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誰も通らない裏道
2012/03/24
東京地検刑事部 様
田代検事の捜査報告書虚偽記載事件は
暴力団や検察という違いは考えず
上下関係で判断してください
**********
「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」
(検察審査会が小沢一郎の起訴議決をした際の審査補助員、吉田繁実弁護士の言葉)
**********
本年1月12日、私も会員である健全な法治国家のために声を上げる市民の会が田代政弘検事らを最高検察庁に告発してから、すでに1カ月半近くがたった。
この告発は最高検から東京地検刑事部に回送され受理されており、市民の会では2月9日と2月21日の2回にわたって東京地検刑事部長あてに「捜査要請書」を提出している。
本来、こうした要請書が提出された場合、その受取の窓口は文書課なのだが、2回目の時には刑事部の事務担当統括捜査官がやって来て、われわれと面談をした。
この時、この統括捜査官はにこやかに(もちろん目は笑っていないが)、「これからまた3回目、4回目とこのような文書を出す予定はおありになるのですか?」と聞いてきたので、「きちんと捜査をしていただければ、もう来ません」とお答えしたものである。
その後、田代検事の事情聴取をしたという報道が流れたが、それ以降は動きがない。どうやら、「小沢公判に影響を与える」という理由で、判決が出るまでは何もないという説もある。
しかし、そもそもが小沢一郎をめぐる「政治とカネ」の捜査自体が日本の国政に重大な影響を及ぼし(なにしろ次期総理大臣の最有力候補だった野党第一党の代表が、その座に就くことができなかったのだから)、その後3年間の政局を歪めるだけ歪めてきたのだから、今さら判決云々などと言っている場合ではない。
しかも、田代検事の虚偽記載こそが、この公判の最大のポイントなのだ。
ここで致命的に重要なのは、この虚偽記載が田代検事個人の犯罪なのか、それとも上層部からの指示なのかという点である。
が、これについてはすでにいくつかの報道があり、検察は虚偽記載の事実を事前に把握しており、さらに複数の検事が関与していたことまでが指摘されている。
・石川議員の虚偽報告書、上司指示で書き換えか 複数検事、関与の可能性
(産経ニュース)
つまり、この虚偽記載は東京地検ぐるみで行われたと推認できるわけだ(最近の裁判では、この推認だけで有罪にできるらしい)。
であれば、ことは田代検事一人の問題ではなく、当然、当時の特捜部長にまで波及すべきだし、さらにそのもっと上まで捜査の手が伸びるべきである(小沢一郎だって、その論理で追及したわけで、マスメディアにしても、陸山会に対したのと同じ姿勢で検察組織に斬り込むべきだろう)。
ということで、東京地検刑事部においては早急に、この事件は「暴力団や検察という違いは考えずに、上下関係で判断して」捜査を進めていただきたい。
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2012/03/post-a92e.html
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