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野田首相はおおげさな言葉が大好きだ。以前歴史的使命などといっていたのが、こんどは「いのちをかける」である。なにに命をかけるかといえば、「消費税増税」である。こんなものに命をかけてもらってはおお迷惑だ。いのちをかけるというのなら、もっと別にあるはずだ。貧困の解消、14年連続の3万人以上の自殺者を救うこと、超長時間労働と失業者の解消、東北の復興と原発被害からの救済書き並べればいくらでもある。
いのちをかけるといっても「言葉のあや」で、実際にそうするわけではないのはもちろんだが、いおうとするのは、「消費税増税」については、どんなに国民が反対しようとやるぞ、ということだ。野田首相はなぜおおげさなことばを乱発するのか、かるがるしくいのちをかけるなどというのか。
それは、ただひたすら自分のためである。自分の権力の座がそれほど大切だからである。彼の権力の座を保障しているのは、本来は主権者である国民であるはずだが、彼においては違う。それは、アメリカ政府であり、アメリカの大資本であり、日本の財界である。彼がしきりに「国際社会」に向かって(国民にいうまえに)約束するのは、国際社会=アメリカ政府とそれと一体でそれを支配するアメリカの大資本に向かっていっているわけだ。
日本の経済界にむかっては、これは露骨な財界のいうとおりである。野田首相がおおげさな言葉を連発するとき、国民など頭にないと思って間違いはないだろう。
http://plaza.rakuten.co.jp/mz5na/diary/201203280000/
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