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消費税政局のこれから・・・財務省の冒した間違い(政経徒然草)
http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/188.html
投稿者 判官びいき 日時 2012 年 3 月 27 日 08:50:51: wiJQFJOyM8OJo
 

「命がけ」と言いながら「其の前に自分で自分の首を絞めている。」マゾの野田首相。「小沢を切れ」と言いながら、「其の前に自分の首が切られそうな」サドの自民党の谷垣総裁。鞭を持った谷垣氏が、裸の野田氏の尻を「小沢を切れ!」と叫びながら鞭で叩くという「見たくも想像も、したくない」構図である。が、お互いサド、マゾで相性がいいのかもしれない。冒頭から、品のない話になってしまったが、最近のお二人の発言を聞いていると「性的倒錯」とか「精神疾患」の症状が表れているのではないかと思われるような節が感じられる。

◆消費増税法案:野田首相、今国会成立に覚悟 「政治生命懸ける」
野田佳彦首相は24日、東京都内で講演し、消費増税法案について「ここで決断し政治を前進させることができなかったら、野田内閣の存在意義はない。不退転の決意で、政治生命を懸けて、命を懸けて、この国会中に成立をさせる意気込みで頑張る」と述べ、今国会の成立に自らの進退を懸ける覚悟を強調した。(毎日JPより抜粋)

◇「小沢切り、覚悟示して」谷垣氏
自民党の谷垣禎一総裁は25日、野田佳彦首相が消費増税法案の今国会成立に「政治生命を懸ける」と24日に明言したのを受け、法案に反対する民主党の小沢一郎元代表とたもとを分かつ覚悟があるかどうかを見極める考えを示した。谷垣氏は岐阜市の講演で「首相の選択肢は二つだ。党内融和を重視し、小沢さんにひれ伏すのか。大きな意味で野党との協力を求め、(衆院を)解散して党内を整理するのか」と述べた。
講演後の記者会見では「野田首相が非常に強い決意を持っていることは信じようと思っている」と述べたうえで「もう一回、国民との関係を作り直していくところまで進まないと本物ではない」と早期解散・総選挙に踏み切るよう促した。谷垣氏はこれまでも次期衆院選後の連携に前向きな発言を繰り返しており、早期解散によって「小沢切り」の覚悟を示すよう首相に迫る狙いがあるとみられる。 (毎日JPより抜粋)

今回の「消費税政局」と呼ばれる政局では、民主党と自民党の動きにばかり目を向けていると主役の動きを見逃すことになる。今回の政局の主役は、あくまで「財務省」である。野田首相や安住財務大臣、岡田副総理や自民党の谷垣総裁も、「消費税増税を実現させるための財務省の駒」の一つに過ぎない。財務省の視点から見てみよう。彼らの頭にあるのは
@消費税増税の確実な実現
A歳入庁創設の絶対防止
B天下り先の確保と権益の拡大

であり、その障害となっているのが
@小沢一郎及び、そのグループ そして、彼らにとって喫緊の問題となっているのが
@解散した場合、その先の展望が見えない。選挙結果が読めない。
A増税議論の中で、歳入庁創設が先行実施されそうな雰囲気が生じている。
B株高、円安、復興需要による景気への影響⇒景気上昇にともなう税収増
C予想を越える、反対派の抵抗と反対・慎重派議員の多さ
D予想を越える、世論の反対・慎重意見の多さ
E予想を超える、自民党、公明党内における反対意見の多さ

彼らが描いた政局は
「民主党から小沢一郎と、そのグループ(50人程度)を排除し、残った議員と自民党で大連立を組ませ消費税増税法案を成立させる。その後、解散させ、選挙後に衆参で過半数を確保できる政権(民主でも自民でも、どちらが中心でもよい。自分達の思い通りに動く政権)を樹立させる。」というものであったことは、ほぼ疑いない。
しかし、現実は、かなり「想定外」になりつつある。
第一の誤算は
@野田、谷垣両氏の役者としての資質の低さにあった。台詞は話せても、観客を引き込み、感動させるだけの力がなかった。
Aそもそも、脚本に無理があり、想定が甘すぎた。
ということだろう。

