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18年前にはソノ気がなかった小沢氏が肖像画の掲示を決めた理由は… [これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2012/3/30 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
今月21日、私が所属する「新党大地・真民主」の鈴木宗男代表の肖像画が衆院分館の第17委員室に掲示されました。12日には民主党の小沢一郎元代表の肖像画が、やはり分館の第14委員室に掲示された。小沢氏の肖像画が飾られたのは、皮肉にも法務委員会が開かれる部屋です。
自民党の平沢勝栄議員は、委員会中に「なんとなく、にらまれている感じがする」と発言。「いろいろな問題が議論されているときに違和感を覚える」とも言っていましたね。
宗男氏の肖像画も、仮釈放中ということや、絵の中に「新党大地 命名松山千春」という文字が記されることに対して、自民党などから「違和感がある」と疑問の声が上がったそうです。文字を書いてはいけないという規定はないのですが、肖像画になっても文句を言われる。なにかと話題になる2人です。
衆議院では、在職25年以上の永年在職表彰を受けると、肖像画を掲示する権利が得られます。以前は衆議院内に飾られましたが、院内がいっぱいになってしまったため、今は分館になりました。来年25年を迎えるのは共産党の吉井英勝議員ひとりですが、再来年で25年になる権利者は岡田克也副総理や福田康夫元総理ら20人もいる。次の選挙結果次第ではありますが、全員が肖像画の掲示を希望したら、分館もすぐにいっぱいになってしまうかもしれませんね。
昔は、肖像画の制作費として100万円が支給されました。この「特権」は02年に廃止され、現在は自費制作。小沢氏は94年に在職25年の表彰を受けたので、その時に掲示を希望していればその特権を利用できたのですが、当時は本人に掲示する気がまったくなかった。支援者の中には画家の方も何人かいて、「ぜひ描かせてほしい」という申し出もあったのですが……。
今回、肖像画を掲示することにしたのは、小沢一郎政治塾の卒塾生からプレゼントされ、教え子の厚意を無にしたくないと考えたからでしょう。政権交代を果たし、区切りの気持ちもあったのかもしれない。小沢氏は今年で議員生活43年。かつては50年を迎えると胸像が作られました。
現在、衆議院の玄関ホールには、左に「憲政の神様」こと尾崎行雄、右に「議会政治の申し子」こと三木武夫の胸像が飾られています。その後、原健三郎、中曽根康弘、桜内義雄の3氏が議員歴50年の有資格者になりましたが、「財政難」などを理由に胸像は作られていません。小沢氏はどうなるでしょう。
もし議事堂内に小沢氏の像が建てられたら面白いですが、やはり「にらまれている気がする」とクレームがつきそうですね。
◇いしかわ・ともひろ 1973年生まれ。早稲田大学卒業後、小沢一郎氏の秘書を経て2007年から衆議院議員。陸山会事件で起訴され、民主党を離党。昨年7月に出版した「悪党 小沢一郎に仕えて」(朝日新聞出版)は5万部のベストセラーになっている。メルマガも好評配信中。
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