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国民に約束した公約を守る小沢氏と、約束を破った野田首相は、どちらが民主党の正統者か?
作成日時 : 2012/03/27 :(かっちの言い分)
標記のタイトルを見れば、誰もが小沢氏こそが民主党の正統者ということがわかるだろう。なぜなら、国民は国の中央集権から地方自治への転換をするという民主党に投票した。それを行うまで消費税は上げないと約束していたのだ。それを小沢氏を座敷牢に入れておいて、鬼の居ぬ間に最も根幹の約束を反故にして、4年間は上げないと言っていた消費税増税だけが、背後霊のような財務省に躍らされて不退転の決意となってしまった。税と社会保障の一体化というが、社会保障の姿は全く分からない。野党も全く議論しない。正に論より(税)金である。
そして、予想通り議論を打ち切り、前原議長一任で切り抜けようとしている。この様子がこの会議に出席していた三宅雪子議員がツイートしている。
三宅雪子 @miyake_yukiko35
一任というのは、私たちが一任していなくても、権限がある(と思っている)人が「一任して頂きます」といい放ってしまったら、ある意味そこで終わってしまうということです。
一任しません!一任しません!・・・、強引な議論打ちきり(突然徐行運転の車が百キロ出して振り切られたかんじ)雛壇の方々が去ったあと、むなしく 会議室に響いた私を含めた反対派の声。そして、帰宅し着替えたらもう4時。明日はもっとかかりそう。
昨日の強引な議事進行を司会に抗議。司会いわく、自分は司会、議長は前原さん。議長たる前原さんが終わるといった瞬間会議は終わらせるとのこと。「小学校のホームルームでも、株主総会でも同じだ」え!国会の党の会議の重さは違うと思うけど。
この状況に対して、小沢氏も不退転の覚悟で消費税増税について、直接野田首相を名指しで以下のように批判している。
民主党の小沢一郎元代表は27日、CS放送「朝日ニュースター」の番組収録で、野田佳彦首相が消費増税関連法案の月内閣議決定を目指していることについて、「国会に提出しても議論されるかどうかも見通しが全く立たないまま突っ込んでいく感じだ。野田さんも何を考えているのかという感じが強い」と批判した。同法案の事前審査をめぐる党執行部の対応に関しても「権力主義的だ」と述べた。
小沢元代表は、消費増税方針に反発して離党する可能性について「政権交代の時の約束を約束なんかしたかなと、とぼけている人たちが離党するのが筋道だ」と重ねて否定。また、消費増税法案の成立に野党が協力する代わりに首相が衆院解散を約束する「話し合い解散」に関して「あり得ない。自民党も今では賛成ではないのではないか」と語った。(2012/03/27-19:33)
小沢氏も議論を尽くして、反対の実績を作っていると思われる。ここまで議論を尽くそうとしているのに、議論を打ち切り執行部が突っ込んでいくなら、非は野田執行部にある。そうなると、小沢氏グループが法案に反対しても大義が立つ。当然、党議拘束を掛けてくるので、小沢氏グループが反対票を入れれば、今までの例から党を除名しなければならない。そこまで、当然覚悟はしているはずである。以下の記事のように、政務三役の辞任論も何度も出ては、ずっと燻っている。
消費税率引き上げ関連法案に反対する民主党議員約30人は、26日の党合同会議前に国会内で会合を開き、可能な限り法案了承の先送りを目指す方針を確認した。 小沢一郎元代表グループでは、政務三役の辞任論も取りざたされている。 反対派の会合には小沢グループの東祥三衆院議員や鳩山元首相グループの川内博史衆院議員らが出席した。
自民党が本法案に賛成しない限り、小沢氏グループが反対すれば法案は潰れる。その時は民主党の分裂である。自民党が賛成するときには、野田首相と話し合い解散を約束しているときである。いずれにしても、消費税増税は政界再編の踏み絵となる。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201203/article_27.html
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