以上を簡単にまとめると
民主党内の雲行きが、怪しくなってきた。もしかすると増税反対・慎重の議員の方が多いのでは?財務省も疑心暗鬼に陥り、心配になってきた。今国会での法案成立に赤信号が灯り始めた。(どう考えても無理だと思うのだが・・・。)

そこで、財務省は少しシナリオを変更し、自民党の谷垣総裁を使い「小沢さんと、其のグループを切ることができれば、増税に協力しますよ。」というメッセージを民主党に送った。これは、解散優先論が強い自民党内の事情に配慮し、「ここで無理して法案を出しても国会で否決されますよ。(自民党は反対せざるを得ない。)

だったら、解散を先にして、選挙が終わってから、一緒になって増税法案を成立させましょうよ。(コチラの方が確実性が高いと財務省は考え始めた。)」と自民党側から持ちかけさせた。ところが、これも秘密会談が直ぐにバレ、タイミングも悪かったことから、両党内の反対派から猛烈な批判を浴びせられる結果になり、逆に野田、谷垣氏が追い込まれる結果になった。

というところが、今までの経緯だが、更に消費税増税議論が、思わぬ方向に飛び火しだしている。つまり、原点に逆もどりし「マニュフェストで国民と約束したことを大切に守るべきである」という政治や政党のあり方を問う議論が出始めた。つまり、「政治、政党への信頼を取り戻す為には、政党はどうあるべきなのか」という根本的な議論に、揺り戻されつつある。

マニュフェストを掲げ選挙選を戦い、多くの選挙民から選ばれた「マニュフェストを守るべきと主張する議員」を排除することの正当性が問われ始めている。つまり、小沢さんではないが、排除しようとする動機に不純なものを感じる人達が増えつつある。

つまり、結論を言えば1点は、財務省が小細工をやりすぎたということ。もう一点は、「反対するものは、排除すればいい」という民主主義を否定するような手法に対し、一部の国民がおかしいと感じ始めたことである。検察と同様に「政治介入」をしすぎたことが財務省の最大の問題点で、検察特捜部と同様、解体の危機に陥る可能性させ予感させる。

野田首相は「ここで決断し政治を前進させることができなかったら、野田内閣の存在意義はない。不退転の決意で、政治生命を懸けて、命を懸けて、この国会中に成立をさせる意気込みで頑張る」と語ったが、実はこの発言は非常に片手落ちな発言で、できなかった場合に、首相個人として、どういう責任の取り方をするのかを同時に発信しなければ、口だけと捉えられてもいたしかたないであろう。(切腹するとか・・・。)

菅政権以降の民主党政権では「責任を取る」という一番大事なことが、なされてこなかった。そのことが、「政治を前進させることができなくなった原因」の一つであり、「政治家の覚悟」を示すことができなくなったことの表れであり、それが国民の信頼を失った根本的な原因でもある。

「不退転の決意と政治生命と命と成立をさせる意気込み」で、政治が前進するならば命を懸ければいい。しかし、だれも野田首相が本当に「命を懸けて」までして増税をやろうとしているとは思っていない。政治が前進しないのは、何処に問題があるからなのか?人なのか?組織なのか?制度なのか?「人」ではないかと思う今日この頃である。
http://haru55.blogspot.jp/2012/03/blog-post_26.html
 

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コメント
 
01. 2012年3月27日 10:50:34 : imIi1Rs6Lg
●「不退転の決意で、政治生命を懸けて、命を懸けて、この国会中に成立をさせる意気込みで頑張る」・・・・野田総理の言葉であるが、自身の言葉に責任を取る覚悟が
感じられないのは人としての信頼が無いからである。
●野田総理の嘘つきペテンぶりがよく分かる動画は、下記のURL
是非拡散希望します。
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo

02. 2012年3月27日 11:16:32 : XR45ufXSBw
肥溜めから這い出てきた「汚染ドジョウ」には、
はじめっから「懸ける命」なんぞありゃしない。
肥料として掛けられる臭いウン命にあるわけだ。
狡猾財務ダニ官僚に使われポイ捨てされるだけ。

