html

＞一方で、農林水産省の試算の前提は凄い。
1.競合する国産品は、輸入品に置き換わる。生産減少額=国産品価格×国産品生産量
2.競合しない国産品は、安価な輸入品の流通に伴って価格が低下する。生産減少額=価格低下分×国産品生産量
農林水産省試算(補足資料)
これによれば、農林水産省の試算は次のような前提に基づいている。
•「競合する国産品」は全滅
•「競合しない国産品」も価格が低下する
これは、農林水産省自身が行なった「過去に行われた輸入自由化等の影響評価」をも無視したデタラメな前提である。

こんな試算のやり方が正しいと思うか？
ってか農水省はバカしかいないのか？

一方で２.を見るとTPPの問題点はそんな所にあるんじゃない事が分かると思う。
要約すると
�@条約の内容を参加予定国の国民に事前に周知しようという姿勢が見られない（特に米国以外に）。
�A参加予定国の産業は自由貿易（生産物の輸出入）の規定以外の部分に大きな懸念を抱いている（これも特に米国以外）。
なぜそんなに秘密にしたがるの？
日本なんて小宮山を見れば分かるように、政府自体もそれを隠したがっているように思える。
アメリカは何か良からぬ事を企んでるのか？
それに対して日本政府は何も言えず、唯々諾々と従うつもりなのか？

小沢の「ＴＰＰの狙いは実は郵貯と保険」という指摘も含め（この見解は正しいと思える）、よく考える必要があるんじゃないか？
特に医療の｢治療方法にも知的財産権を認めさせる」という所がオレは気にいらないな。
これは治療方法に特許を認めるという事だから、特殊な治療方法になればなるほど高額になる事を意味する。
保険適用されない分野については、貧困者層の患者に「金がないのなら死ね」と言ってるのと同じだ。
これが「社会保障の充実」なんだろうか？
官僚（特に「脳衰症ｗ（農水省）」）にも呆れるが、政府も似たり寄ったりだよ。
官僚はメチャクチャな分析で一見ＴＰＰ締結の邪魔をしているように思えるが、政府は政府でヤバい要求をされている事をひた隠しにして、そのヤバい要求を飲んだままＴＰＰ締結を目論んでいるように見える。
こいつ等はどっちも真正の白痴だねｗｗｗ

食料不足で餓死する人数は「カロリーベース」で計算できる。
「カロリーベース」以外のデーターでは餓死者数は分からない。
例えば、食料の価格だけでは餓死者数は計算できないので、「カロリーベース」計算が大切。
お分かりですか？

もちろんカロリー貢献農産品の備蓄は大事ですがそれはすでにできているようだし。

TPPがどうのこうの言ってる奴らがいるが

5月に北京で何が行われるか分かっていてほざいているんだろうな？

この偏向者共が！