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増税反対なぜ広がらない ホントは多数派!?
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2012/3/31 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
党内の根強い反対論を押し切る形で増税法案は閣議決定、国会に提出された。
不思議なのは、法案阻止の動きが民主党内で思ったほど広がらなかったことだ。「中間派」といわれる議員の多くが実は増税反対といわれるが、それにしては動きが鈍かった。“我関せず”みたいな顔をして、嵐が通り過ぎるのを待っていたように見える。
増税法案の事前審査会議にも出席しなかった中間派の議員が、胸の内をこう明かす。
「行革など先にやるべきことをやらず、社会保障と切り離して増税だけを進めるやり方はおかしい。地元の声を聞いても、増税反対が多数派です。今回の増税法案には、もちろん内心では反対でした。でも、大きな声で反対を訴えれば、小沢一派と思われる。それも避けたかったというのが本音です」
小沢派と思われたら、いったい何がマズイというのか。理解に苦しむが、これこそが増税推進派の狙い。まんまと策にハマっているのだから情けない。 大マスコミは「増税反対=小沢派=悪」というイメージづくりに躍起だった。「デフレ下で増税すれば経済に悪影響が大きすぎる」という反対派の意見は正論なのに、「反対のための反対」の一言で片付けてしまう。世論調査でも、わざわざ「増税をめぐって小沢氏が野田首相批判を強めていることを理解できるか」なんて質問項目を設けていた。まるで、増税反対派は政治を混乱させるのが目的の“政局屋”のように報じられているから、中間派が「一緒にされたくない」と躊(ちゆう)躇(ちよ)してしまうのも一理ある。
だが、世論の半数以上が増税に「反対」と言っているのだ。本当に国民のためを思うなら、体を張って反対すればいいのに、率先して動こうとしない。このテイタラクは何なのか。
「内心では反対なのに声を上げなかった人たちは、選挙が怖いのです。反対の声が高まって消費税政局になれば、解散・総選挙含みになってくる。少しでも延命したいという議員心理が働いたのだと思う。時間が経てば何とかなるという根拠のない楽観論にすがっているのでしょう。自分の地位が大切で、国民の方を向いていない。閣議決定に反対していたにもかかわらず役職を辞任しなかった人も、同じことです。わが身可愛さで問題を先送りしているだけ。ここで筋を通せば、採決で反対しても大義ができるのに、覚悟のない政治家が多すぎます」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
国民のために声を上げたのは誰だったか。筋を通したのは誰か。有権者はちゃんと見ている。
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