さすが二股ソケットの「松下生計塾生」らしいね。
路上では消費税反対、マニフェスト何ちゃらでも
棚ぼたソーリに変身すると「消費税増税命懸け」
ご遠慮なく不退転のまま地獄の底まで突っ走って。


03. 2012年3月27日 12:59:43 : n8usGiH2gg
<政治が前進しないのは、何処に問題があるからなのか?人なのか?組織なのか?制度なのか?「人」ではないかと思う今日この頃である>

そうです。「人」です。
準備も覚悟も能力もないまま、自惚れだけで政権を担い迷走している民主党政権・執行部の人たち、長い間、政治を影から牛耳ってきた正義感なき官僚たち、政治を金儲けの道具としか考えていない財界首脳たち、金と権力欲を満たすためだけに報道を生業とするマスコミの幹部たち、政権交代後も自助努力なしに、小沢一郎氏さえいなければ政権復帰できると勘違いしている野党首脳陣たち。
この人たちの動機が不純ゆえに、政治が前進できないのだと考えます。


04. 2012年3月27日 17:03:06 : zoaEzlXxfw
[ノダ」の顔 あれは人間の顔じゃない。
シロアリに内側から操られ食いつくされて薄皮1枚残っているだけ。
外からも内側のボコボコが透けて見えている。
証拠に近頃は「シロアリ」の一言も言わなくなった。
もはや憤死寸前。

05. 2012年3月27日 17:17:52 : BlKMapnszQ
検察組織解体、財務省解体!
特捜は解体しないといけません。悪の根源です。
財務省も国税局を切り離し、脱税検挙組織を外さないと
いつまでも威張り散らすでしょう。
ノーパンシャブシャブ本家本元は、財務省(大蔵省)この後
アメリカの従米隷属官僚が権力にぎり、日本はおかしくなっている。
一気に解体さしましょう。

日本の新生するには、まだまだあります。
政治家の質もよくしないといけません。
この国はアメリカではありません、日本です。
日本に顔を向けた政治家を選ばないといけません。
これは、有権者の責任です。


06. 2012年3月27日 18:27:39 : O7S9Dh58G6
お前ら聞いてくれ。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120327ddm002010078000c.html
><消費増税>法案名称に「社会保障」民主内慎重派に配慮で

>民主党は26日、社会保障と税の一体改革調査会などの合同会議で消費増税法案の事前審査を続けた。執行部は法案の正式名称を「消費税法改正案」から「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法改正案」に改める修正案を提示。

法案名までより冗長的でおかしいだろ。
大馬鹿の頭は一体どういう構造になっているんだろうか。
誰か教えてくれ。

いっとくが日本はデフレ不況の真っ只中。
デフレ不況下は物価が下がり続ける分、物が売れず企業利益が減って、
所得も下がり続けてるので税収も期待通りに増えない。
1997年は歳入53.9兆円、2001年47.9兆円、2011年40.9兆円。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeisei/03.htm#031
時折50兆円超の歳入を確保できたときもあるが、
一度もデフレ直前年の1997年の税収を上回ったことがない。

それもその筈。これまでの政府がデフレ政策をやり続けたもんだから、
紙幣の価値が高まったもんで民間企業は融資を受けず、
投資もしないもんで負債の返済を第一に考え、
金持ちは貯蓄するわ大企業は内部留保を溜め込むわ、
結局、市場に流通している紙幣が減り続けて経済が縮小し税収も減っていく。

デフレは良いことないんだよな。政府の経済対策が功を奏さないのは、
デフレに陥っている時に構造改革だ規制緩和だと喚きほざいて、
デフレ政策をやり続けたのが原因。実はグローバル化もデフレ促進政策。

そんな中で逆進性の大きい消費税率を引き上げたらどうなるか・・・。
社会保障の財源を確保するどころか10年後の税収は今より下がってるかもな。
アメリカも戦前の大恐慌で日本でいう消費税を引き上げて財政が余計に悪化。
歴史で証明されているのに消費増税に不退転とかね。とんでもねぇ馬鹿だな。

誰か野田佳彦に教えてやってくれ。
あんたこのままだと餓えた国民から●されるぞと。

拡散よろしこ。


07. 2012年3月27日 22:59:07 : VXP60kBWUM
>2さん

 韻をふんでいる論調が、キャッチコピーとしてのインパクト十分です。
 狂気な野田ということを、如何に、国民に皆さんに認識してもらうことが、
 わが国の、主権在民、民主主義の維持のために、喫緊のテーマです。
 納得!


