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“集団辞任”小沢系、実は惨敗のトホホ…“小沢離れ”加速か
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120331/plt1203311444002-n1.htm
2012.03.31 夕刊フジ
消費税増税法案に反対して、民主党の小沢一郎元代表(69)に近い議員17人が30日、政府や党の役職の辞表を出した。この集団辞任劇に小沢グループは一見、法案採決時の造反や野田降ろしに向けて押せ押せムードだ。しかし実態は、辞表提出を拒否した議員が続出するなど“惨敗”の色合いが濃い。小沢氏は2の矢、3の矢を放てるだろうか。
小沢氏は30日、午前10時から夜まで、本会議に出席した以外は議員会館の自らの事務所にこもり、グループ議員に対して役職を辞任するよう説得作業を続けた。狭心症をわずらった小沢氏は通常、午後1時から3時半ごろ休憩タイムを取る。この時間に動いたのは2010年の党代表選以来で、小沢氏の本気度がわかる。
小沢氏側としては、今回の集団辞任は(1)衆院での法案採決時に53人以上が造反して否決する火種を残す(2)9月の代表選で野田佳彦首相を引きずり降ろすために、それまで増税法案を採決しないよう党執行部を揺さぶる−などの狙いがある。
小沢氏の指示を受け、表のように政府で4人、党で13人が行動を起こした。小沢氏に近い若手議員は「今後も辞任する議員は増えるだろう。4月26日に小沢氏に無罪判決が出れば、さらに2の矢、3の矢を放つ」と鼻息が荒い。
しかし一方で、政府に約10人いる小沢系議員のうち過半数は、30日の時点で政府にとどまった。党では、小沢氏側近の政調幹部が仲間の議員に辞表提出を思いとどまるよう説得を続けたほか、小沢系の参院幹部も「辞任の動きはそんなないだろう。(党内の)一致結束が必要なのは、みんな分かっている」と小沢氏の方針に反発してみせた。
小沢氏直々の説得に応じない議員も続出した。奥村展三副文科相は「引き続きやらせてほしい」と明言し、小沢氏が「俺がとやかく言うことではない」と引き下がる一幕もあった。小沢氏は周辺に「みんな付いてくると思ったんだがなぁ」と嘆いたという。
また、小沢氏と連動するかのように国民新党の亀井静香代表が増税法案に反発して連立離脱を言い出したが、同党の8人中6人が与党残留を主張して分裂状態に陥っている。
政治評論家の有馬晴海氏は「この政局は小沢氏の惨敗だ。役職を辞任するのは『増税反対』をアピールするだけで終わるうえ、拒否する議員が出たことでインパクトが小さくなってしまった。政権側は、空いたポストに中間派や忠誠度が落ちている小沢系議員を登用して切り崩しを図るだろう。増税法案採決で造反すれば、民主党を除名されて次期衆院選で落選してしまう。小沢氏に同調する議員はどんどん減るのでは」と話している。
役職にとどまった主な小沢系議員
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20120331/plt1203311444002-p2.htm
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小沢Gから20人超す役職辞任も…執行部は慰留
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120331-OYT1T00707.htm?from=top
2012年3月31日22時14分 読売新聞
民主党の小沢一郎元代表グループの政務三役らが消費税率引き上げ関連法案の閣議決定に反発して辞表を提出したことを巡り、政府・執行部側と小沢グループの間で31日も駆け引きが続いた。
小沢グループの若手議員から20人以上が党の役職を辞任するとの見方も出ている。党執行部は辞表を受理したり、辞任を認めたりせず、慰留を続ける方針だ。
岡田副総理は31日、仙台市での講演で「小沢元代表は反対と言うが、究極の反対ではない。(細川政権が掲げた)国民福祉税7%など、もっと上げると言ってきた」と述べ、元代表との接点を探る考えを示した。
これより前には、青森市で記者団に、元代表に近い黄川田徹総務副大臣、牧義夫厚生労働副大臣、森裕子文部科学副大臣、主浜了総務政務官が提出した辞表について「まだ受理されておらず、(辞任と)決まったわけではない。基本的には戻って、しっかり仕事をしてほしい」と述べ、慰留する考えを示した。
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