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消費税増税法案の事前審査は、反対派との溝が埋まらず、民主党執行部が押し切って(一方的に打ち切って)終わりとなりました。予想通りの展開ですが、マスコミは合意が不調に終わったことを国民に知らせたくないらしく、決着の仕方を知るのに少々時間が掛かりました。
時事ドットコムは、本日付でこう報じています。
(http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2012032800025)
前原氏「一任」、議論打ち切り=民主の亀裂深刻−消費税法案、30日閣議決定
消費増税関連法案の事前審査を行っていた民主党政策調査会の合同会議は28日未明、前原誠司政調会長が法案の扱いを一任してほしいとして議論を打ち切った。しかし、反対派からは「一方的な終わり方で問題だ」などと怒号が飛び交い、党内には深刻な亀裂が残った。野田佳彦首相は法案を30日に閣議決定、国会提出する方針だが、採決に向け党内情勢は分裂含みで緊迫しそうだ。27日夜に始まった合同会議は、約200人の議員が出席し、中断を含め約7時間行われた。焦点の景気条項で、前原氏は首相とも協議した上で、名目3%、実質2%程度の成長率を政府の経済運営の目標として法案に書き込むものの、税率引き上げの直接の条件とはしない再修正案を提示。税率を10%に引き上げた後の追加増税条項の削除も表明した。これに対し、小沢一郎元代表に近い議員を中心とする反対派からは「認められない」とする意見が相次いだが、発言者が一巡した段階で前原氏が「皆さんの思いは受け止めた。後は私に任せてほしい」と表明。14日から始まった法案の事前審査は、会場が騒然とする中で打ち切られた・・・・
普通なら採決を採るところですが、反対多数で否決されてしまうので、一方的に打ち切ってしまったのです。民主党執行部のやり方は、菅政権以来いつもこの調子で、採決を採らずに勝手に決めて物事を進めています。完全にファッショと化しているのです。菅前内閣は消費税増税を打ち出して参院選に惨敗しましたから、民意は現状での消費税増税には否を突き付けました。
菅直人は本来辞めるべきだったのに居座り続け、増税方針は野田内閣に受け継がれました。野田内閣は国民の信任を受けていませんから、増税などしてはいけないことはもちろんです。管内閣も野田内閣も、民意と真逆の政策を米国や官僚のために推進しようとしていますから、密室政治をやらざるを得ません。マニフェストを堅持しようとする小沢派が反発するのは当然で、民主党議員なら全員が内閣の手法や政策に反対すべきなのです。
野田内閣の存在はもちろん、その政策にも正当性は一切ありません。増税法案は今月中に閣議決定され、国会に上程されますが、勝負はここからです。野党の反対に加えて小沢派が造反すれば法案は成立しませんが、自民党と公明党はどう転ぶか判りません。国民を裏切って野田政権及び民主党執行部と手を結ぶ可能性があります。
今後の政局を占う上で重要なのが小沢氏裁判の行方で、消費税増税法案審議中の4月26日に判決が出ますが、ここで有罪とされれば、小沢派は大きなダメージを受けます。悪の民主党幹部としては、是非とも有罪に持ち込みたいところです。小沢氏の裁判は、どう見ても有罪にはできません。政治資金規正法違反と言っても単なる期ずれの問題ですし、秘書らによる裏金授受というでっち上げも、運転手の記録によって覆されてしまいました。
検察の犯罪性だけが明らかになっているのです。ところが信じられないことに、小沢氏は有罪になりそうなのです。民主党幹部の犯罪者どもが最高裁関係者と連絡を取り合い、有罪にすべく工作しているとされているからです。
平野貞夫氏が代表を務める「日本一新の会」の3月22日付の記事には、次のような重大な情報が載せられています。(http://nipponissin1.blog136.fc2.com/blog-date-20120322.html)
(菅政権の元閣僚たちが、論告・判決に干渉しているとの情報あり)
小沢氏「有罪」の危惧が残る中で、看過できない情報が3月16日(金)、私に届いた。政府や国会議員等の情報管理に詳しい専門家からである。「菅政権の主要閣僚であった複数の政治家が、小沢裁判の指定弁護士側と論告の内容について意見を交換していた。詳細は明らかにできないが、方法としてメールやファックスが用いられたらしい。
論告求刑案が『添付ファイル』により議員関係者と指定弁護士周辺者でやりとりされた可能性があるとのことだ。最高裁関係者とも意見交換をやっている可能性が高いようだ」とのこと。にわかにはとても信じられない情報なので、国内外のインテリジェンス活動に詳しい国会議員秘書に意見を聴いたところ、
「この情報が正しい可能性はある。定常的に日本の政府と国会議員らのメールを監視している海外のインテリジェンス・コミュニティなどは、自分の国の国益にかなう情報はそれなりのキーパースンには伝えることがある。まして我が国の要人の電子メールは、複数の外国の諜報機関には筒抜けが実態だ。」との話が返ってきた。もしこれらの情報が正しいと仮定すれば、この国の内部で恐ろしい事態が進行していると言わざるを得ない・・・・
小沢氏を有罪にすべく談合が進んでいると見て間違いないでしょう。ここまで検察の犯罪が暴かれながら、それについては等閑視され、無実が明らかな小沢氏が有罪となれば、日本の司法に対して僅かながらも残されていた国民の信頼を一挙に失うことになります。司法と行政が結託して議員の政治生命と民意を葬り去ろうとしているわけで、国家の崩壊に繋がりかねない憂慮すべき事態となっています。
大震災・放射能被害に続いて、大増税という破壊的な政策が導入されようとしているわけで、これでは国民生活は成り立ちません。今度こそ、日本国民は立ち上がって国家に取り憑いたガンを取り除かなければなりません。広範な反政府運動が必要で、放置すればファッショ監視国家となって自由は圧殺され、国民は皆、貧窮生活を強いられることになるでしょう。
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-576.html
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