08. 2012年3月28日 11:38:17 : 5SlbjfN1JQ
かの植草氏のブログによれば、 民主党の事前審査打ち切りで、多数決採決もせず執行部一任でもなく、朝日は勝手に了承されたと書いているらしい。

まさに党執行部は強行路線か。 社会保障の改革はないではないかという批判に対して、長々と 社会保障うんぬんと言い訳が゛ましい法案名の修正案を出したらしいが、これでは前原の力量がどれほどかあからさまになったと言うことだけが残っただけ。

投稿者 判官びいきさんの記事は今までの経緯をよく整理されていて分かりやすい
野田や岡田そして谷垣自民を背後でシナリオを書いて操っているのは財務省だということでよくわかる。

さて、閣議決定を強行するとして今後の展望だが、確かに谷垣自民の全議員が法案賛成に与すれば、衆参ともオザワグループや中間派の増税反対派が採決で反対票や棄権・欠席に回っても法案可決は可能だろう。野田総理は何が何でも谷垣自民の賛成を得て法案成立させたい、そうなれば民主は解散総選挙で自爆自滅しても構わないとそこまでなれるかどうか? 同時に 事前の小沢切りや早期解散総選挙の確約なくとも、野田民主が法案成立後に解散総選挙に追い込まれるなら財務省の要求どうり法案成立のため賛成するかどうか?!
両者が財務省の第一の目的である増税法案成立を全てを犠牲にしても優先するなら、その方向で法案成立と早期解散総選挙で国会は進む可能性もありうるだろう
しかし、財務省の思惑通り進む可能性の確率は少ないのではないか。

やはり野田総理は政治生命を賭けても、民主党分裂民主政権崩壊という自爆まで突き進めない?!
谷垣自民も維新の会ら第三局の勢いと消費増税争点の選挙には恐れが強い。
今まで主張してきた法案成立前の総選挙や小沢切り大連立や話し合い解散を全て反古にして法案賛成したとしても、解散総選挙を戦えるだろうか??
谷垣自民が野田民主増税賛成派と選挙調整して、反増税連合勢力と壮絶な戦いをやり抜けるだろうか。

霞ヶ関財務官僚は 高見の見物で済まされるだろうが、政治生命を賭ける候補者は
そうはゆかない。

そういえば、小沢氏は年当初は今国会中の解散総選挙があると身近な議員達へ選挙準備を勧めたそうだが、 3月初め頃より今国会6月、9月の代表選までには解散総選挙はないに変わったらしい。しかし、新代表次第ではその後は分からないと言ったらしい。

ここまでくれば、財務官僚の振り付け通りの法案で、閣議決定し国会審議するまではこぎつけるだろう。

しかし、国会審議は紛糾することは間違いない。 民主か自民か党派に関係なく消費増税に反対か賛成か、国会議員の行動を選挙民はしっかり見ている。


09. 2012年3月28日 13:46:07 : iLa8bEKvgA
谷垣の総裁任期が9月で解散しないと確実に総裁を降ろされるだろう。
だから野田が谷垣の協力を得たいなら、消費税増税法案を通してもらった
見返りに6月か7月に総選挙で決まり。

しかし事はそう簡単ではない。次期選挙では150人以上の民主党議員が
落選する。法案に賛成したらすぐに選挙と分かっている小沢グループ以外の
落選しそうな中間派議員がそう簡単に法案に賛成するだろうか。

賛成しても反対しても解散なら、選挙を考えて反対に回る議員が増えると
思われる。



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