http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/217.html
Tweet |
党内抗争、第2幕へ=小沢系は徹底抗戦−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012032701070
2012/03/27-23:43 時事通信
民主党の消費増税関連法案の事前審査は27日、最大のヤマ場を迎えた。審査の場となった政策調査会の合同会議を仕切る前原誠司政調会長は、28日未明までに議論を打ち切る方針。しかし、小沢一郎元代表ら反対派は徹底抗戦の構えを崩さない。反対派の視線は「法案の採決時が勝負だ」(小沢氏系若手)と国会審議に向けられており、同党の内部抗争は党分裂含みで第2幕へと舞台を移す。
反対派を束ねる元代表は、事前審査には一度も顔を出さなかった。27日のCS番組収録では、連立を組む国民新党が消費増税に反対していることを踏まえ、野田佳彦首相を名指しで「何を考えているのか」と批判。議論打ち切りには「権力主義的なやり方」と不快感をあらわにした。
14日に始まった事前審査は、27日で40時間を超えた。執行部は、経済が上向かなければ増税を凍結する景気条項を再修正し、税率引き上げの条件としない形で経済成長率を明記したほか、税率を10%に引き上げた後の追加増税条項を削除。譲歩を重ねてきた狙いは丁寧な議論の実績づくりと反対派の切り崩しだ。これに対し、「消費増税は公約違反」と繰り返す元代表のグループは増税そのものに反対しており、事前審査の「物別れ」は双方とも織り込み済みと言える。
元代表は周辺に「結束していれば主導権を握れる」と明言しており、増税反対の狙いも党内の主導権掌握にありそうだ。消費増税法案採決の際に集団で造反する可能性をちらつかせ、同法案に「政治生命を懸ける」と言い切る首相を揺さぶる考え。そのためには執行部に押し切られた形を取る必要があるが、実際の採決となれば引くに引けず、党分裂に向かう可能性は否定できない。
「ガス抜き的に意見を言わせるだけで結論が決まっているのはおかしい」。小沢グループの中核である「一新会」の27日の会合では、質疑終結を表明した前原氏への反発が相次いだ。一方、前原氏は元代表とは距離を置く反対派の若手に「あなたは反対のための反対ではないだろう」と、ぎりぎりまで説得を続けた。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK128掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。